コスパ最高!万年筆カクノにスケルトンモデル登場[文具]
パイロットカクノに新モデル登場

1本1000円で購入出来るお手頃万年筆カクノは若い世代から万年筆愛好家の人までたくさんの人の支持を集めているモデル。
これまで、カラーバリエーションとペン先F(細字)M(中字)の展開ででしたが、2017年7月に新しくスケルトンモデルが登場、それと同時にペン先にEF(極細)が新たらしいラインナップが加わりました。
さっそく新しいカクノの魅力に触れてみましょう。
書き味のよいペン先は、パイロット万年筆コクーン¥3000-と同じというから驚き。

スケルトンになってもカクノは¥1000ー(税別)は変わりません。
万年筆におけるスケルトンの魅力はなんといっても、中に入っているインクの色が見える事。
最近の万年筆人気のひとつに、各メーカーから様々なカラーインクが発売されて、それぞれに微妙に色が異なりユーザーの心をつかんでやみません。
国内だけでも、どれだけのオリジナルインクが発売されているのかわからないほどです。
これだけの魅力的な万年筆インクがあるので、つい?インクの数だけ万年筆がほしくなるユーザーが続出しているとか。
小売店さんで話を聞くと、インクと一緒に購入される方や、カクノスケルトンモデルを1人で数本同時に買って帰られるお客さんも多いそうです。
ペン先
新しく加わった極細EFのペン先
カクノのシンボルのスマイルマークは健在です。
MとEFペン先太さの比較
ペン先の細さは書く対象や個人の好みで左右されます、この中間がいいかな?という方にはF(細字)も用意されています。
お店によっては試し書きができる店舗もあるので、気になる方は一度店頭で試し書きをしてみると好みのペン先を見つけることができるはずです。
新カクノにはCON-70が使える!?
カクノは付属もインクカートリッジの他に、コンバーター(別売)を使って、上記の万年筆インクを使う事ができます。
現在パイロットからはCON-40とCON-70のふたつのタイプのコンバーターが発売されていますが、カクノが発売された当時CON-50(廃版)のみが対応で、CON-40が後継されました。
2つの違いは、中に入るインクの容量ですが、コンバーターの形状も異なるので、万年筆によっては(旧カクノ)非対応のモデルもあります。
さて新しいカクノ?
新旧カクノにコンバーターが入るかどうか試して見ると?
まずは旧カクノ
CON-70ではコンバーターが飛び出してしまいました。
おや?こちらのカクノにはCON-70のコンバーターが収まりました。
カクノ本体の形状はパッケージでは判断できないのですが、すくなくとも初期モデルにはCON-70は使えないようです。
この実験は文具店さん協力で行いました。
が、パイロットに確認したところ、オフィシャルではCON-70を推奨しないという事?
どうしてオフィシャルじゃない?
ここからはボクの憶測なので信憑性は読者の判断にお任せしますが、なんとなくこんな理由からではないかと無責任に思うのは・・・
CON-40は本体そのものがスケルトンなので、スケルトンモデルのカクノのコンセプトとマッチしますが、CON-70の場合はコンバーターの半分しか透明でないため、魅力が半減しています。
メーカーの思惑、商品のコンセプトの観点から推奨しないという事が考えられます。
果たして真相はいかに?
CON-40 VS CON-70
メーカーが推奨しないコンバーターをぜひ使いましょうとはいいづらいのですが、使えるものは使っちゃえ!
なので、使える事を前提でCON-40とCON-70の比較を。
CON−40 容量0.4cc 吸入式
CON-70 容量1.0cc プッシュ式
なので、使える事を前提でCON-40とCON-70の比較を。
CON−40 容量0.4cc 吸入式
CON-70 容量1.0cc プッシュ式
容量では倍以上の差があるコンバーターです。
もちろんCON-70であれば1回の補充で大量?筆記が可能なので、とにかく書く事が大好きなユーザーにはこちらCON-70がオススメです。
CON-40は容量が少ないですが、スケルトンモデルに良く似合う全身スケルトンなコンバーターなので、新カクノとの相性もすこぶる良好な仲の良いカップルと言えます。
また、容量が少ないことはデメリットではなく、いろんなインクを入れ替えて使いたいユーザーには、インク補充のタイミングが早いCON-40にメリットがあります。
条件をデメリットとしてとらえるのではなく、機会(チャンス)としてとらえてみるのも現実的におもしろいと思います。
まとめ
今回はじめてEFということで極細のペン先を購入しました。
手帳など細かい筆記に使いたい方にはEFは嬉しい選択しのひとつです。
ただボクのようなちょっと年配者には中字のMの方が書きやすいと感じます。
願わくば・・・次は太字のBが発売されると嬉しいと思う今回のカクノ新モデルです。
Amazonサイト
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