アシュフォードシステム手帳 アイデアスケッチM5の徹底活用法![文具]
システム手帳 アイデアスケッチM5を使い倒す!
システム手帳といえば
かつてバブル経済が全盛の頃、できるビジネスパーソンはこぞって大きなシステム手帳を小脇に抱えてビジネス街を闊歩して印象があり、1980年から1990年初等のビジネスマンのマストアイテムでした。
バブルと昭和はすでに過去になって、最近は平成生まれの新社会人やら、バブルを知らない子供たちやらが、社会の戦力として活躍する時代になりました。
アシュフォードのシステム手帳
2016年創業30年を迎えた、日本のシステム手帳の大手メーカーアシュフォードは30周年の一環として、往年のシステム手帳の原点「プレスコット」を復刻しました。
それに協賛した、神戸ナガサワ文具センターは現在販売されているバイブルサイズのシステム手帳の中では最大級の30mmリングを採用したシステム手帳「ビッグマン」を135個を限定発売したところ、ほぼ完売状態にあるという人気振り。
アイデアスケッチ M5
そんなバイブルサイズのシステム手帳もとても魅力的ですが、ボクのライフスタイル的には「何より小さく軽く、かつ機能的」を求める性格のようで、これはボクだけではなく、登山やアウトドアの経験者に多く見られる傾向のようです。
このアイデアスケッチM5は、mini5穴のリフィルを使用するタイプのシステム手帳としては市販されているモデルとしては最小サイズで、携帯性に優れているだけでなく、各所にその新しい機能を有しています。
- ペンホルダー
- 栞付き
- スマホ滑り止め
- 名刺入れ
ペンホルダー
アジャスター機能付きペンホルダーがすこぶる便利
アイデアスケッチM5そのものが小型のシステム手帳なので、あまり大きなペンと携帯する事はないかもしれません。
写真のHi-TEC Cのような極細のボールペンでも、アジャスターがしっかりホールドしてくれています。
では太いペンはダメ?
このサイズで太いペンを家の中を探してみて見つけたのはこちら。
ペリカン万年筆M400 モデル
極太ではないですが、このサイズ(長さ)では、太いモデルと言っていいでしょう。
もちろん大丈夫です。
栞付き
これまでに発売されたシステム手帳で「栞」が付いているモデルを見たことがありませんでしたが、このアイデアスケッチM5にはオシャレな栞がついていて、使って見ると想像時用に便利でした。
スマホ滑り止め
メモをとる時にスマートフォンの画面を見ながら筆記することってありませんか?
この裏地はスマートフォンを乗せたまま、右のページで筆記するときに大活躍してくれます。
立ったまま筆記することも可能なので、スマートフォンで通話(スピーカーモード)しながらメモをとることも可能になりました。
名刺入れ
中にはポケットも用意されているので、数枚程度の名刺を入れておくと、咄嗟の時(いわゆる名刺入れを持たずに外出した場合)にも、慌てずにすむ安心設計。
システム手帳で万年筆を!
ボクがアイデアスケッチM5を購入した1番の理由は、妻からもらった万年筆モンブランマイスターシュテュック114モーツアルトと相性がベストマッチだったから。
万年筆ファンにはお馴染みのマイスターシュテュック114モーツアルトは、無骨で太いモンブラン万年筆の印象とは少し異なる趣きのペンで、実に小さいのが特徴です。
ボクがminiサイズを好むことを知っていて、今ほど文具や万年筆に傾倒する以前にプレゼントしてくれた1本だったのですが、ご覧のとおりのこのサイズ、使いどころが難しくて実は留守居役に回っていた万年筆でした。
運命の出会いは突然やってくる
まるで「前前前世」から探していたんだよ!と言いたげな、運命的出会いを果たした二人。
万年筆インク対策
乾きが遅い万年筆インクの場合、反対側のページにインクが付いてしまうケースがあります。
この対策について画期的な?手法がありました。
レシピ
- 吸取紙
- 5穴パンチ
- カッターナイフ
- 定規
- あればカッティングシート
ブロッターに使う用紙です、運良くこの用紙の幅がmicro5にジャストサイズ!
1枚で2ページ分を作ることできます。
同じサイズのリフィルと合わせてカットすると簡単です。
簡易版の穴開けパンチですが、十分活用可能です。
っていうかとっても便利です。
ちょっと乱暴ですが、書いたあとすぐにページを閉じるとこんな風に、反対側のページにインクが写ってしまいますが、吸取紙ページを挟んでおけば、どんなインクを使って書いても大丈夫!
マスキングテープを使って、タグのように付けておくて目印になったりするのでこちらも便利です。
まとめ
携帯性に優れて、持ちやすくかつ書きやすい。
ペンと一緒に持ちあることで、速記性にもとんだアイデアスケッチM5はバブル時代のシステム手帳は異なる進化を遂げた今の時代にふさわしいシステム手帳です。
バイブルサイズやmini6穴に比べれば、書く事ができるスペースは小さいですが、用途に合わせて使い分ける事ができる楽しみができる手帳といえます。
大切な事は、どんなに高価で高性能なものでも、自分のライフスタイルに合わなければ実にもったいない買い物になってしまいますが、自分に役立ち演出してくれるツールを持つ事は、おとなの嗜みかもしれません。
情報
アイデアスケッチM5販売店
伊勢丹・蔦屋書店・ナガサワ文具センターの一部店舗で販売されているのを確認しました。
「アシュフォードシステム手帳30周年記念モデル アイデアスケッチM5」でお問い合わせください。
アシュフォード公式サイトはコチラ
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