優しいホリエモン!堀江貴文講演会in大阪
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書籍(本・雑誌)
「ゼロ」堀江貴文(ダイヤモンド社刊)が30万部を超えた!
このカテゴリーで、30万部は立派なベストセラーだ。
その著者、堀江貴文氏が大阪で講演会をされるというで、2014年2月16日日曜日、大阪マイドームおおさかへ聞きにいってきた。
会場は約800人くらいの席が用意されていたが、講演が始まる頃には立ち見の人たちで会場はあふれた。2時間の講演は、前半1時間講演、後半1時間は質疑応答にあてられた。
前半の講演は、本書「ゼロ」を執筆にいたった経緯についてと、本書の内容に触れられている。(興味がある方は、一度書店で手にとってみられる事をオススメする)
特に面白かったのは、後半の質疑応答。
その中で、ある起業したいという人物から「堀江さんが、起業されるとき何を考えましたか?尊敬する人物は誰ですか?」という質問が出た。
それに対して堀江氏は・・・
「それ聞いてどうするの?」
「・・・・・・」
この話を、家族に聞かせたら「なんでそんな言い方するの!」「優しくない!」と、否定的な意見が返ってきた。いや、もっともなご意見。
でもね、ほんとの話、それは質問者にとっては、なんの意味のないお話ですよね。(たぶん自己満足で完結する)
まして、これから起業しようとする人が、その意識の持ち方では、たぶん失敗するでしょう。
以前、mont-bellの辰野勇会長も同じ事をおっしゃっていた。
「私(辰野氏)が、何を思おうと、感じようと、それは私個人の事で、あなたには何の参考にもならない、さらに尊敬する人もいない」と。
表現の違いはあれ、このふたりは全く同じ答方をされていた。
質問者にとっては、居心地の悪い思いをされたかもしれないけれど、これから起業して成功を収めようとするなら、この位の気構えが必要なのだと。
今回の講演会は、質問者にとっては非常に意義のある講演会になったのだと思うと同時に、その場しのぎ的な返答をされなかった、堀江氏は実に優しい人物だと思ったしだい。
ところが・・・僕も、ずけずけと物事を言ってしまう性格なので、特に女性からすると「冷たい」とか「優しくない」とかで嫌われます。
やっぱり「言葉」って難しいですよね(笑)
まとめ
・「目標」「尊敬」する人的な質問は、どの講演会でも、よくある質問ですが、講師にとって一番無駄だといわれる質問だそうです。
・講演会(セミナー)に参加するのは、時間もお金も費やしているので、なにかひとつでも持って帰るくらいの貪欲さは必要。
・子供じゃないので、頭をなでられて「良い子良い子」してもらうんじゃなくて、叱られる位の講演会こそ得られる事は多い・・・はず。
・講演者も、質疑応答で受講者の理解度を確認するので、講演者が返答に詰まるくらいの質問をするのが望ましい(笑)
・といった点をふまえて、講演会やセミナーに望んでみてはいかがでしょうか?
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