*

「モノが少ないと快適に働ける」ではじめるデスクのダイエット本[書評]

公開日: : 最終更新日:2015/02/02 仕事術, 文具, 書籍(本・雑誌), 書評

モノが少ないと快適に働ける 土橋正著

IMG_20141224_0001

 

土橋正さんといえば、文具コンサルト・ステーショナリーディレクター、そして関連著書も多く、文具業界でこの人を知らない人はいない!
文具業界に日の浅い、このボクでもお名前は聞き及んでいるほどでしたから。

一般のユーザーには、コンサルタントなど仕事は裏方家業になるので、ご存じない方もいるかもしれませんが・・・

今年2014年、LOFTで行われた「文具の達人が愛用する Favorite Stationery」コーナー(各店舗巡回)のおひとりとして、センスあふれる文具のチョイスをされていました。

文具の達人4人

  • 土橋正(文具コンサルタント)
  • 堤信子(日本一の文具アナウンサー)
  • 小日向京(ライター・編集)
  • 佐久間英彰(クリエイター・ジブン手帳の人)

という、文具ファンにはたまらない豪華な顔ぶれ。

モノが少ないと快適に働ける(本書)

  • 第1章 書類、ノート、名刺など紙類の流れを作る
  • 第2章 デスク環境のミニマリズム
  • 第3章 ミニマリズム的時間管理
  • 第4章 ミニマリズム的プライベートライフ

さて、この章立てをみてもわかるとおり、あちこちに「ミニマリズム」ということば出てきます。
これは、本書のテーマである「モノが少ないと・・・」に通じる最大の命題です。

本書の中からいくつかを紹介しましょう。

モノが多い=ロス時間が多い

モノが多いという以前に散らかったデスク

モノが多いという以前に散らかったデスク

ボク自身がそうですが、モノを買ってもらえない、買えない時代を経験しているので、身の回りのモノがあることで安心感を覚えてしまう傾向にあります。
それはそれで、実にいいことなのですが、必要以上にモノに囲まれてしまうと、いざソレを使おうとしたときに探す時間がかかってしまう訳です。
1日に数回数十秒?数分?の事でも、1ヶ月〜1年の長さで測れば実に無駄な作業に時間が費やされてしまうのに気がつきますか?

上記写真:モノがすくなければこんな風に散らかることもなくなります。

多機能よりも単一機能

マルチ機能と聞くとなんでも出来て便利だよね!ってイメージですが、多色ボールペンを思い出してください。
たしかに外出先では、持ち物を少なくできて活用できる多色ボールペンも事務所や職場のデスクで使うとき、はじめのワンノックで黒を使いたいときにひと呼吸おきませんか?
これがロス時間です。
さっと出してさっと使うツールは単機能の方がより早く、より簡単に使えます。

単色フリクションボールと4色

単色フリクションボールと4色

ヤドカリスタイル事務所

土橋さんが初めて事務所を借りたところはレンタル事務所!?
なので、毎日自分の机が変わる事があったそうです、なので自分の仕事道具はすべて持ち歩きで通わなくてはいけなかった!(今でいうところのシェアオフィス)
このために、必要な道具を可能な限りそぎ落とす必要ができた訳です。
(そのノウハウはぜひ本書を読んでいただきたい)

一番のダイエットは捨てる(処理)行為

捨てる→正しくは「処理」
「処理」とは「物事を取りさばいて始末をつける」という意味、この「取りさばく」という行為が、日々積み上げられていく書類との格闘から解放される。
書類の整理に関しては本書の第1章「書類編」にも書かれている次の項目と合わせて、より理解を深めて欲しい。

  1. アクティブ書類
  2. スキャン用書類
  3. 保存用書類
  4. ゴミ箱行き

書類を大きく、この4つに分けることで、「処理」が最適化される。

土橋式オリジナルホールド

24時間時計式Todoふせん
土橋さんオリジナルの24時間式アナログ時計にTodoを落とし込む時間管理術だ!
一般のTodo「リスト式」は常に箇条書きなため、1日で処理しきれない項目も無計画に生み出してしまう恐れがある、いわゆるオープンリスト。
それに対して、土橋さんはクローズドな時計式を採用、これなら1日のTodoが24時間の枠の中にすっぽり収まり、余剰なTodoははいる余地がなくなってしまう。

IMG_0956
24時間式アナログ時計ふせんは、土橋さんのオリジナルツール、時にはこういったツールを自作することで、自分の大切な時間まで「余剰な仕事からもダイエット」する事ができるわけです。

まとめ

土橋正さんとは先日、台灣の文具イベントご一緒させていただたばかりでした。
文具好きの人って、どこか・・・っぽいところが(多少)あるものですが、土橋さんはまったく・・・っぽさ(笑)を感じさせない、スマートなジェントルマンだったので、ある意味拍子抜け(あっ、すいません)
お会いする前に、この本を買って読んでいたのですが、読み終わる前に台灣で出会ってしまい、本のお話しを切り出すことができずちょっと残念さが残ってしまいました。
お会いして感じた事ですが、この人のスマートさは無駄なモノを全てそぎ落とした身の軽さ、装飾のないシンプルな佇まいは、本に書かれている事務所や仕事術と同様に、そのひとがらやライフスタイルにも映し出されていました。
仕事は顔やその容姿にもあらわれるということですね。
さて来年は、いや今日から土橋さんを見習ってシンプルなスタイルで毎日をおくろう!その前に身近かな所からダイエット。


関連記事

100円均一で作るマスキングテープカッター #おとなの文具

おじさんのためのマスキングテープ活用術 デスクワークをしていると、意外とマスキングテープを使う

記事を読む

優しいホリエモン!堀江貴文講演会in大阪

「ゼロ」堀江貴文(ダイヤモンド社刊)が30万部を超えた! このカテゴリーで、30万部は立派なベ

記事を読む

トヨタでもらったボールペンPRIUS!IMPOSSIBLE PEN 4WAYが秀逸すぎる![文具]

PRIUS!IMPOSSIBLE PEN 4WAY 先日トヨタのディーラーへ愛車の点検へ行った時に

記事を読む

STAND UP PENCASE grain どこでも活躍!携帯性に優れた立つペンケース[文具]

STAND UP PENCASE メーカーのgrainは機能製を追求したブランドで、他

記事を読む

ラミーサファリを色鉛筆がわりに?[文具]

LAMY Safari 色えんぴつ化プロジェクト? ボクが愛用する日常万年筆ラミーサファリ

記事を読む

ちょっとありえない?天狼院書店の5つの魅力

天狼院書店 2013年9月、東京池袋・雑司ヶ谷にオープンした書店「天狼院」 なんともいかめし

記事を読む

初心者が迷わない、手帳選びの5つのポイント 笔记本 [手帳術]

初心者が迷わない、手帳選びの5つのポイント この季節になると、各出版社から続々と手帳特集の雑誌発

記事を読む

趣味の文具箱vol.37 隠れた名品をめぐる文具な旅へ[文具]

趣味の文具箱vol.37 隠れた名品をめぐる文具な旅へ 趣味の文具箱は枻(えい)出版が発行

記事を読む

セルロイド万年筆 大西製作所・匠の技を見た![文具]

セルロイド万年筆に匠の技を見た。 セルロイド万年筆[/caption] 日本でも数少ない手仕事で

記事を読む

いつものノートがグレードアップ!伊東屋オリジナルノートカバー[文具]

伊東屋オリジナルノートブックカバー 東京銀座の伊東屋 文具ファンにはお馴染みの銀座の老舗

記事を読む

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

STALOGY マスキング丸テープを使ったデジカメバッテリー管理術!?「文具」

STALOGY(ニトムズ) マスキング丸テープを使ってカメラのバッテリ

サクラクラフトラボ003、引力に導かれた筆記具の魅力[文具]

SAKURA craft_lab 003 引力を味方につけた筆記具の新

アクアドロップで出張も旅ももっと自由に![文具バリスタ]

リヒトラブのとじ具が開くメモ「アクアドロップ」で旅をもっと自由にするア

万年筆インクを自分で作る!?ミクサブルインクで楽しむ自分オリジナルインクの世界[文具]

ミクサブルインクmini発売!手軽に楽しむオリジナルインクの世界

大阪城公園で新しいスターバック体験ができる大阪城公園森ノ宮店が5月1日オープン![カフェ]

大阪城公園で新しいスターバック体験ができる大阪城公園森ノ宮店が5月1日

→もっと見る

PAGE TOP ↑