年賀状のメリットって？[コラム]

年賀状

日本人の習慣として、年始に新しい年の挨拶状をおくるには、節目をつけるいい習慣だと思っていますが、この作業がなかなかどうして大変な重労働。

年賀状のメリット

• お世話になったあの方へ、大人としてちゃんと挨拶ができる。
• 古い友人で年賀状だけのつきあいでも、関係を継続することができる。
• 自分の近況もあいてにさりげなく（臆面もなく・・・パパになったとか）報告できる。
• 自分の交際関係が再確認できる。
• SNS(Twitter/Line/Facebook）にない、特別さを感じる事ができる。
• 切手シートでも当たればうれしい！
• 郵便局の非常勤職員（アルバイト）に貢献できる。

デメリット

• SNSなら時間も手間も無く簡単に挨拶できる
• 節目の感覚や重要性を感じない。
• 書くための時間がない。
• めんどくさい
• むしろ人間関係に関心がないので、必要性を感じない。

要約

要約すると、年賀状を出したい人は人間関係を大切にしたい人（もちろん義理のつきあいもあるけど）。
否定の人は、「めんどくさい」のと、人間関係にドライな人。
どちらも、まちがいではないので「いい」「悪い」の問題ではない。
つねに文化は変化していくので、否定派の人たちが多くなれば、年賀状を送らない事の方がスタンダードになるでしょう。

SNS(Twitter/Line/Facebook）は新しい人間関係を作るツールとして普及。
その結果「友達」の数は、SNSが誕生する以前と比べて飛躍的に増えています。
リアルな人間関係より、パソコンやスマートフォンなどのデバイスを使ったコミュニケーションのより合理的な思考です。
「いや手書きの方が人間らしい」とか「ぬくもりが感じられる」というのは、非論理的な感情といえます。

でもね・・・

まとめ

ボクら日本人はクリスマスやハロウィンを楽しみながら初詣に出かける民族ですから、イベントと同じように、年賀状文化を楽しんでみましょう。
年賀状を一つの作品ととらえて仲間にくばったり、普段口にできない感謝の言葉を添えて、尊敬するひとへ送ることもOKでしょう。
バレンタインやホワイトデイのように、言葉や気持ちを伝えるチャンスとして活かしてみるのもいいのでは？
年賀状は数ではなく、相手に送る気持ちが一番大切です。
「０」と「１」で表現できない「感情」は非合理的・非論理的でも、「感謝」として感じる事ができる生の人間がそこにいるのも事実なのですから。