シャープ替芯ケースのトレンド考察[文具]
シャープ替芯ケースについての考察
ボクが子どもの頃のシャープ替芯といえば、12本入りHBが標準でした。
そも頃から見ると、今の世の中「シャープ替芯」その種類は驚くほど豊富になりました。
前回の記事で、段ボール素材を使ったシャープペンシルの替芯(以下シャープ替芯)を紹介しましたが、そのバリエーションたるやとても全部の種類を覚えきれないほどです。
現在のシャープ替芯のバリエーション
現在、一般的に街の文具店やコンビニエンスストアなどで購入できる物を例にあげると(超専門的なものは除く)
・0.2mm
・0.3mm
・0.5mm
・0.7mm
・0.9mm
・1.3mm
・2mm
ざっと思い出すだけでもこれだけの種類があります。
もっともオーソドックスな、芯の濃さ(硬さ)のバリエーションが多いのは0.5mm。
株式会社ぺんてるから0.2mm芯の「オレンズ」が発売されたのは2014年、それ以降芯の太さのバリエーションが増えたように感じます。
0.2mmや0.3mmなどの極細は製図用だったり、太い芯はデザイン向けだったり、芯の太さは用途によって変える物ではありますが、人によっては細いのが好みだから0.3mmなどを使うといった、個性による選択が見える時代になりました。
用途によって使い分けるシャープペンシル
ボク自身、手帳やメモなどの用途の場合は0.5mmや0.7mmを、絵コンテなどの図案を描く時は2.0mmというように使い分けています。
手帳の予定表に書き込む作業は、スマートフォンの登場で機会が減っていて、0.7mm1本ですべて賄うこともできないわけではありませんが、お気に入りのシャープペンシルがあれば複数本持って歩きたくもなります。
シャー芯ケース
若い世代で、木軸のシャープペンシルが人気を集めたり、三菱鉛筆株式会社のクルトガダイブが大ヒットしたりと、シャープペンシルの人気はまだまだ右肩あがりです。
と同時に、シャープペンシルの替芯ケーズにもブームが飛び火して、文具イベントの会場ではや通販のサイトでも人気の作家さんのシャー芯ケースは、注目の的です。
また、三菱鉛筆株式会社からエコ仕様のボール素材を使ったシャープ替芯の発売と合わせて、メタル替芯ケースも登場して、「シャープ替芯」を持ち運ぶあるいは保管する器にも関心が高まりつつある現状です。
多様性の時代というか、他人とは違うアイテムを持つ事にかっこよさを覚えるのは、我ら年配ユーザーだけでなく、今を生きる若い世代でも同じで、ボクも台湾に行った際、現地で人気を集めている文具店(セレクトショップ的な)Tools to Liveby(台北市)に立ち寄って、金属製のシャープ芯ケースを買ってきたくらいです。
人気を集めているシャー芯ケースは、木軸のものもあれば、Tools to Livebyのように金属製のモデルまで多種多様ですが、注目するのはその大きさで、今一般的なシャープペンシルの替芯は40本入りとケースとしてはやや大きく(これが当たりまなんだけれど)別売もモデルはスマートでスタイリッシュでコンパクトなために、ペンケースに入れても無駄にスペースを占有しません。
購入ユーザーもそう感じての事か?はたまた個性による選択なのかはわかりませんが、理に適った選択であることは間違いありません。
複数本のシャープペンシルを持ち歩くユーザー向けシャープ替芯
数年万円にぺんてるからシャープ替芯アインが発売された記念だったか?ノベルティーとしてプレゼントされていたシャープ替芯ケースがとても秀逸でした。
構造は至ってシンプルで、ひとつのケースの中に3種類の芯が入る3室構造になっている物で、複数の芯の太さを愛用するユーザーには嬉しいモデルです。
![](https://i0.wp.com/izumo-netlife.com/wp-content/uploads/2024/04/IMG_0593.jpg?resize=546%2C364)
また、「芯の太さ・芯の硬さ」がプリントされたシールが付属しているので、数多い「シャープ替芯」のバリエーションにもしっかり対応しています。
ここまでやるなら製品化して欲しいくらいで、SNSで投稿した際に同じ意見を持つひとから賛同を得られました。
文具愛好家の考察
シャープペンシルの替芯を持ち歩くか否かについては、意見が別れる所かもしれません。
シャープペンシル本体にも予備芯を収納できるようになっているので、使用頻度が少ないユーザーには、市販されているカッコイイシャー芯ケースは必要ないです。
が、むしろシャープペンシルの出番がすくない人ほど、予備芯の状態を把握していないので、「あれ!芯が切れてる」という事になりかねません。
なので、ボク自身もペンケースの片隅にTools to Livebyで買って来たちょっと重たい芯ケースを常に同席させています。
どんなに機能に溢れたスマートフォンでも、バッテリーが切れたたらただの板であるように、シャープペンシルも芯が切れた筆記具としての使い道は断たれます。
備えあれば憂い無し、モチベーションをアップしてくれる芯ケースを備えて置くことは、決して無駄にはならないはずです。
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