*

旅のお供にゼブラのボールペンライトライトα[旅文具]

公開日: : 最終更新日:2024/04/24 旅する文具, 旅文具

夜行高速バスのお供にゼブラのLightwriteα

夜行高速バスのお供にライトライトα


ゼブラのボールペン「Lightwrite」(以下ライトライト)はペン先に照明(ライト)が搭載された、あまり類を見ない筆記具です。

先日、東京出張の際、朝のラジオ番組のお仕事をいただき、遅刻してはまずいと夜行高速バスという交通手段を選択、若い頃から夜行列車に乗り慣れているボクとしては、多少狭い空間もあまり苦にならず、高速道路を走行する際の振動も列車に比べればむしろ少ないくらいということで、年に数回利用しています。

ゼブラライトライトシリーズ


料金も安い上に、今回の出張のように朝から仕事にかかるといったケースではすこぶる便利な交通手段ですが、夜中にふとアイデアを思いついたり、予定を確認したいときなど、いちいち読書灯に手を伸ばすのも面倒だし、スマホの明るい画面もちょっと気が引けるといった時に、アナログの手帳(メモ)とこのゼブラ株式会社「ライトライト」はメモをしたい場所をピンポイントで照らしてくれる機能と、筆記できる機能を備えたありがたい筆記具です。

二代目ライトライトα

右が二代目


 このライトライトαは、ライトライトシリーズの二代目ライトライトにあたり、初代モデルよりも、じつは明るさがダウン!?
えっ!性能が劣っているの?と思われるかも知れませんが、利便性がアップしています。

消灯後の夜行高速バスの車内


例えば、夜行高速バスや国際線の旅客機など夜の時間にあたる消灯中は可能なかぎり、まわりに迷惑がおよばないようにする必要(というかマナー)があります。

初代モデルのライトライトは「明るすぎた!」んです。
スマートフォンのようにモニター画面から外へ向けて光を放つわけでなく、ピンポイントに手元を照らすだけなので、カーテンで仕切られた空間ならそこまで気を使わなくても思いますが、適度な明るさがあれば、筆記やメモの確認といった作業は、二代目ライトライトαでも十分こなすことができます。

HOW TO/使い方

ゼブラのライトライトシリーズはすべて同じ使い方で、1回ノックをするとボールペン、2回目で一度ボールペンが引っ込み、3度目のノックでボールペンが再び現れてライトがつくという仕組みです。
4度目のノックでボールペンが引っ込み、ライトが消える、以下この繰り返しになります。
購入した製品には電池が内蔵されているので、夜行高速バスに乗車する直前に購入してもほぼ使う事ができますが、あくまで試験用の電池という扱いなのでこれからバリバリ使うぞ!という方は、予備の電池はお忘れなく。

暗いところで書くのに相応しい?0.7mmボールペン>

0.7mmのボールペン


 暗い場所で筆記することを想定しているのか?ボール径は0.7mmと中字から太字に近い、くっきりとした視認性の高い文字が書けます。
アイデアは、企画書のように事細かく書く必要はなく、ざっくりキーワードをあとからしっかり、見てわかればいいので、このくらいの字幅がちょうどいいのかもと思います。
それでも、私はまだ若くて細かい文字でもしっかり見えるのよ!という方は、一度本製品を購入後に、替芯(リフィル)で0.5mmを買ってもらえば使えます。
「ライトライトα」には4Cという規格を採用してしているので、この規格に合うリフィルは他社からも発売されているので、お好みで選んでいただくことが可能です。
但しJIS規格では、若干の誤差も認められていて、メーカーによって口径が若干ことなります。
ここでは詳細を省きますが、他のメーカーのリフィルを使用する際は”自己責任”とう事で。

ライトがつかなくなったら電池交換

 さすがゼブラさん、あたりまえといえばそうなんですが、「ライトライトシリーズ」はちゃんと電池交換ができる仕様になっています。
ちゃらい(笑)オモチャのようなガジェットを購入すると、使い切りで電池や芯が交換できないものもありますが、「ライトライト」は長く使ってもらえるように、市販の(LR626×2個)もしくは(SR626×2個)に対応しています。
このタイプのボタン電池は、コンビニエンスストアや100円均一ショップでも手軽に入手が可能です。
昔、ボタン電池は大きな家電量販店くらいでしか買えなかったのに、便利に世の中になりました。

文具愛好家の考察

 ゼブラ株式会社の「ライトライトα」は、高速夜行バスのお供はもちろんですが、ホテルや旅館など宿泊先のベッドの枕元においておくと、なにか合った時に簡易の懐中電灯としても役立ちます。
普段から懐中電灯を持ち歩く人はあまりいないかもしれませんが、そんな人こそこれ1本あると意外な便利さに気付くかもしれません。
税込1本660円、あるときとないとき差は551の肉まん(CM参照)とはまではいいませんが、重宝する旅文具です。

Amazonサイト

ゼブラライト×ライト


関連記事

ふみの日 文具ファンが送って嬉しい、もらって嬉しい特殊切手が発売[文具]

ふみの日 もらって嬉しい文房具デザイン切手が発売 手書きの手紙は最高の伝達ツール 電子メール

記事を読む

STALOGY マスキング丸テープを使ったデジカメバッテリー管理術!?「文具」

STALOGY(ニトムズ) マスキング丸テープを使ってカメラのバッテリー管理 STALOGY マ

記事を読む

バイブルサイズのシステム手帳を旅行用ウォレットにする[旅文具]

旅の荷物を少なくするシステム手帳ウォレット化計画!? できる限り手荷物を少なくして、身軽な旅を

記事を読む

記憶よりも記録!トラベラーズノートは想い出ノートでありデータベース[旅文具]

記憶よりも記録、トラベラーズノートに助けられた6度目の酸ヶ湯温泉の旅 酸ヶ湯温泉で湯治

記事を読む

青森で買って来たご当地クリップが秀逸!自分へのお土産に嬉しい逸品[旅文具]

青森で買って来たご当地クリップが秀逸!自分へのお土産に嬉しい逸品 ひと昔以前と比べると、観光地

記事を読む

万年筆の日 万年筆との出会い方・旅行編[文具]

万年筆の日 旅と万年筆 9月23日は万年筆の日   西暦1809年9月23日、イ

記事を読む

創業100年を越える老舗文具店・弘前市の平山萬年堂〜全国文具店紀行〜[レポート]

創業100年を越える老舗文具店・弘前市の平山萬年堂〜全国文具店紀行〜堂 平山萬年堂 青森県弘前市

記事を読む

旅行のお供に必帯!クリアフォルダーを連れていって![旅文具]

旅のお供に心強い味方、リーズナブルだけど最強の旅文具  ボクは、旅行・取材・出張と外へ出かける

記事を読む

旅につれて行きたい万年筆とインク[旅文具]

旅の相棒として、連れて行きたい万年筆とインクについての考察   SNSの万年筆好きが集まるコミュ

記事を読む

開くとトレーになる?ポーチ・デザインフィルのペントレーポーチ[広告]

デザインフィルのペントレーポーチ  MIDORIのブランドでも知られる株式会社デザインフィル(

記事を読む

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

ナガサワ文具センターオリジナル万年筆六甲シチダンカ万年筆[編集後記]

六甲シチダンカ万年筆 2024年8月、ナガサワ文具センターの人気

一澤信三郎帆布のトートバッグひとつで旅をする[旅]

一澤信三郎帆布のトートバッグひとつで旅をする  旅行をもっと身軽

ナガサワ文具センターの人気万年筆インクがリニューアル![文具]

ナガサワ文具センター「KobeINK物語」  日本の万年筆インク

ゼブラからボールペンブレンにニューモデル!油性インクを採用したブレンUが発売[文具]

ゼブラからブレない書き心地のボールペンブレンにニューモデル!油性インク

アルピコ交通夜行バスで行く信州長野[旅行]

夜行バスで行く信州長野 コロナ禍の長いトンネルから抜け出して、観

→もっと見る

PAGE TOP ↑