2016年 手帳選びはこの1冊!手帳大好きさんが監修、かつてない?手帳事典[書籍]
手帳事典〜自分に合った1冊が見つかる!手帳選びの”最強”指南書
今年も文具店・書店・そしてLOFTや東急ハンズなど主要販売店では9月から一斉に店頭が手帳売り場に変わります。
2015年9月1日梅田LOFTでは「ほぼ日手帳」発売日、当日お目当ての手帳を買い求める女性の姿が、他の売り場を圧倒している光景を目の当たりに見ました。
年々、手帳の種類・メーカーも増え楽しく選べるのはいいけれど、どれを買ったらいいのか「わからない!」という人も。
これからの季節、各雑誌やメディアでも紹介されますが、特定の手帳の紹介や一番売れている手帳をクローズアップすることはあっても、各メーカーの手帳をこと細かく紹介するのはムリです。
ボクも手帳特集号の雑誌では取材を受ける事がありますが、テーマが絞られているので、ビジネスからプライベートまでライフスタイルを一度に紹介するのは難しいです。
手帳事典
これまでの雑誌特集やノート術系の書籍は不可能だった画期的な雑誌(MOOK)が発売になりました。
なにがすごい!かと言うと・・・なんだかよくわからないけど5つのすごい!
- 監修 日本手帖の会
- 81冊の手帳をこれでもか!的に紹介
- 活用サンプル(使用例)付き
- 業界初!(推定w)実物大
- 手帳アクセサリーページ!
1.日本手帳の会が監修
日本手帳の会って?野帳を覗くのが趣味なひとじゃなくて、となりの人の手帳を覗くのが好きな人たちの集まり。(それってヤバクない?w)
でもご安心を、SNS(当時はパソコン通信ニフティサーブのフォーラムから)などの手帳オフ会から2010年に発足した、横浜市の市民団体で決して怪しい集団ではありません。
つまりメーカーやその道のプロではなく、手帳が大好きな一個人ユーザーが集まった集団です。
詳細は本誌をご覧ください。
2.全81冊の手帳を徹底紹介
いまやインターネットがメディアに取って代わろうかいう時代、ネットで調べれば大体のことはわかるけれど、各メーカー毎のフォーマット(表示されるスタイルや形式)は様々。
これを比較するに為に、A社のブラウズを開いてからB社のブラウズを開く、次はC社の・・・。
実に面倒くさい!
本誌は可能なかぎり統一のスタイルで、読み手が比較検討しやすい工夫ができてます。
3.活用サンプルが充実、わかりやすい使用例付き
監修した日本手帖の会はお話したとおり、そのほとんどが一般人。つまり普段から日常的に手帳をつかっている人たちなので、読者とおなじ立ち位置です。
ビジネス雑誌にありがちな「プレジデントの手帳」とか「年商10倍のバイヤーはこんな手帳」といった特別なケースを想定していないので、間口の広い誰でもが入っていけるのが特徴。
4.業界初!手帳の実物大写真掲載
ホントに実物大?
そこで実物と印刷を比べると(ジブン手帳mini)
実物大の手帳見本のメリットとは、これから手帳を買おうする人は、今使っている手帳との比較をしたいはず。
サイズはもちろん、マンスリーブロックの大きさや罫線の幅なんかは、大切なポイントです。
この本があれば、店頭ではなかなか比較しづらい事が自宅やカフェで調べることがきます。
中には、サンプルもなくビニールパッケージされて中を開く事ができない手帳もあるので、これは手帳選びの際にとても便利な編集です。
その秘密とは?本誌を手に取ると、ちょっとアレ!って感じるはず。
「なんかちょっと普段の雑誌より大きくない?」
この1cmが手帳を実物大で表現したときにとても見やすいレイアウトになっているんです(って、そうなんでしょうか)
真偽はともかくサイズがさまざまな手帳がとても見やすい編集になっています。
5.手帳アクセサリーページがお得!
本誌を構成する6つのチャプターの間に紹介される「手帳アクセサリー」は、手帳を楽しむ上で必要な王道のペンやフセン、さらにはユニークな文房具も紹介「さすが手帳マニア」なひとの道具は魅力的だと実感させれられます。
本誌の使い方
まずは最初のページから見ていただき「運命の1冊をみつける」方法をざっと読んで見ましょう。
用途
何を手帳に書きたいのか?
- ライフログ
- スケジュール
- マンスリー
- 仕事用
- 方眼
感性
- デザイン
- 重さ
- カラー
- 書体
- ページ構成
- ユニーク度
それぞれ項目についてトップページで「手帳の選び方」のヒントが詳しく掲載されています。
そこで自分の手帳に求める「用途」「感性」を明確に知り次に紹介する「インデックス機能」と合わせて運命の1冊を見つけてみてください。
その他の特徴
・インデックス機能
ヨコから見るだけで、手帳のタイプ(マンスリー・デイリー・ウィークリー)(ソフトカバー・ハードカバー)などが検索可能
・こんな手帳もあるんだ
文具好きな方を除けば「手帳」なんてどれでも同じ!という方も多いはず、自分で買うとしても、能率手帳(いまやNOLTY-ノルティ-ですよ)や高橋手帳だった人。
かつては会社から支給されるのが当たり前だった懐かしきバブルの頃を経験された方。
今や自分でお金を払って買う時代だからこそ、さまざまなニーズに対応した手帳が発売されています。
本誌は日本手帖の会が監修されているだけあって、なかなか店頭では見たことがない画期的・ユニークな手帳も紹介されています。
ブラウニー手帳
一見どこにでもあるような手帳ですが、コレ手帳がタテにしてもヨコにしても使える万能型。 詳細は本誌P156を見てね。
ムーンプランナー
1日からではなく新月からはじまる、従来のカレンダー規格を根底から覆した斬新な手帳。こちらも詳しくは本誌P154を参照ください。
手帳総選挙
大事なことを忘れていました。
本誌の手帳写真にあるこのマーク!?
2014年度の手帳総選挙の結果順位が掲載されています。
手帳総選挙は日本手帖の会が主催するイベントで昨年は東京・横浜・大阪・神戸で開催された国民的?イベント。
会場では手帳約100冊(ほんとは100冊以上)を実際に普段使いのペンで手帳に書き込み、その書き心地を体験して、気に入った手帳に投票して順位を決めるユニークなイベントです。
今年も首都圏・関西でも開催が予定されています。
巻末BIG対談
日本手帖の会創設者 間辺雄輔氏・文具コンサルタント土橋正氏・文具ライター小日向京さんの対談
それぞれ仕事や趣味を通じて文具に詳しい、また誰よりもユーザーな3人の手帳・文具感を知ることができるページも掲載されています。
自分自身の手帳感は誰に近いのかな?って読み解くのも一興です。
本末転倒なまとめ(笑)
はっきり申し上げて、こんな罪作りな本はないです。
「自分にあった1冊が見つかる」どころかこんだけ見せられたら余計迷ってまうやんか!
それほど、ここで紹介された手帳は各メーカーやプロデュースされた方の工夫や想いが凝縮された81冊を愛に溢れたコメントで紹介されています。
という訳で、今年もたのしく迷子になりたい方、来年の手帳を本気で探してみたい方にのみオススメします。
来年、仕事にプライベートに大活躍、あなたの良きパートナーとなる手帳がみつかりますように。
データ
日本手帖の会のHPコチラ
手帳事典
形態 MOOK
雑誌コード 63380-67
ISBNコード ISBN978-4-7683-0648-2
出版社 玄光社
定価 本体価格1600-(税別)
発売日 2015年8月31日
販売 全国主要書店
小さい本屋さんでも取り扱いがない場合があります。
Amazonさんはコチラ
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