ナガサワ文具センターオリジナルシステム手帳リフィルは万年筆が使いたくなる魅惑の文具[文具]
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システム手帳, ナガサワ文具センター, 文房具
ナガサワ文具センターオリジナルシステム手帳リフィルは万年筆が使いたくなる魅惑の文具
システム手帳復活!
2016年からシステム手帳が元気になって店頭を賑わしている。
若い世代にはあまり馴染みがないかもしれないが、分厚いシステム手帳は20世紀末バブル全盛期のビジネスマンの必帯アイテムとうたわれた時代を象徴するアイテムだった。
21世紀のシステム手帳はさらに重厚なものから、シンプルさを優先した「よりコンパクト」なものまでラインナップが広がり、なかでもmicro5呼ばれる小型化したシステム手帳は女性が鞄の中にいても似合うため最近の人気のアイテムになっている。
結果、かつて全盛期の頃よりも種類もサイズも豊富になった感じがする最近のシステム手帳事情です。
写真は2016年システム手帳メーカーの老舗アシュフォードから発売された、初代システム手帳「プレスコット」を現代によみがえらせたモデル。
システム手帳のメリット
システム手帳復権の背景には、これまでのユーザーであるビジネス層だけでなく、趣味として文房具を楽しむ層が後押ししている。
(おそらくはこのブログの読者ような・・・つまりあなた)
ボクが聞いた範囲でも、上記したアシュフォードのプレスコットやmicro5エレンを購入した女性ユーザーを何人か知っている。
今更ながらだけれど、システム手帳はリングノートではできない、用紙を自由に入れ替える機能があって、ページの順番を入れ替えたり、不要なページは破棄できるといった特徴がある。
また、リフィルを入れ替えることで、システム手帳に専門性を特化した自分だけの手帳をカンタンにつくる事ができる。
たとえば、罫線のリフィルだけなら全てメモのシステム手帳になり、カレンダーリフィルを使えばスケジュールダイヤリーとしての機能を加えることができる。
つまり、リフィルを交換することで自分仕様の手帳を組み立てる事ができるのがシステム手帳の大きなメリットと言える特徴です。
次のトレンドは「紙」?
システム手帳がふたたび文房具店の店頭に並び始めると、必然リフィルの種類も増えていきます。
バブル全盛期のリフィルはたくさん挟み込む事が主眼に置かれていて、フォーマット(罫線など)で選ぶ時代だったと言えるかもしれません。
現在のシステム手帳ユーザーは、これまでになかったたくさんの種類の筆記具を使っています。
- 油性ボールペン
- 水性インク
- ゲルインク
- えんぴつ(シャープペンシル)
- 万年筆
ボクがサラリーマン時代には、シャープペンシルと油性ボールペンくらいしかなくて、リフィルの紙にこだわる必然性はありませんでした。
ところが、近年では万年筆で筆記を楽しむユーザーがシステム手帳を使い始めているので、そんなユーザーは必然としてリフィルの紙にもこだわりを求め始めています。
紙質と用途に特化したリフィル
万年筆で筆記するために生まれたシステム手帳リフィル
ナガサワ文具センター×満寿屋
ナガサワ文具センターは神戸で老舗の文房具専門店、満寿屋は司馬遼太郎や山岡荘八ら多くの文豪がこよなく愛した原稿用紙を作っているメーカーです。
この2社が万年筆×システム手帳ユーザーのためリフィルを作り9月15日から発売されました。
4タイプのリフィル
万年筆ユーザーにぴったりのフォーマットが4種類、サイズは1番ニーズが多いバイブルサイズ。
システム手帳のサイズが豊かな最近ですが、需要としてもユーザーがもっとも多いのはやはりバイブルサイズです。
今回のオリジナルシステム手帳リフィルはバイブルサイズで4種類のフォーマットが用意されています。
原稿用紙
一筆箋 (横罫)
一筆箋 (縦罫)
備忘録
特徴とこだわり
このリフィルの特徴は、万年筆で気持ちよく書ける事はもとより、KobeINK物語から選ばれたインク色を罫線に印刷しました。
(*kobeINK物語はナガサワ文具センターが販売するオリジナル万年筆インクで2017年10月現在65色を展開中)
そして紙は万年筆の書き心地にもこだわった満寿屋のクリーム紙を採用しています。
原稿用紙
原稿用紙リフィルの罫線はKobeINK物語No1の「六甲グリーン」を採用。
20×7で1ページに140文字が書くことができる原稿用紙リフィル。
実際に原稿を書く機会はあまりないかもしれませんが1日1ページの日記として使うと「万年筆」「縦書き」という組み合わせが懐かしくも新鮮に感じます。
140文字といえばTwitterの文字数上限と同じなので「手書きツイート」をコレでアップしてみるのも楽しいはずです。
一筆箋(横罫線)
一筆箋は2種類(横罫線)と(縦罫線)
一筆箋(縦罫線)
一筆箋(縦罫線)
一筆箋にはミシン目が入っていて切り取る事が可能です。
文字通り「一筆箋」として使えますし、普段持ち歩く手帳と一緒なら忘れることもありません。
さらに、ちょっとしたメッセージカードとして使うのもオシャレな上に、手帳に書いてサッと切り取って渡すのもスマートですね。
旅行や出張が多い人にはぜひオススメしたいのがこの一筆箋です。
縦罫線と横罫線は好みや普段から使い慣れている書き方に合わせるのも良いですが、たまには普段と違うスタイルも新鮮です。
備忘録
備忘録は罫線に神戸インク物語の新開地ゴールドを採用していますが、罫線以外にも万年筆ボトルをデザインしたアイコンが印刷されています。
備忘録としてももちろんTodoのチェックにも使える他にも、愛用万年筆インクのを記録する「インクジャーナル」ような使い方も万年筆インクには嬉しいかもしれません。
価格
- 原稿用紙 品番N-670220 ¥500-(税別)
- 一筆箋(横罫) 品番N-670244 ¥600-(税別)
- 一筆箋(縦罫) 品番N-670251 ¥600-(税別)
- 備忘録 品番 N-670237 ¥500-(税別)
まとめ
システム手帳の楽しみは市販されているリフィルを組み替える事で、自分だけの手帳をつくる事ができます。
ビジネス用途だけでない趣味にも活用できることで、以前より身近なツールになってきている気がします。
今回はバイブルサイズのみですが、micro5と呼ばれるミニ5穴システム手帳も人気なので、さらにリフィルの選択も増えていくかもしれません。
取扱店舗
ナガサワ文具センター本店(神戸三宮)
住所 〒650-0021 神戸市中央区三宮町1丁目6番18号 ジュンク堂書店三宮店3階
電話 078-321-4500
営業時間 10:00~21:00
定休日 不定休 ジュンク堂書店に準じる
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