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アシュフォードから新しいスタイルのシステム手帳レザーリフィルパッドMat[文具]

公開日: : システム手帳, 大人文具

アシュフォードから新しいスタイルのシステム手帳レザーリフィルパッドMat

システム手帳の老舗アシュフォードから新しい構造のシステム手帳が登場。

これまでのシステム手帳にはない、楽しみ方と実用性を備えた「レザーリフィルパッドMat」をきょうは紹介します。

リフィルパッドポーチ

アシュフォードの人気プロダクト「リフィルパッドポーチ」

アシュフォードはすでに、新しいシステム手帳のスタイル「リフィルパッドポーチ」を発売しています。
リングバインダーユニットを独立させた構造で、システム手帳そのものをひとつのツールボックスのように、メモやカード類に加えてポーチをペンケースとして複数の筆記具をオールインワンにして持ち歩ける点もミニマムリストの人には嬉しいモデルです。

レザーリフィルパッドMat

新しく登場した「レザーリフィルパッドMat」はその名前のとおり、レザー製のカバーを採用、はじめてのA5と人気のHBーWA5のラインナップです。

デビューは2022年長崎の石丸文行堂でのイベントでお目見えして、全国のイベント会場のみでの販売でしたが、最近アシュフォードのオンラインショップでも購入できるようになりました。

レザーリフィルパッドMatの構成

レザーリフィルパッドMatは、大きく2つのパーツで構成されています。

まずは、リングバインダーのついたパッドの部分。

レザーリフィルパッド A5 15mm

15mmリングを採用、従来のリングと異なりリングバインダーがパッドと水平になっているのがユニークな特徴のひとつです。

レザーリフィルパッド パッドカバー

システム手帳としてこれまでのモデルにはなかったカバー自体が取り外しが可能になり、5色のカラーバリエーションから好みにあわせて交換することができます。
購入の際も、リングバインダーとカバーはそれぞれ別売になっているので、色を合わせてもよし、わざと組み合わせを変えてバイカラーのシステム手帳として愉しむことができます。

カバー裏のジョッター機能

ジョッターとして使えるカバーの内側

アシュフォードのヘリテージ(システム手帳)にも採用されている機能で、カバー部分の裏表紙にあたる部分はA5サイズの用紙(HB-WA5はHB-WA5サイズの)を、ジョッターとして使用する事もできる仕様になっています。

レザーリフィルパッドMatの楽しい使い方

横にしても使い易いレザーリフィルパッド

A5(もしくはHB-WA5)サイズのシステム手帳として、普段通りの使い方はもちろんですが、リフィルパッドの特徴でもある、自由に向きを選べるメリットはレザーリフィルパッドMatも継承して、横向きにした場合には左利き人にも使い易い点も見逃せません。

実際に使ってみると、横にしたほうがより使い易いと感じます。

表紙を折り返して使える初めての?システム手帳

カフェの狭いテーブルでもOK

多機能なシステム手帳ですが、ロルバーンなどのリングノートと比較した場合、唯一の弱点がA5サイズのシステム手帳の場合、A4サイズのスペースが必要な事です。

リングノートの場合、表紙を折り返してしまえばA5サイズはほぼA5サイズのスペースがあれば筆記が可能です。

スターバックスコーヒーやドトールコーヒーなどの、ひとり掛けテーブル席やカウンター席だとスペースが小さく、大きなノートを広げるのが難しい場合でも、「レザーリフィルパッドMat」なら表紙を折り返えせるので省スペースでもOk、外出先でも積極的に使える初めてシステム手帳といえるかもしれません。

レザーリフィルパッドMatと相性のよいリフィルは?

左側のリフィルがPlotter

市販されているリフィル(用紙)の穴の数やピッチは規格があるのでA5サイズ6穴ならほぼどのメーカーのリフィルでも使用することができます。

でも、よく見るとメーカーのよって穴の径の大きさが微妙に異なります。

Designphil(デザインフィル)から発売されているPlotter用リフィルはこの穴の径が小さく、レザーリフィルパッドMatに挟んだ場合にリフィルのぐらつきが少なく、より安定した筆記ができます。

Plotterシリーズ(レザーバインダー)はすべて11mmのリング径を採用しているのであえて、穴の径を小さくしてと推測できますが、リング径15mmのレザーリフィルパッドMatがPlotterリフィルとの相性がよいいうのもユニークです。

これを教えてくれたのは、雑誌「趣味の文具箱」の清水編集長、2022年11月大阪梅田にあるナガサワ文具センター茶屋町店で開催された「システム手帳サミット」の会場で、自身が購入した「レザーリフィルパッドMat」にPlotterリフィルを挟み込んでいるときに「この組み合わせ凄くいいから」と教えてくれました。

カバーなしで使うレザーリフィルパッドMat

さらにもうひとつ清水編集長が提案してくれた「レザーリフィルパッドMat」の使い方に、表紙カバーをつけずに使うという方法がこちらです。

リフターをカバーの代わりに

「レザーリフィルパッドMat」のカバーの代わりに、Plotterのリフターを簡易カバーとしてして挟み込む方法で、複数のノートを同時に持ち歩く人の場合には軽量化と速記性に優れた方法だと思います。

リフィルパッドシリーズのペンホルダーを活用する

ペンも一緒に携帯できます


「レザーリフィルパッドMat」のオプションにペンホルダーがあります。

リフィルパッドシリーズと共用することができるので、持っている人はあらためて購入する必要はありませんが、税込330円なのでシステムを購入するときにはぜひ一緒に購入してほしいオプションです。

構造は1枚のシートに3つの穴空いていて、リングに挟み込むだけで使えるシンプルなものです。

シートの隙間に筆記具もクリップを差し込むことで、リフィルパッドと一体化できる優れものです。リフィルパッドポーチの場合は内側(ポーチ内)に挟んで使用するものですが、「レザーリフィルパッドMat」の場合、外側に取り付けてもスッキリ邪魔にならずに使う事も可能です。

完成度80点のレザーリフィルパッドMat

システムが斬新でユニークといった点で好奇心に任せて購入した「レザーリフィルパッドMat」を数日使ってみた感想ですが、実に楽しいシステム手帳でした。
しかし、既存のシステム手帳と比較するとメリットとデメリットが同居するモデルといえます。
メリットについては上記の特徴で記した通りですが、デメリットとして、カバーとリングバインダーがそれぞれ独立しているためにカバーがぐらつつきやすい点が上げられます。
また、構造上の問題かもしれませんが、15mmリング径のバインダーは、なるべくたくさん挟んだ方が安定するといった点も課題かなと感じます。
ある程度使い込んで革が馴染んで改善される可能性も否定できないので、まずはしっかり使い込んでいきたいと思います。

とはいえ、カフェで仕事やノートを広げけて、メモやアイデアをアウトプットする機会が多い人には一度試してほしい「レザーリフィルパッドMat」です。

アシュフォードオンラインショップ

https://www.ashford-style.com/fs/ashford/GoodsSearchList.html?keyword=%83%8C%83U%81%5B%83%8A%83t%83B%83%8B%83p%83b%83h&submit.x=0&submit.y=0


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