*

趣味の文具箱vol.37 隠れた名品をめぐる文具な旅へ[文具]

公開日: : 大人文具, 書籍(本・雑誌)

趣味の文具箱vol.37 隠れた名品をめぐる文具な旅へ

DSC_1358

趣味の文具箱は枻(えい)出版が発行する、大人のための文具雑誌。

大人の文房具といえば、まず万年筆を思い浮かべることができますがこの本誌では、国内外の万年筆情報はもとより、文具全般の上質な情報を届けてくれる、まさに「文具愛」が詰まった雑誌です。

DSC09395

趣味の文具箱vol37

今回の特集は「愛すべき珠玉のステーショナリー・隠れた名品」
万年筆と聞くと「敷居が高い」と敬遠されたり、普段使う機会がないからと関心がない方も多いのが現状ですが、高級なだけでない万年筆からその他筆記具・紙製品・書き物関連など、名品を再発見するというのが今回の特集です。
きょうはそんな文具の名品を訊ねる旅へご一緒しましょう。
DSC_1368

ハズレがない定番商品

文具店の店頭にならぶ売れ筋商品は、多くのユーザーに支持されて「定番」と呼ばれる信頼と性能を兼ね備えた製品です。
この安心感は文房具を使う人にとっては一番重要なポイントになります。
でも、他人とまったく同じでは自分の個性を表現できなかったり、単一的なただのツールになってしまうと、趣味としての醍醐味に欠け退屈な「道具」で終わってしまいます。

一歩はみ出す冒険の旅

たとえば万年筆

たぶん多くのユーザーはペン先F(細字)がM(中字)を使っているはず(違うという方はすでに冒険者です)
これを太字(B・BB)や極太(C)などのペン先の万年筆で書いてみると、文字の表情が大きく変化します。
国産メーカー、プラチナ・パイロット・セーラー万年筆なら、ちょっとした文具店も手に入れる事が可能です。
また「低価格でペン先の変化を楽しみたい」というか、そんな遊び心で試してみたい方には、最近人気が高まっている「カリグラフィー用万年筆」や万年筆なのに筆のような書き味を楽しめる「筆DEまんねん」などの文字を描く楽しみが膨らむペン(万年筆)も紹介されています。

身近なシャープペンシル

シャープペンシルなら学生から社会人まで、文房具に特別関心がないひとでも日常的につかてっているはずです。
最近では「折れない(芯)シャープペンシル」がテレビなどのメディアで紹介されて、一躍文房具店の人気アイテムになっています。
本誌では、1本200円(税別)から購入できるロングセラーのシャープペンシルも紹介。
またシャープペンシルも0.5mmではなく0.7mm/0.9mmを使ってみると、その書き心地に新しい感動を覚えます。

紙の名品&書かれるもの

ペンと対となる紙製品も重要なアイテム。
メモや手帳など日常使いのツールも、ちょっと知る事で書く事の楽しさが増すアイテムも多数紹介。
近年「紙モノ」と呼ばれ女性支持がとても高いのが特徴、万年筆ユーザーにとって紙質は生命線とされて、書く楽しさを味わうためには極めて重要なアイテムでもあります。

多彩な連載

文具歳時記〜春、祝いと新調を味わう〜

DSC_1370
暦には「二十四節季」「七十二候」というものがあり、1年を6分割した24(節季)期間を示し、さらに1節季を3つにわけたもの七十二候と呼ぶ習慣があります。
この二十四節季・七十二候に合わせて、はじめて見たいこと、使ってみたい文具などを紹介、弥生3月から始まるこの季節は誌面から春の香りが漂ってきそうなページです。

手書き人

藤原正彦【作家・数学者】
DSC_1371
新田次郎を父にもつ、藤原正彦さんは作家と学者の二つの顔をもつ文化人。
手書きへのこだわりが余すことなく綴られた文章から、デジタルでは再現できない手で書く事の意味・必要性・楽しさがじーんと伝わってきます。
また「縦書きは情緒的・横書きは論理的」を語る藤原さんの言葉はまるで美しい数式のように胸に刺さります。

「趣味の文具箱」はモノを紹介するだけの情報誌ではなく、作り手から使い手までのマインドを伝えると同時に、パピルスが発明された時から綿々と受け継がれた人間だけが持つ「書く」遺伝子を呼び覚まささせてくれる、そんな雑誌だと感じています。

あとがき的まとめ

今回「趣味の文具箱vol37」に原稿を書かせていただきました。
枻出版は近年の雑誌では少なくなった正統派の「趣味の本」を発行する出版社として、取次営業時代から大好きな出版社でした。
ボク自身、数年前からいろんな雑誌で紹介いただけるようになりましたが、文具愛好家?としては、かねてから原稿を書いてみたかった雑誌がこの「趣味の文具箱」でした。
(実は「2016年の野望」のひとつとして「趣味の文具箱・掲載」と手帳に書いてあります、やはりコミットすると現実化するというノート術の基本ですね)
誌面で紹介しきれなかったボクにとって名品は、これからこちらのブログで公開していきたいと思っています。
これからも「趣味の文具箱」ともども当ブログ「いずパパカフェ」もよろしくお願いいたします。

Amazon「趣味の文具箱vol37」2016年3月1日発売


関連記事

進撃のジブン手帳~2000年後の君へ~笔记本

ジブン手帳 ジブン手帳2015[/caption] 手帳ブーム!? 書店や文具店、ハンズやLOFT

記事を読む

週末は田舎暮らし#大人の読書

初めてこの本を手に取ったとき、発行元(出版社)は小学館か農文協かと思ってしまった。 小

記事を読む

優しいホリエモン!堀江貴文講演会in大阪

「ゼロ」堀江貴文(ダイヤモンド社刊)が30万部を超えた! このカテゴリーで、30万部は立派なベ

記事を読む

9月23日は万年筆の日 万年筆で書こう!

万年筆の日 西暦1809年9月23日 イギリスのフレデリック・バーソロミュー・フォルシュ

記事を読む

初心者でも安心・万年筆の簡単メンテナンス[文具]

初心者でも安心・簡単な万年筆メインテナンス。 万年筆のメンテナンス?と聞くとなんだか面倒くさそ

記事を読む

戦略の教室 賢者は過去から学び愚者は未来を嘆く(書評)

古代から現代まで2時間で学ぶ 戦略の教室 ~生き抜くための勝利の全法則~ 著鈴木博毅 ダイヤモンド

記事を読む

ちょっとありえない?天狼院書店の5つの魅力

天狼院書店 2013年9月、東京池袋・雑司ヶ谷にオープンした書店「天狼院」 なんともいかめし

記事を読む

2016年 手帳選びはこの1冊!手帳大好きさんが監修、かつてない?手帳事典[書籍]

手帳事典〜自分に合った1冊が見つかる!手帳選びの”最強”指南書 今年も文具店・書店・そしてLOF

記事を読む

「トヨタの自分で考える力」を読んだらレベルアップ!君も勇者になれる!?[書評]

トヨタの自分で考える力 原マサヒコ著 日本を代表する企業TOYOTAには、さまざまメディア

記事を読む

ナショナルジオグラフィックで冒険の世界へ旅立とう[旅]

ナショナルジオグラフィックで冒険の世界へ旅立とう 写真を見ただけで旅に出かけたくなる雑誌。 旅行ガ

記事を読む

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

ナガサワ文具センターオリジナルシステム手帳リフィルは万年筆が使いたくなる魅惑の文具[文具]

ナガサワ文具センターオリジナルシステム手帳リフィルは万年筆が使いたくな

スタンダードブックストアのオリジナルマスキングテープ「日付」を使う手帳術[文具]

スタンダードブックストアのオリジナルマスキングテープ「日付」を使う手帳

銀座ゴールドセピア登場!はじめてのkobeINK物語「大人の銀座」の物語[文具]

伊東屋銀座店でkobeINK物語「銀座ゴールドセピア」発売! 神

ナガサワ文具センター本店ワークショップも可能なarts&crafts WHITE BRICKSオープン[文具]

ナガサワ文具センターarts&crafts WHITE BRICKSオ

阪急 文具の博覧会2017はまるで文具のアミューズメントパーク!〜自分らしいノート作り〜[文具]

阪急 文具の博覧会2017レポート 文具の博覧会はアミュ

→もっと見る

PAGE TOP ↑