大人を楽しむ色えんぴつ三菱鉛筆のEMOTT Pencil [文具」
大人を楽しむ色えんぴつ、三菱EMOTTPencil
万年筆インクのカラーバリエーションが増えて、万年筆やガラスペンでいろんな色を楽しむユーザーが広がる中で、シャープペンシルにもその余波が押し寄せてきました。
じつは、色えんぴつの世界では以前から豊富なカラーが存在しましたが、一般的には12色セットや多くても30色くらいがそれぞれの家庭にもあったと思います
三菱鉛筆EMOTT Pencil
2021年「私らしい色使いで、毎日を彩る」をコンセプトにした「EMOTT」シリーズにカラーシャープ(EMOTT Pencil)とカラー替え芯が登場しました。
EMOTT pencilは単に「赤」「青」といったカラーではなく、1パッケージ4本に(4色)のシャープをセットに、リフレッシュカラー、トロピカルカラー、ノスタルジックカラーと銘打った3タイプが9月24日、全国の文具店の店頭に並びました。
色を楽しむユーザーにむけた新しいカラー芯の世界
万年筆インクのカラーバリエーションを楽しむ多く人には、ノートや手紙などの従来の筆記だけでなく、イラストやハンドレタリングといったアートを身近に楽しむことを目的とした、新しい楽しみ方を見いだしています。
また、自己啓発本にもよく登場するマインドマップにも使えるカラー芯として、ビジネスの分野でも活躍してくれそうです。
0.9mm芯の太い芯径を採用
文具店の店頭にならぶシャープペンシルの多くは0.5mm芯で、それよりも細い0.3mmなどが人気を集めるなかで、0.9mmは極太と呼べる存在になります。
EMOTT Pencilは、あえてシャープペンシルではなく、商品名にえんぴつを意識した「Pencil」を強調しています。
筆記の際に、描線の発色が良くて、色をより濃く描画することができるように0.9mmを採用し、色えんぴつに近い表現を得意とする筆記具に仕上げています。
カラーグループ
EMOTT Pencilのラインナップは3つのカラーグループに分けられて、リフレッシュカラー、トロピカルカラー、ノスタルジックカラーをテーマしてに、それぞれ4色がひとつのパッケージに納められています。
パッケージには、カラー芯リフィル4色×2本が付属し、別売の替え芯も同じ仕様で販売されています。
One more HINT!
0.9mm芯を使ったシャープペンシルといえば1978年に発売されたプラチナ万年筆のプレスマンがあります、報道向けのコンセプトに生まれた製品ですが、基本性能がずば抜けていいシャープペンシルとして、発売から40年を越えたいまも、ロングセラーをつづけています。
2016年には初めてのカラーバリエーションも登場した、このプレスマンにEMOTT Pencil4本入り替え芯を使って楽しむこともできます。
三菱鉛筆さまには申し訳ありませんが、筆者にとって使用頻度の高い(リフレッシュカラー、トロピカルカラー)の2セットを購入して、残りのひとつ(ノスタルジックカラー)を替え芯にて、プラチナ万年筆プレスマンで使用しています。
まとめてみると?
大人も日常生活では、さすがに12色セットの色えんぴつを使う機会はあまりありませんが、普段から4色ボールペンを使う人や、赤鉛筆をペンケースにいれて持ち歩く人なら実用性の点でも活躍してくれそうです。
また、はじめに例をあげたマインドマップを活用する人にもオススメできます。
筆者の場合、月に数本原稿を書く仕事があるので、プリントアウトした原稿の推敲・校閲に現在愛用していますが、色えんぴつの軸よりも細く、0.9mmの太い文字を筆記できるEMOTTPencilはペンケースに2〜3本入れても場所を取らず、携帯性に優れて視認性を高める筆記や線描には最適です。
2022年をカラフルで明るい1年にするアイテムとしてもデスクやペンケースに入れておきたい三菱鉛筆の色えんぴつ!EMOTT Pencilです。
製品情報
発売 2021年9月24日
〇EMOTT Pencil
本体4本+替え芯(4色×2本)
価格 1100円(消費税込み)
〇EMOTTPencil 替え芯(4色×2本)
価格 220円(消費税込み)
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