PILOT KAKUNOがさらに使いやすくなる!?UNUSのスマートクリップ[レビュー]
スマートクリップで1000円万年筆カクノがさらに使いやすくなる
PILOT KAKUNO
1本1000円で購入する事ができるPILOTのKAKUNO(以下カクノ)は高級筆記具万年筆のイメージを大きく変え、中高生でも小遣いの範囲で手が届く万年筆として発売以来大ヒットを続けている筆記具です。
また、学生層だけでなく、カラーバリエーションも豊富なことから若い女性からの支持も熱く、近年の万年筆インクの多色人気から、万年筆を色えんぴつのように使うユーザーは1本だけでなく、複数のカクノをペンケースにいれて持ち歩くユーザーも少なくありません。
カクノの欠点?
万年筆インクのカラーバリエーションの魁「色彩雫」(全12色)を販売するPILOTでは、色彩雫を使った「万年筆色えんぴつ化」を想定して気がしますが、そのとおりペンケースに複数のカクノを持ち歩くユーザー出てきました。
つまり、この時点で(あくまで推測)カクノはペンケースにいれて使う筆記具という構想だったのでしょう。
そのため、カクノには胸ポケットやジャケットに入れて持ち運ぶためのクリップが付いていません。
男性の立場としては、複数のカクノを携帯する予定はないので、気軽に身につけるためのクリップがあればいいなと、思っていたところに、かゆいところに手が届く優秀な「孫の手」のようなメーカーUNUS(ゆにうす)からPILOTカクノ FKA-1SRシリーズに対応したスマートクリップを発売されました。
UNUSスマートクリップ
スマートクリップの構造は実にシンプルです。
パッケージに入っているスマートクリップをカクノのキャップにあるくぼみにあわせてはめ込むだけ。
カクノを横にした状態で左側のキャップ部分に窪みがあります。
設計上はキャップをはず時に指をかけるための仕様だと思われますが、このくぼみに合わせてスマートクリップをはめ込みます。
当然ですがジャストフィット!
まるで、スマートクリップのために、このくぼみは今日までの長い時間をひたすら待っていたのではないか?
このスタイルこそがカクノの完成型と思えるほどしっくり来るシルエットです。
スマートクリップは2種類
スマートクリップのカラーバリエーションは2種類は用意されています。
どちらとも職人の手で1本ずく成型し、高級感のあるサテンクロムメッキを施しています。
- マットブラック
- マットシルバー
パッケージにはそれぞれ二個ずつ同封
濃いボディにはブラック、スケルトンのモデルにはシルバーなど、組み合わせはお好みで選択できます。
スマートクリップ活用
男性ならやはりシャツの胸ポケットにさして持ち歩き、必要なときにサッと取り出してスマートな筆記に使えます。
女性でもトートバッグなどの外ポケットにいれて持ち歩く時にはスマートクリップの便利さが実感できるはずです。
スマートクリップなまとめ
スマートクリップは装着したから書きやすくなるというツールではありませんが、携帯性はすこぶる向上します。
持ち運びに際しては、シャツやバッグだけでなく、咄嗟の時にはノートに挟む事も可能です。
携帯性と速記性を望む人にはオススメしたいUNUSのスマートクリップです。
UNUSスマートクリップデータ
価格¥1000-(税別)
種類
・マットブラック
・マットシルバーの2種類
(パッケージにはそれぞれ2個入り)
発売2018年12月
Amazon
関連記事
-
-
博多の文具店KA-KUが素敵な3つ理由&小倉のサプリもりつねオリジナルインクをめぐる旅[文具]
博多の文具店KA-KUが素敵な3つ理由&小倉のサプリもりつねオリジナルインクをめぐる旅 北九州
-
-
ロジクール静音マウスはノマドユーザにうってつけ[レビュー]
ロジクール静音マウスはこれからスタンダード!? 我が家のiMac4年目、処理速度も使い勝手も上
-
-
万年筆は怖くない、パイロットカスタム74から始める万年筆入門[文具]
パイロットカスタム74から始める万年筆入門 万年筆という言葉には、ある種の憧れと敷居の高さを
-
-
Nikonファンにはたまらない、モレスキンとのコラボノートブック[文具]
Nikon×MOLESKINEは名機NikonF3を再現した限定版ノートブック  
-
-
旅のお供に絶対便利なコクヨのボビン[文具]
旅のお供に絶対便利なコクヨのボビン 旅行中の車内で出たゴミをスマートに処理するためのマス
-
-
サクラクレパスcraft_lab004はどう進化したのか?展示会から最速レポート [文具]
大人が胸を張って使える筆記具として登場したSAKURA craft_labシリーズの最新作は多機能ボ
-
-
ポスタルコツールボックスにひとめ惚れ、恋するペンケース[文具]
ポスタルコ ポスタルコ?あまり耳にしたことがないメーカーですが、2000年にアメリカのデザイナーだ
-
-
台湾の新しいブランドANTOUからさまざまなリフィルが使えるボールペンCが登場
台湾からの新しい風ANTOUブランド上陸、まずはボールペンC ここ数年、TWSBIをはじめ台湾
-
-
大人を楽しむ色えんぴつ三菱鉛筆のEMOTT Pencil [文具」
大人を楽しむ色えんぴつ、三菱EMOTTPencil 万年筆インクのカラーバリエーションが増えて、万
-
-
デザインフィルから発売されたMDペンケース倉敷帆布の魅力[文具]
デザインフィルMDペンケース倉敷帆布 「書く」を愉しむMDノートで人気のデザインフィルから