サンスター文具の金属鉛筆メタシルの使い易いショートサイズのメタシルポケットが発売[文具]
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最終更新日:2024/06/21
文房具
サンスター文具のメタシルにニューモデル登場「メタシルポケット」
2022年6月にサンスター文具株式会社(以下サンスター文具)から、金属製のペン先を採用した筆記具「メタシル」が登場、ヒット商品になりました。
金属ペン先の筆記具は、決して新しいものではなく、筆者自身も10年くらい前に購入した記憶がありますが、筆記した文字が見えづらくて、すぐに手放しましたが、このサンスター文具の「メタシル」は2H相当の濃さという触れ込みで、金属のペン先がなぞった後「筆跡」はちゃんと文字として読み取れる代物でした。
サンスター文具メタシルポケット
2022年発売と同時に品切れが続き、サンスター文具もこれは行ける!と、2023年11月に従来の「メタシル」よりも短い「メタシルポケット」が発売されました。
後出しジャンケンになってしまいますが、発売と同時に購入した筆者でしたが、この長さにはずっと疑問を感じていました(そんな愚痴を聞かされた妻が証人ですが)
ペンケースに入れるにしても、普通に持って筆記するにしても、長いんですよこの長さは。
鉛筆のように、端から端までしっかり芯が詰まっているならいざ知らず、芯と呼べるのはペン先の取り付けられたわずかな部分、全体でも数%なのに、この軸の長さの必然性を見つけられませんでした。(意見や感想には個人差があります)
これが、商業記事ならサンスター文具さんに問いただすところですが、個人のBlogということでここでは割愛しますが、機会があったら理由を聞いて観たいところです。
さて、本題にもどって「メタシルポケット」のお話し。
このモデルは全長120mmと、ほどよい長さで筆記に際して「旧メタシル」のように長い尾軸を振り回す必要がなく、じつにほどよい長さで扱いやすくなっています。
また、ペンケースに入れるときでも、ペン先がケースの端に引っかからずに、納めやすいのも特徴です。
これなら、普段使いのペンケースにいれて持ち歩きたくなります。
価格が???
従来の「メタシル」は990円(消費税込み)でしたが、この「メタシルポケット」は1100円(消費税込み)
って、短くなって材料費減なのにどうして高くなるの???という謎の価格アップ。
たしかに2022年6月の発売から1年以上が経過して、その間に原材料費や加工経費、輸送経費などが高騰している中ではやむ得ないのとも思えますが、こっそりペン先カバーが付属するようになり、消費者に対して「これでご容赦下さい」ということなのでしょうか。
ともあれ、約10%ほど価格があがりました、利便性を考えれば、多少高くても使い易い方を選びたくなります。
メタシルのメリット再考
サンスター文具の「メタシル」の利便性を改めて考えなすと、まずは1本で鉛筆のように削る作業の必要がなく16km相当の筆記ができること。
鉛筆削り器やナイフがない環境なら、用途によっては複数本の鉛筆を同時に持ち歩かなければならない場合でも「メタシル」ならこれ1本で事足ります。
また、特別な消しゴムでなくても、書いた文字を消すことが可能で、「メタシル」のために新しく道具を購入する必要がないこと、さらに「メタシル専用替芯」が発売されたことで、金属軸をベースに長く使い続けることも可能になりました。(替芯440円・消費税込み)
1本で約16kmの筆記が可能な「メタシル」なので、常に替芯を持ち歩く必要はありませんが、1個保険のつもりで買っておけば、さらに安心できそうです。
文具愛好家の考察
従来の「メタシル」の発売から約1年半が経過して登場した「メタシルポケット」は筆者が不満と感じていた問題を見事にクリアして店頭に並びました。
また、「メタシル」と同様に、先端の金属チップも交換が可能ということで、金属軸の耐久性から考えても、正当な進化を続けているといえます。
好みというは、商品選択を左右する大きな要因ですが、長い時間の筆記を必要とする人にとって、シャープペンシルだと芯を繰り出すためのノックの回数が多くなり、これが面倒に感じてしまいます。
既存の鉛筆のように、削る必要もなくある程度、均一な字幅で筆記できる「金属鉛筆」はある意味利用的な筆記具といえます。
もちろんネックとしては、価格(対費用効果)と2H相当の濃さで筆記ができるとはいえ、最近では鉛筆の標準がHBからB・2Bに移行しているので、せめてHB程度の濃さ(HBとはBは芯の硬さのことらしいですが)でかけること、あと原稿チェックを行うこともあるので、黒芯の他に赤芯も発売して欲しいと思ってしまうのは、わがままでしょうか?
Amazonサイト
メタシルポケットはこちら
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