文具の蔵Rihei アヒル店長に逢いに行く富士宮の文具旅[文具]
文具の蔵Rihei アヒル店長に逢いに行く!
アヒルのがー太くんが店長をつとめるすてきな文具店があると聞いて、静岡県富士宮市を訊ねた今回の文具旅。
今回の旅は「文具の蔵Rihei」を紹介します。
文具の蔵RiheiはJR身延線富士宮駅から徒歩10〜15分、
右手には日本を象徴する霊峰富士山が見える裾野の街がここ富士宮。
朝の9:00過ぎにお店を訊ねるとすでに営業していて、この時間から地元のお客さんがやってくる、地元になじんだ文具店だという事が伝わってくる。
アヒルのがー太くん
彼がこのお店の店長がー太くん。
店長は重役出勤なのか?この時間まだお店に彼の姿はなく、店の方に「店長は?」とお聞きすると、奧にある「がー太くんの庭」にいるというので挨拶にむかう。
手を差し出すとくちばしでつつきながら袖に突っ込んでくる仕草がとっても可愛い。
柵の鍵は開いているので、がー太くんの庭から店内まで自由に行動できるようだ。
富士山にちなんだオリジナル万年筆インク
文具の蔵Riheiでは6年前から富士山をインスパイアしたオリジナル万年筆インクの販売をはじめた。
現在は全10色でそれぞれに地元の地名や名物などを取り入れたネーミングで「富士宮やきそばオレンジ」?なんていうユニークなインクもあって、宮洋墨(みやいんき)シリーズはこのお店の人気アイテムだ。
私が訪れたタイミングでは店頭には1本もなく、えっ!全色品切れ!?と落胆しかかったが、運良く?
「富士山ブルー」が1本だけお店の奥にあったものを購入することができた。
宮洋墨(みやいんき)シリーズの第1号となったのはこの「富士山ブルー」
霊峰富士山の青を再現した万年筆インクとして国内外からやってくる観光客にも大人気で、宮洋墨(みやいんき)シリーズを全色まとめ買いする猛者もいるようです。
*品切れしていた宮洋墨(みやいんき)シリーズは、この日に全色入荷して午後には店頭に並んだようです。
2017年3月29日現在
宮洋墨試し書き
あいにく店頭に万年筆インクはなかったけれど、万年筆試し書きコーナーには宮洋墨(みやいんき)シリーズを入れた万年筆があって試し書きをすることができた。
実物をお見せすることができないので、試し書きのカードでご容赦いただきたい。
Riheiオリジナル万年筆
文具の蔵Riheiでは宮洋墨(みやいんき)の他に、富士山が世界遺産に登録された2013年からスタートした富士山万年筆シリーズで、この「樹海」が第4弾目にあたる。
天冠の白は富士山の頂を被う雪とグリーンは裾野に広がる樹海を彷彿させる。
21金 ペン先E・M ¥27000−(税込み)
限定50本(すでに40本以上が売れているので欲しい方は急げ!)
詳細は「趣味の文具箱」vol41のP96を参照
富士山文具コーナー
富士山の麓にある文具店ならではの、良質なこだわり富士山文具が充実の品揃え。
そえぶみ箋
¥300−(税別)
富士山ノート
マスキングテープ「富士山と雲」
¥260−(税別)
でれもお値段もお手頃なので、お土産に買ってかえっても喜ばれる文具です。
ボクも自身のお土産と仲間へのお土産に、そえぶみ箋とマスキングテープを購入。
地域を支える文具店
この他に、学童文具をはじめ事務用文具なども充実して、地域を支える文房具店としての役割をしっかり果たしている存在です
種類が多くてわかりにくいボールペンなどのインクのラインナップもがー太くんのイラストでわかりやすく分類されているのが印象的でした。
まとめ
Riheiとは?明治の末期吉澤利兵衛(りへい)が油屋を開いたのが発祥と伝えられて、明治初期に文具(紙)屋・よしざわ文具店に、そして平成12年に店舗を改装を機に初代の名をとった「文具の蔵Rihei」と屋号をあらためました。
100年以上も続く街の文房具店として、その歴史を継承しながら、地域とのつながりや役目をしかっり務める「文具の蔵Rihei」があるこの富士宮の街がなんだか、とってもうらやましく思えます。
オススメはなんといってもオリジナル万年筆インク「宮洋墨シリーズ」ですが、富士山文具も魅力的でお土産として贈った相手に喜ばれる事請け合いです。
「文具の蔵Rihei」は、万年筆ファン・文具ファンならぜひ一度訊ねてみて欲しいそんな文具店です。
お店データ
住所 〒418−0067 静岡県富士宮市宮町8−29
電話 0544−27−2725
営業時間 9:00〜21:00
定休日 年中無休
駐車場 8台
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