フリクションボールが大嫌いだった僕がはまってしまった3つの理由。
フリクションボール
パイロットが消せる筆記用具として開発・発売して大ヒット中のボールペン。
ボールペンのインクが消える?その画期的な発想で、わずか数年で文具売り場の店頭のセンターを奪い取った国民的筆記用具です。
しかし、僕は発売当初この筆記用具が大嫌いだった!
別にパイロットに個人的な恨みがあるとから、宗教上の理由だとか、そんな話ではない。
ボールペンとして「インクが薄い」って事がどうしても譲れないこだわりだった。
このインクの濃さなら、シャープペンシルと同じ、消せるなならシャープペンシルで十分だとおもっていた訳です。
先に云っておくと、日本の筆記用具の水準は、世界中でもトップレベル!
日本人は文具店の店頭で試し書きをしたら、奥の新しい商品を手に取ってレジへ運ぶけれど、海外では実際に「書ける」事を確認してから、その「書けた」ボールペンを持ってレジに行きます。
日本では製造の技術や精度がそれだけ高いって事が、そんな文化の違いにもの現れています。
つまり、それほど完成度の高い日本のボールペン事情のなかで、「消せる」などとそんなキワモンの筆記用具なんな、必要なし!
って思っていたんですが・・・
とある文具イベント会場で
パイロット様(ここで様扱い)のブースで試し書きをさせていただきました。
「おや、おや?おや!」なんか以前よりインクの色が濃くないですか?
ブースの方に「失礼ですか・・・」って訪ねると「ようやくここまで濃くできました、いまでもさらにインクが濃く書けるように研究中なんです」
との回答。
でもって、帰りに早速買って帰ってから、発売当初にかったフリクションボールとインクを比べた、確かに今のインクの方が濃くなっていました。
はまってしまったの3つの理由
- くっきり鮮明に書ける事は、あとから見直したときに書かれた文字がはっきり見える!これって日本では当たり前のことですが、粗悪なペンだと書いている途中で掠れたり、インクが出なくなってしまいます、海外からのお土産ボールペンではよくある事です。(パーカーなど大手メーカーは別です)
- 使い始めて気がついた事、「消せる」っていい事です!セミナーや勉強会で、ちょっとしたキーワードやわからない言葉などを、あとから調べてみようと思ったときにラフに走り書きして、あとから書き直す事ができるのは、字が下手な私には心の余裕が生まれます。
- さらに、製品ラインナップが増えて、気軽に使えるタイプから、ビジネスにも使える「ビズ」、最近では色鉛筆にマーカー、サインペンまで。自分の活動フィールドに合わせて、チョイスする事ができるようになりました。
ただひとつ難点は、インクの消耗が著(いちじる)しい事、先日3日間のセミナーを受講したときにノート20ページ(B6サイズノート)ほど書き込んだらインクが切れました。
よく使う色(特に黒でしょう)は、ペンケースに1本入れておくのがいいでしょうね。
作品発売された「フリクションボールビズ2(色タイプ)」なら、ビジネスマンが仕事でも十分使えるモデルです。
新社会人の方にもオススメしたい1本!
まとめ
ノートに書いても十分な視認性が確保された、つまりインクが濃くなりました。
消せることで、メモ走り書きが気軽にできる。
自分のロケーションでの選択肢が増えました。(ペンの種類)
ただし、燃費の悪さは変わらないので
おでかけの際には、リフィルをお忘れなく!(笑)
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