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SONY デジカメRX100M3ってどんなカメラ?

公開日: : 最終更新日:2014/12/01 カメラ, 大人の一品

SONYコンパクトデジタルカメラ

RX100M3

RX100M3

RX100M3

2012年に衝撃デビューを果たしたRX100がさらに進化してM3(以降マーク3)が登場。

当時コンパクトデジカメの完成型ともいえるRX100はカメラ誌でも高い評価があり、僕自身も品川のSONY本社ビルで行われた特別見学会に招待されて、開発者の方から直接お話を伺う機会にめぐまれて、凄い開発秘話を聞く事ができました。

ただしこの時は、極秘非公開エリアに立ち入りの許可をもらえたのですが、一切の口外を禁止する念書にサインをさせられたので、中で見聞きしたものは、SNSやブログでの発信はできませんでした。(もちろん今でも言えません)

お話の中で、RX100の開発秘話がいかにもSONYらしいコンセプト・スピリッツで満載の1台だったので、帰りのその足でSONYSTOREへ購入しにいったという想い出付きの機種でした。

さて、今回のマーク3は?

数値の変更点

  • 焦点距離 24~70mm (RX100/M2は28~100mm)
  • 解放F値(明るさ)F1.8~2.8(1.8~4.9)
  • ISO感度 ISO125~12800(RX100は125~6400・M2は同じ)

数値での変更点は上記のとおり、広角系が強化されてテレ側(望遠)が明るくなった事、ただし望遠系が若干弱くなっているので、同条件での比較はできませんが、F2.8は明るいですね。

筐体の変更点

  • チルトモニターが上方180℃上がることで自分撮りが可能になった事
  • マルチインターフェイスシューがM2から廃止されたので、拡張性はM2よりダウン。(必要かいなかの問題)
  • 新しくファインダーが搭載された事で、明るい環境でモニターが見られない状態ではやはり有利です、ファインダー内で撮影情報が確認できるのでこれもありがたい機能です。

 

モニターを180度アップした状態

モニターを180度アップした状態

この状態でシャッターを切ると2秒のセルフタイマーが作動する。

ファインダー

ファインダー

 

このサイズに、有機ELファインダーを搭載、明るくて見やすい、夏の海とか冬のスキー場なんかでは、かなり重宝するはずです。

ファインダー

ファインダー

別のカメラで覗いたファインダー内情報ですが、とても見やすく読み易いのおわかりいただけますか?

 

 

 

スマートフォンとの連携

  • SONYサイトからPlay Memores Camera APPを本体にwifiでダウンロードする事で、機能が拡張されます(有料・無料あり)
  • また、NFC搭載スマートフォンでリンクが可能(マニュアル接続もできます、iosはマニュアルになります)で、スマートフォンがそのままモニター付きリモコンになり、カメラから離れた所からシャッターを切る事ができます。
  • この機能は、自分撮りであったり、集合写真を撮るときなどにとても便利ですね(悪用禁止w)

 

サンプル写真

空

とりとめもなくシャッターを切った一枚

夜景

夜景

こちらは三脚を使わずにほぼ手持ち?(カメラを手すりの上に押さえつけて撮影)でシャッターを切った一枚

 

まとめ

この価格帯のコンパクトデジタルカメラでスナップ写真を撮るというと、すごくもったいない気はしますが、ほんとに作画が必要であればやはり一眼レフのほうが撮影に適しているといえます。

携帯性・速写性などを考えると、風景・スナップが中心の撮影になると広角系の24mmは嬉しい限りです。

その範囲でマニュアルや優先モードを使いこなせば、かなりの広い範囲が撮影テリトリーになるはず。

本来コンパクトデジタルカメラが得意とする望遠系はこの際潔く(笑)切り捨てて、広角系中心の撮影にするならば、十分対費用効果は得られるはず。

たぶん、それほどテレ側(望遠)って使うのかな?(個人的意見)

どうしても望遠系が必要という方は、RX100M2の選択肢もあります。

今回のリリースでも、RX100/RX100M2が現行モデルとして継続販売されるようなので、選択肢は十分あるかと。

もともと完成度が高いデジカメなので、M3の魅力という点では目新しさがない気がしますが、細かい改良点はさらに完成度があがった感じです。

 

SONY公式サイト

 


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