ロジクール マルチデバイスキーボードK480でリスク管理!? [製品レビュー]
ロジクール マルチデバイスキーボードK480
ロジクールから発売されている複数のデバイスで使えるマルチキーボードK480。
今回はメーカーさまから実機をお借りしてWebレビューです。
K480
実はロジクールから発売されているワイヤレスキーボードをボクはすでに持っていてiPadminiと一緒に使っている。
今回なぜ別のキーボードかというと。
- 据え置き型のキーボード
- 乾電池駆動
- 1台のキーボードで複数のデバイスで使える
ちょっとユニークな特徴をもったキーボードにちょっと惹かれた次第。
ユニークなポイント
据え置き型のキーボード
ワイヤレスキーボードというとデバイス(iPadなどのタブレットPC)と一緒に持ち運びできるように、デバイスにサイズに合わせたり、携帯性を優先されたモデルが多い中で、あえてちょっと厚みのあるドテってした存在感のある筐体で登場。
乾電池駆動
上記のように携帯性を優先したばあい、ほとんどのガジェットは充電式を採用している機器がほとんどなのに、あえて単4電池2本という電源で稼働する。
1台のキーボードで複数のデバイスで使える
最大のポイントは3機のデバイスを切り替えて使える点。
まずは設定
電源を入れる
本体裏側にあるバッテリーカバーをスライドして中へ単4電池2本を入れる。
購入時に単4電池は付属しているので、店頭で一緒に購入する必要はありません。
あとは本体裏側(右)にあるスライド式電源ボタンを→ON。
ペアリング
ワイヤレス接続はBluetooth(ぶるーとぅーす)という無線規格で接続します。
接続する作業を「ペアリング」と呼び、今回は「ワイヤレスキーボードK480」とデバイス(例iPad)と双方向で認識しあう作業を行います。
といっても複雑な手順もコンピュータの専門的な技術は必要ありません。
あるのは専門用語が少々(*^_^*)
手順1
任意の番号で選択ダイヤル(Bluetoothワイヤレスチャンネル)をあわせる。
(スキな番号1〜3を選ぶ)
まず初めての操作なら「1」を選択すれば問題ありません。
また後から変更することも可能なので、むずかしく考える必要はありません。
手順2
選択ダイヤル(Bluetoothワイヤレスチャンネル)
まずは「1」にあわせてみましょう(出荷時は「1」の設定)
手順3
デバイスを選択する。
Bluetooth接続と書かれた文字の下に(PC・i)と書かれたボタンがあります。
お使いのデバイス(機器)
PC:パソコン・Android端末(スマートフォン・タブレット)ChromeBook
i:Mac(iMac/iPad/iPhone/iPodtouch)
どちらかを選択、約3秒ボタンを押しつづけます。
この前に、お使いのデバイス端末(スマホやタブレット)のBluetooth通信の設定をONにしておきましょう。
でないと、当然つながりません。
例:iPadなら「i」ボタンを押しながら約3秒待ちます。
ペアリングがはじまると左側のランプが点滅をはじめます。
そしてペアリングが完了するとランプが点滅から店頭にかわります。
接続完了
乾電池を入れてから接続まで約30秒。
意外なほどカンタンにペアリングが完了しました。
お使いのデバイスを複数お持ちの方は、同じ手順で「選択ダイヤル(Bluetoothワイヤレスチャンネル)」を重複しないように設定しましょう。
ボクの場合はBluetoothワイヤレスチャンネル
- iPadAir2
- iPhone
- 空き
早速入力テスト
例 Apple iPadAir2
標準アプリの「メモ」をつかって文字入力してみました。
キーボードが大きいとやっぱり文字は打ちやすい。
ゆっくりならブラインドタッチも可能、キーストロークは浅すぎず適度な感覚が指に残る深さ。
1台のキーボードに複数のレイアウト
キーをよく見てみると、WindowsのキーとMacのキー表示が表記されている事に気付くはずです。
というより、Windowsユーザにとっては見慣れない、Macユーザには見たことがないキー表記があるので「何これ?」って思うはず。
つまり、Windowsユーザ・Macユーザにも両対応したキーレイアウトになっています。
市販されている別売のキーボードは「英語キーレイアウト」の機種もあって、Windowsユーザーにはちょっと敷居が高かったりします。
ショートカットにも対応しているので、これまでパソコンを使っていた人には、かなり使い込めるキーボードになるはずです。
ここが注意!
文字入力でちょっと注意が必要でした、
たとえばボクのメールアドレスは
「izupapa@・・・・」
使っているスマートフォンは
「iPhone」
つまり小文字で始まる英語(ローマ字)の場合。全て大文字の入力になってしまいます。(特にiの場合)
無変換の設定で「i」を入力しても、確定キーを押すと「I」大文字に自動的に変換されてしまい、「CAPS」を外したり「shift」を押しながら入力したりと、Windowsキーの操作で可能なかぎり思いつく方法を試みて見ましたが、ボクはダメでした。
(一応WEBで検索もしてみたんですが・・・)
対処方(AppleのiPhone/iPadの場合)
設定→一般→キーボード→大文字入力のチェックを外す
これで上記のトラブルは回避されました。
まれなケースかもしれませんが、英文字入力で頭文字を小文字するにケースもたまにあるので、知っておくと良いかもしれません。
こんなケースにオススメしたいまとめ
1パソコンを持たずにスマートフォンやタブレットだけで生活している若い世代
ここ最近の新社会人は、時代の先端を生きているゆえに、スマートフォンだけでメールからWeb閲覧、写真交換までこなせるオールランドプレイヤー。
つまりキーボード操作をしなくてもいい世代?
会社にはいってから、キー操作を覚える人も出てきたとか・・・。
もし、自宅や自分の部屋にパソコンがなく、スマートフォンやタブレットしか持っていないという方がいらっしゃれば、ぜひキー操作を覚えてもらうためにも、こういったワイヤレスキーボード1台手元において、自宅での文字入力は練習もかねて、使ってもらいたいと思います。
ホントの話、ブランドタッチができる社会人でまわりから見ると結構「カッコイイ」ですよ。
逆に、すでにリタイヤした世代でスマートフォンやタブレットの入力操作に不便さを感じている方にもオススメできます。
2リスク管理として
ボクは「選択ダイヤル」③を空けておきましたが、実は予期せぬメリットがありました。
そもそもデバイス選択にPCというボタンがなんで必要なの?と思っていたわけですが、先日古いPCからデータのバックアップ作業を行おうとしたら、PC専用のワイヤレスキーボードが故障!?PCへのキー入力が全く受け付けないトラブル、起動はできてもパスワードの入力ができず、作業が頓挫してしまったのが、このマルチデバイスキーボードとペアリングができて、無事に作業を継続することが出来たのはまさに僥倖。
エマージェンシーキーボードとしても活躍してくれます。家庭でのリスク管理に1台置いておくとさらに安心が増します。
Amazon
ロジクールマルチデバイスキーボードK480
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