はじめての万年筆・購入前にチェックしておきたいたったひとつのポイント〜ペン先〜[文具]
公開日:
:
最終更新日:2015/10/03
万年筆
はじめての万年筆選びのポイント〜ペン先〜
万年筆を選ぶ場合にとても大切なポイントがあります、それがペン先。
シャープペンシルでいうと芯の太さの事です。
このとおりシャープペンシルの場合は本体と替え芯の太さは固定されているので、メーカーが違っても0.5mmのシャープペンシルは0.5mmです。
万年筆のペン先の太さ(サイズ)
パイロットのカスタム74を例にあげると、下記のとおりびっくりするほどのペン先の太さの種類があります。
EFからはじまりMS(マイクロソフトではないですw)まで、実に11種類のサイズ!
このサイズの中から、自分の使う用途にあわせて、ペン先の太さを選びます。
用途別
F(細字)・・・手帳などに細かい文字を書き込みたい人向け
M(中字)・・・手紙や一般的に使う場合
B(太字)・・・原稿用紙に向かう人
MS(極太字)・・・楽譜専用
用途に合わせたサイズが用意されています。
一般的な万年筆のペン先サイズ
PILOTカスタムシリーズは豊富なペン先サイズが特徴で、他のメーカーではここまで揃いません。
一般的な各メーカーのペン先サイズは下記のとおり
- EF 極細
- F 細字
- M 中字
- B 太字
パイロットKAKUNOだどFとMの2種類のみ。
メーカーで異なるペン先の太さ
シャープペンシルのように芯のサイズが規格として定まっていれば問題はないのですが・・・
じつは万年筆の場合、メーカー毎に同じサイズ表記でも文字の太さが異なります。
同じFで微妙に太さが異なります。
aud more
先ほどの比較より原稿用紙の方が少し解りやすくなかったかと思います。
傾向
国産万年筆のM(中字)と海外製万年筆のF(細字)がほぼ同じくらい。
ということは、海外製万年筆と比べると日本製はのペン先はひと回り細い感覚です。
購入に関するまとめ
万年筆の購入は可能な限り店頭で。
ペン先サイズはあくまで目安くらいに思ってもらって、実際に店頭で試し書きをしてください、。
自分が使いたい環境に見合うサイズがどうかをご自身の目で確認してから、購入することオススメいたします。
お店の売り場に「試し書き用」として用意されているのは、万年筆専用用紙なので、自分が普段使っている手帳やノートを持って行って試し書きすると役に立ちますよ!
いいわけ
万年筆はお店で買いましょうと云うクセにAmazonリンクをはる事がありますが「銭儲け」というつもりじゃなないです(もちろんお金が入るのは嬉しいです)
LAMYサファリなんかは、実際店頭より30〜40%くらい安い場合もあります。
それよりも、一度購入したペンですでにサイズのクセを理解(わかってくれている)人にはAmazonを利用するもありじゃないかな?・・・と(^_^)
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