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映画のなかの万年筆「王妃の館」[文具]

公開日: : 万年筆, 文具, 映画

映画のなかの万年筆「王妃の館」

映画「王妃の館」

映画「王妃の館」

17世紀フランスのルイ14世が建てられて300年その伝統をいまに伝える「王妃の館(シャトー・ドゥ・ラ・レーヌ)」
このホテルを舞台に、10組の訳ありツアー客と天才小説家、そして訳ありのツアー会社?の織りなすコメディ映画。
浅田次郎原作のこの小説、映画の予告編を見ているだけも、まだ見ぬフランスの情景を思い描いてしまう訳ですが・・・
それよりも気になったのが、主人公北白川右京(水谷豊)なる天才小説家が予告編でちらちらさせている万年筆っていったいなに?

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独特のデザイン・色、国内メーカーでは見たことのない装飾に、一体どこの万年筆?と思ってしらべてみたら。

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参照 THE PEN CATALOGUE2015

DELTA少数民族シリーズBRIBRI(ブリブリ)

BRIBRI

BRIBRI(ブリブリ)って何かカワイイ余韻のある響きだけど、コスタリカのタラマンカ山脈に今も生きる少数民族ブリブリ族の事。
この誇り高き森の民に敬意を捧げて、造られた万年筆がこの少数民族シリーズのBRIBURI。

独特のこの色合いは、ブリブリ族が住む森には100種類以上のカエル生息してして、彼らはこのカエルから自然中で生きるために知恵を学び、暮らしに応用したきたのだと言われる。
カエルの毒を矢尻に塗り込み、狩りに使う事は、ドキュメンタリーや映画の中でも見られる光景。
なんとなく、この色は「ヤドクガエル」をイメージさせます。

ヤドクガエル

ヤドクガエル

カエルをデザインした装飾はこんなところにも

ペングリップに装飾されたカエル

ペングリップに装飾されたカエル

このデザインのカエルは、そんなブリブリ族がカエルと深い関係にあることを物語っている訳です。

ペン先にもカエルが・・

ペン先にもカエルが・・

万年筆としてのブリブリ

18金のペン先は、柔らかいイメージがありますが、意外にコシがあってわずかに筆圧を加えることでいっそう滑らかな書き心地が楽しめます。

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キャップ自体にも重さがあるので、書く時のバランスを考慮すると、キャップはお尻につけないで書く方が疲れないでしょう。

インク

ブリブリ族が矢尻に塗るための毒壺?のように見えてしまいますが、ブラックインクが瓶で付属。

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DELTAのこだわり

インクだけでなく、パッケージにもそのこだわりがひしひしと伝わってきます。

DELTA のこだわり

DELTA のこだわり

限定であるが故のこだわり

ペンキャップ

ペンキャップ

刻印

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こんかいのプライス

小説「王妃の館」浅田次郎著原作 上巻734円 下巻670円

映画「王妃の館」劇場鑑賞料金 1800円
2015年4月25日より全国東映でロードショー
映画「王妃の館」公式サイト

万年筆 DELTA 少数民族シリーズ BRIBRI(ぶりぶり) 170000円(税別)

けっこうなお値段ですが、天才小説家・北白川右京気分をひとりで満喫できる特典付き(笑)

劇中の旅行ツアー代 2000000円

さて、あなたならどのコースを選びますか?

売り場のなかの万年筆

DELTA 少数民族シリーズ  BRIBRI(ブリブリ)
1KS 18金ペン先(日本仕様のみ) F/M/B ピストン吸入式 全世界限定977本

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こちらの1本が、大阪うめだ茶屋町ジュンク堂書店2階
ナガサワ文具センター梅田茶屋町店で販売されています。
ご覧になりたい方はぜひ足を運んでみてください。

おいそれと買える万年筆ではなりませんが、これで気分は天才小説作家?

天才フリーライター?偽白川右京

天才フリーライター?偽白川右京

ちなみに、映画「王妃の館」北白川右京役を演じる水谷豊さん、人気シリーズ「相棒」では杉下右京。
同じ右京さんですが、これはまったくの偶然!
作家浅田次郎さんは、「まさか映画化されて水谷さんが演じることになろうとは」談

ひとまずボクは映画館で北白川右京さん、いえDELTA BRIBRIの活躍を拝見しようか。

ナガサワ文具センター 梅田茶屋町店
住所: 〒530-0013 大阪府大阪市北区茶屋町7−20 チャスカ茶屋町2階
電話:06-6292-7660
営業時間: 10時00分~22時00分

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