プラチナ万年筆の人気万年筆プレピーの海外仕様のプレフォンテ[文具]
プラチナ万年筆の人気万年筆プレピーの海外モデルプレフォンテ
プレピーは、手頃な価格(破格)で購入できる、財布にも優しい万年筆です。
価格だけでなく、カラーバリエーションも豊富で、今人気の万年筆インクにもピッタリなモデルとしても、そのニーズが高く、低年齢層からも支持を集めています。
海外仕様のプレピーが文具イベントに登場
そんなプラチナ万年筆のプレピーに海外モデルが存在します。
文字通り、海外販売のモデルなので、国内では一般流通がありません、つまり一般の小売店では売っていないモデルです。
そんな海外仕様のプレピーが、2023年9月23日に開催された雑誌「趣味の文具箱」がはじめて主催した文具イベント「趣味の文具祭」に並びました。
当日、イベント会場に取材でお邪魔していた私ですが、プラチナ万年筆のブースの了解を得て1本売っていただきました。
プレフォンテ
PREFOUNTEと名付けられた海外仕様のプレピーの外観は、日本モデルのプレピーよりも落ち着いたカラーで、陳腐な言い回しなりますが「大人のプレピー」といった趣です。
プレピーとの違い
大きな違いは、キャップのクリップで形状もプレピーとはあきらかに異なります。
色合いもそうですが、クリップのデザインもやはり、ちょっと大人びた感じが伝わってきます。
プレピーとの共通点
プレピーの海外仕様ということなので、クリップ以外はほぼ同じで、筆記感もまったくと言っていいくらい同じで、目をつぶって筆記したら違いはわかりません。
いい意味での共通点は、この低価格の万年筆にもプラチナ万年筆独自の技術「スリップシール機構」が備わっていて、1年間インクをいれたままにしていても、中のインクが乾かず筆記が可能という、机の奥にいれてまま忘れてしまっても大丈夫という、うっかりさんにも、安心できる万年筆です。
コンバータにも対応
これも当然といえば当然ですが、プラチナ万年筆専用のコンバータも共用できて、好きな万年筆インクをプレフォンテで使う事を可能にしています。
蛇足ですが、プラチナ万年筆用のカートリッジも当然使えます。
プレピーは2023年10月現在440円〔税込〕で購入できますが、プレフォンテは逆輸入のために関税が2回かかっているのか、会場価格は880円(税込)でした。
プレピーにも550円(税込)モデルがある上に、パイロットコーポレーションのカクノ(KAKUNO)万年筆が1100円(税込)なので、特別高価な万年筆に思えません。
それよりも、コンバーターの価格770円(税込)の方が高価に思えてしまいます。
文具愛好家の考察
雑誌「趣味の文具箱」には、1本数万円の筆記具が当たり前のように掲載されていて、それを長く眺めていると、価格に関する感覚が鈍くなるというのか、麻痺した気分になります。
そのせいか、プレフォンテの880円(税込)は安いという結論に落ち着きました。
冗談は半分程度にして、プラチナ万年筆ファンからすれば、日本でこの価格で購入できるのなら、この機会に1本買っておこうという気になるのが、ファンの心理かもしれません。
わざわざこの1本を買い求めに海外まで出かけることはありませんが、円安のこのご時世に海外まででかけるのもちょっと戸惑うタイミングです。(サーチャージも高いですしね)
せっかく購入した万年筆です、しっかり使ってあげる事ができれば、たとえ数万円の筆記具でも決して高い買い物にはならない…はずです。
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