Pat-mi(パットミー)これは使える!2016年の最強手帳[文具]
Pat-mi(ぱっとみー)は2016年最強手帳!?
手帳の役割って
1年間のカレンダーが付いたダイヤリー型手帳の役割はおおきくわけて二つ!
- 予定表としてのスケジュール管理機能
- ライフログとしての日記機能
能率手帳(能率協会)や高橋手帳(高橋書店)に代表されるスケジュール手帳の多くは(1)の予定管理に重点をおいたもの。
ほぼ日手帳やMarksEDiTに代表されるデイリー型の手帳は(2)日記に重点をおいた手帳といえます。
もちろん、形にこだわって使う必要は無いけれど、フォーマットに沿った使い方をしている人たちは概ね上記二つの傾向にあてはまります。
Pat-miは(1)のスケジュール管理を主な手帳の使い方をしている人向けの手帳といえます。
特徴
①Pat-miの最大の特徴は、開いたページで月予定と1日予定が同時に視認できる事
下のエリアにはマンスリーのカレンダーがあり、その日を上になぞると1日のバーチカル(時間単位の予定表)にたどり着く仕組み。
(必要に応じて紙をめくる事になるが月予定が1日の予定からずれることはない)
②短期間単位の予定を正確に管理できる。
上記の図のとおり、月予定から日予定にダイレクトにワープできるので、従来の手帳のように月予定のページから日予定のページへめくる必要がありません。
従来型の手帳では?
たとえば、2015年9月14日に新しい予定が入ったとします。
ここで予定の有無を確認してからバーチカルページへ。
ここで空き時間を確認してから、再度マンスリーページへ戻って、改めて予定を書き込みます。
ビジネスでよくあるパターンは、マンスリーだけで確認して予定を書き込んで、あとからバーチカルページを見たらダブルブッキングした!なんてことはよくあるケースです。(はっは・・・自己体験)
二つのページに跨がるデメリットは、どちらかだけ書き込んで片方を忘れてしまう事です。
③2ヶ月前の予定表なんて見ない!?
手帳が重い原因のひとつは、1年12ヶ月分を携帯しているから。
Pat-miは1年を12分冊にして常に携帯するのは1〜2ヶ月を想定しています。
ボクも営業時代システム手帳を使っていましたが、3ヶ月以前の予定表はすべてはずしてお持ち歩いていました。
「これから予定」と「過去の予定」を見る頻度は雲泥の差があるので、1ヶ月1冊は合理的かつ潔い軽量化です。
付属する専用ホルダーは最大2ヶ月分まで挟み込むことが可能です。
このクリップが2ヶ月分予定表をしっかりホールド
実例(サンプルケース)
先日頂戴した見本をボクのスタイルで実際につかってみたら。
手順
マンスリーから
ワープ!
ワンステップだけで月予定(マンスリー)と日予定(バーチカル)が一瞬でつながりました。
これひとつのページで確認チェックが可能になりました。
従来の手帳と比較してみても、Pat-miの予定検索が驚くほど早いことが解ります。
スタートレックのU.S.Sエンタープライズ号か宇宙戦艦ヤマトのワープ航法レベルの速度!(笑)
注)上記で使っているシールは、ボクオリジナルの予定シールで現在使っているモノをPat-miサイズに変更して応用してみました。
本製品に付属するものではありません、あらかじめご了承ください。
Pat-mi VS ジブン手帳
Pat-miを考案したのCMプランナーの佐久間英彰氏。
佐久間氏はすでに大ヒットした(している)ジブン手帳の生みの親でもあります。
氏いわくジブンで使いたいからジブン手帳を作ったと宣う、では?Pat-miとジブン手帳の違いはなにか?
Pat-mi
- 1年12分冊
- 薄くて軽い
- 時間管理7時から24時
- 予定管理
ジブン手帳
- 予定・人生・メモの3分冊
- 薄くて軽い
- 時間管理24時間
- ライフログ
共通点もいくつかありますが、大きく異なる点は、ジブン手帳はライフログやしっかり管理したい人向け。
Pat-miはライトにさくっと管理したい人向け、ターゲットとしては、手帳が重くて厚くて持たなくなった人も想定。
別の言い方をすれば、Pat-miは遠くない未来に向いた手帳であり、ジブン手帳は過去をなぞる手帳といえる。
という事は、すでにジブン手帳のユーザーもPat-miを使えるってことなので、ジブン手帳ユーザーのみなさんも安心してPat-miを購入してください(笑)
改良希望点?
Pat-miを実際に使ってみた感想
マンスリーユーザーの視点でみると、見開いた状態でマンスリー(月予定)の1日のスペースが小さい事。
マンスリーからバーチカルへ導入するなら、マンスリースペースはもう少し余裕が欲しいところ。
あとは、バーチカルスペース。
月末になればなるほど、上を占めているバーチカルスペースが下へ下がってくるので、余白部分が多くなる。
これらの事はこれからユーザーアンケートでも出てくれば、2017年版(気が早い!)で改良されてくるでしょう(ねっコクヨさん!)
議論?
Pat-miの価格
手帳12ヶ月分+保管ケース+専用ホルダー(全5色)¥5000−(税別)
手帳12ヶ月分+保管ケース ¥3800−(税別)
このお値段には「ちょっと高いよ!」という声が多い、一般的なダイヤリーと比較すれば高額で、おいそれと試してみようか?
という気にはなりにくのも確か。
そこでご自身の年収を月割・時間割して、自分の1時間当たり価値を通貨に置き換えてみると面白いかも。
手帳12ヶ月分+保管ケース+専用ホルダー¥5000−を12ヶ月で割れば、1ヶ月当たり約417円
携帯電話会社に払うお金よりはるかに安いはず、さらにこの手帳の持つ管理機能で時間短縮・スケジュールミスが減れば対費用効果は決して高いとはいえないはず。
これを高いとするか安いとするかは、あなた自身が自分の価値をどうとらえているかによるところが大きいといえるでしょう。
(まったくスケジュール管理をしない人やすでにパーフェクトな管理ができている人には必要ないですが)
オススメのユーザー
- ビジネスマン
- マンスリー管理が主な方
- 過去ダブルブッキングで泣いたことがある方
- 佐久間英彰氏のファンの方
- 手帳術の著者の方
- 某CMプランナーの上司の方
(テレビ東京WBSトレたま参照)
追記
2015年9月1日に発売になりました。
製品版を手に感想・新しい使いからはコチラ
合わせて読んでいただければ幸いです。
結論
ボク自身は買い!です。
ものぐさなボクがジブン手帳を途中で挫折した理由が、マンスリーとバーチカルの管理が面倒だったから。
これが解消されたこと、1ヶ月単位でかさばらずに持ち運びできる事は大きなアドバンテージ。
ジブン自身のスケジュール管理に欠けていたピースを見つけた感じです。
AmazonにてPat-mi予約は始まりました。
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