*

神戸インク物語「ウルラピス」蘇る紀元前2500年のラピスブルー[文具]

公開日: : 最終更新日:2015/06/21 KOBE INK 物語, 文具

神戸インク物語(KobeINK物語)ウルラピス

KobeINK物語「ウルラピス」

KobeINK物語「ウルラピス」

神戸インク物語は、ナガサワ文具センターのオリジナル万年筆インク
定番51色(2015年6月現在)の他に限定美術館シリーズがある。

今回発売された「ウルラピス」は紀元前2500年頃の作品「ウルのスタンダート」と呼ばれる謎の?「箱」に装飾された「ラピス」のブルーを再現したナガサワ文具センターのオリジナル万年筆インク。
「箱」はメソポタミア南部に発生したシュメール文明のウルの王墓で発見されたところから「ウルのスタンダート」とよばれている。

パッケージ右上に「ウルのスタンダード」の写真が印刷

パッケージ右上に「ウルのスタンダード」の写真が印刷

この「ウルのスタンダード」のモザイク装飾品部分ラピスのブルーを再現したオリジナルインク「ウルラピス」が発売になりました。

KobeINK物語「ウルラピス」

DSC08262のコピー

パッケージにも特別限定版のこだわり感はハンパなく素敵。
DSC08261のコピー

ウルラピスはこんな色

ウルラピスはこんな感じ

ウルラピスはこんな感じ

ラピスは青金石(ラピライト)を含む鉱物んことで一般的にラピスラズリと呼ばれて、夜空の星の輝きを放つ美し石。

ラピスの青

ラピスの青

たしかに「海」の青ではなく、宇宙(そら)の青を感じます。

KobeINK物語美術館シリーズ

「ウルラピス」はKobeINK物語美術館シリーズの第6弾目にあたりブルー系では3色目。
第1弾「フェルメールブルー」第4弾「ゴッホコバルト」と比べてみると微妙な色の違いがあって面白い。(第4弾と第5弾は同時発売なので混乱したらごめんなさい)
写真でもみると(かなり)わかりづらい!?コクのある「フェルメールブルー」、水の青さが涼しく感じる「ゴッホコバルト」、宇宙の青を感じさせるのが「ウルラピス」
ってボクは感じたのですが、さてみなさんはいかがでしょうか?

KobeINK物語美術館シリーズ

KobeINK物語美術館シリーズ

ブルー系3色(ひとくくりにするのは勇気がいるけど)

3色色見本

3色色見本

ふと思ったけど、これまでのシリーズはフェルメール・ルノワール・ターナー・ヴァンゴッホ・モネの代表的な絵画から色を再現してきた神戸インク物語。
今回の「ウルのスタンダード」は紀元前の美術品!このような作品から新しい万年筆インクが再現されるとは!
ますます世界が広がっていきそうで、これからの展開がさらに楽しみな神戸インク物語シリーズです。

定番KobeINK物語「摩耶ラピス」

摩耶ラピス

摩耶ラピス

定番インクNo14「摩耶ラピス」よりさらに明るいのが「ウルラピス」になるそうですが、「ウルラピス」が売り切れたあとは、こちらのインクがオススメ。

こんな方にオススメ!

ズバリ!日常の筆記用にも最適、白いノートに「ウルラピス」の青はとても映えます。
くっきり文字を残したい人にはもちろん、手紙を書いたり原稿用紙に写本をするなどにもOK。
現在開催中「大英博物館展」へ行ったお土産として万年筆ユーザーの方へプレゼントに!はたまた来館の記念に購入すれば超実用的、インクを使いきるまで美術館の思い出は鮮明に蘇るでしょう。
「ウルのスタンダード」は夢に見るほど脳裏に焼きつはず(笑)

KobeINK物語「ウルラピス」の購入は?

・本体価格 ¥1800−
・発売 2015年6月20日
・販売 ナガサワ文具センター各店と大英博物館展開催中の売店
大英博物館展開催中は購入可能ですが、限定品のための品切れの節はご了承ください。

インターネットでご購入は↓コチラ
ナガサワ文具センターネット購入サイト

大英博物館展

・東京会場
東京都美術館
住所 〒110-0007 東京都台東区上野公園8-36

会期 2015年4月18日(土) ~ 6月28日(日)
開室時間 9:30~17:30 (入室は閉室の30分前まで)
夜間開室 金曜日は9:30~20:00 (入室は閉室の30分前まで)

観覧料
当日券 | 一般 1,600円 / 学生 1,300円 / 高校生 800円 / 65歳以上 1,000円

・福岡会場
九州国立博物館 3階
〒818ー0118 福岡県太宰府市石坂4-7-2 (太宰府天満宮横)

会期 2015年7月14日(火) ─ 9月6日(日)
開館時間 ]9:30~17:00 (入館は閉室の30分前まで)
[休館日] 月曜日 ※ただし7月20日(月・祝)・8月10日(月)は開館、7月21日(火)は休館

観覧料
当日券 | 一般 1,600円 / 学生 1,000円 / 高校生 600円 / 65歳以上 1,400円

・神戸会場
神戸市立博物館
住所 〒650-0034 神戸市中央区京町24

会期 2015年9月20日(日)―2016年1月11日(月・祝)
開館時間
平日、日曜日 9:30~17:30:30(入館は17:00まで)
土曜日    9:30~19:00(入館は18:30まで)

神戸会場への料金は未発表。

大英博物館展公式サイトはコチラ


関連記事

神戸インク物語×神戸松蔭女子学院がコラボした荘厳なチャペルインク[編集後記]

神戸インク物語×神戸松蔭女子学院がコラボしたチャペルインク  神戸に本社・本店を構える文具販売

記事を読む

新・超薄い名刺入れカードリッジ”dünn”がちょっとカッコ良すぎる!?[文具]

超薄い名刺入れカードリッジ   2014年に発売されたカードリッジAir&

記事を読む

ラミーサファリ、ペン先を交換して蘇る「復活の儀」[文具]

ラミーサファリ「復活の儀」 ラミーサファリはお値段も手頃で、万年筆初心者にも楽しんでも

記事を読む

絵画とインクのハーモニー、Kobe INK物語「ターナーカフェ」

ターナー展開催! 2014年1月11日から4月6日まで、神戸市立美術館でターナー展が開催される

記事を読む

はさめるペンケース「ペンサム」これであなたは1年で6時間得をする![文具]

はさめるペンケース「ペンサム」 ペンとノートの不思議な関係 どんな高級なペンでも、書くべき紙がなけ

記事を読む

なんでやねん!大阪弁マステが楽しいmtマルシェ梅田/ 和紙膠帶[文具]

mtマルシェ at うめだ阪急 2015年1月14日、大阪梅田阪急百貨店9階会場ではじまったm

記事を読む

神戸インク物語「北野パールシルバー」六甲の緑は真珠のために・・・!?[文具]

神戸インク物語「北野パールシルバー」 神戸インク物語は神戸に本店がある、老舗の文具屋さん「

記事を読む

初心者でも安心・万年筆の簡単メンテナンス[文具]

初心者でも安心・簡単な万年筆メインテナンス。 万年筆のメンテナンス?と聞くとなんだか面倒くさそ

記事を読む

代官山蔦屋書店 STATIONERY SALON アシュフォード30th 夢見る理想のレザー文具[文具]

代官山蔦屋書店 STATIONERY SALON ASHFORD 夢見る理想のレザー文具 20

記事を読む

初心者でも安心?4Cリフィルでボールペンカスタマイズ入門[文具]

4Cリフィルではじめるボールペンカスタマイズ入門。 4Cリフィル[/caption] 前回

記事を読む

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

コストパフォーマンスが最高なパイロット万年筆インキ[文具]

コストパフォーマンスに優れたパイロット万年筆インキ  

銀座伊東屋オリジナル万年筆LAMYsafariの第2弾Copper02発売[文具]

銀座伊東屋オリジナル万年筆LAMYsafari「Copper02」発売

ビジネスにも推し活に使える東京ビッグサイト行きJR高速夜行バス[旅行]

ビジネスにも推し活に使える東京ビッグサイト行きJR高速夜行バスグランド

アシュフォードのリフィルパッドポーチmini6は小さいけれどしっかり役立つポーチ型システム手帳です。[文具]

アシュフォードのリフィルパッドポーチmini6 システム手帳を牽

Plotter3穴レザーバインダー6年目の質感[文具]

Plotter3穴レザーバインダー6年目の質感 システム手帳の規

→もっと見る

PAGE TOP ↑