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岡山デニムの風合いがカッコイイ!LUDDITEのベンティペンケース[文具]

公開日: : 最終更新日:2023/07/07 大人の一品, 文房具

岡山デニムの風合いがカッコイイ!LUDDITEのベンティペンケース

LUDDITEのデニムベンティペンケース

 LIDDITE(ラダイト)は、素材の魅力を最大限に引き出すものつくりで、流行に左右されない、本物志向のプロダクトを生み出すブランドつとして、いま人気を集めています。

今回は、6月にナガサワ文具センター梅田茶屋町店で開催された「万年筆フェス2023」の会場で見つけた「デニムベンティペンケース」を紹介します。

デニムベンティペンケース


 ラダイトらしいプロダクトのひとつで、「オーセンティックデニム(本物のデニム)」を使用したモデル。
特にこの「岡山デニム リジット」はデニムの風合いをストレートに活かしたペンケースで、使い込むほどに身体に馴染んでいくジーンズのように自分だけの風合いに変化していきます。

独立収納スペース


 万年筆をはじめ、高級筆記具(個人で定義は変わりますが)は、他の筆記具と一緒にして傷つけたくないというユーザーにピッタリな専用スペースが、「デニムベンティペンケース」にはあります。
2箇所のホックを外すと左右に開いた面には5本収納可能スペースになっています。

左右4箇所にには、モンブランのマイスターシュテック149のような太軸の万年筆も入れる事ができ、センターには少しスリムな筆記具が入ります。
ここなら、他の筆記具と干渉することがないので、鞄の中であちこち移動しても、筆記具同士が傷つけ合う心配はなさそうです。

2箇所の独立ペンケース

 左右それぞれが、独立した収納スペースになっているため、シャープペンシルやボールペンといった筆記ツールは右に、定規や消しゴム、シャープペンシルの替え芯といった小物は左のスペースにと、混在を防ぐ使いかたができるのは便利です。
もちろん決まり事でないので、ユーザーの使いやすい方法で区別してOkです。

収納実例


 筆者もやはり、傷をつけたくない筆記具は万年筆に限らず、1本1本個別に収納して持ち歩きたい派です。
手元に、ドイツのブランドStilformの筆記具が5本あったので、試しに入れてみるとぴったりでした。
センターにはSilformAEON(金属チップを採用した金属ペンシル)、他のスペースにはStilromINK(万年筆)、StilformPen(ボールペン)、StilformARK(水性インクボールペン)がバランスよくなら並びます。
気を配るなら、左右1番外側にあまり太い軸の筆記具を揃えると、ホックが留めづらくなるので、そのバランスは実際に組み合わせて試して欲しい。

両サイドの収納スペース・ペン類


 筆記具としては比較的リーズナブルというか毎日の普段使いとして愛用しているシャープペンシルやボールペン、マーカーペンなどがいいでしょう。

両サイドの収納スペース・小物類


 消しゴムや定規なども、ペンケースに入れて持ち歩きたいツールです。
この他に、シャープペンシルの替え芯や鉛筆を使う人になら携帯用の鉛筆削り器、修正テープもあると便利です。

食べ過ぎには注意?


これらを詰め込んでも、ファスナーが閉まれば問題無く持ち運びはできますが、いびつに膨れて上がってしまうと、二つ折りにするための2箇所のホックが止まらなく可能性もあるので、ペンケースも腹八分がいいのも?しれません。

文具好きの思考

 ナガサワ文具センターの「万年筆フェス」の会場でLUDDITEさんと少しお話をしたのですが、製造コストから見ると、どのモデルも価格設定が低く、特にこの「オーセンティックデニム(本物のデニム)」は、素材や加工を考えると売れば売るほど赤字になるんじゃない?と思ったことを正直にぶつけてみました。
もちろん、どの程度利益があるのはわかりませんが、やはり近年の状況では厳しいようです。
ボクがそんな話をしたからではないですが、いつ価格改定があってもおかしくないので、気になった人は早めにお買い求めください。
「オーセンティックデニム(本物のデニム)」は3000円以上の定価がついてもおかしくないクオリティを備えたペンケースです。

 Amazonサイト


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