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システム手帳ミニ6穴サイズの規格が変わった?[文具]

公開日: : 最終更新日:2019/07/19 ナガサワ文具センター, 手帳

システム手帳ミニ6穴の規格が変わった?

リフィルが豊富自由なカスタマイズが楽しめるシステム手帳はバブル期をピークに文房具店の店頭から姿を消しつつあったが、近年再び息を吹き返す兆候が見え始めている。

NAGASAWA Journal Style & Chair Factory

ナガサワ文具センター本店4階にある「NAGASAWA Journal Style & Chair Factory」は日本でもトップクラスのシステム手帳リフィルの売り場を構えている。
雑誌「趣味の文具箱」がM5(システム手帳マイクロ5)を特集してから、この小さなシステム手帳がなにかと話題になり、システム手帳大手メーカーASHFORD(アシュフォード)が共犯、もといコラボしたM6ステム手帳が一部のシステム手帳ファンや文具マニアに大きく支持されていている。
ボクも流行に乗ろうとM5を1冊購入(実際には3冊手元にあるが)したら、なんの事はない20年以上昔に使っていた、どうやら時代がやっとボクに追いついたようだ。

止まれとまれ、話をミニ6穴システム手帳に戻そう。

M5だけじゃダメだった

かなりマニアックシステム手帳M5

M5(マイクロ5)は小さなバインダー式のメモとして優秀なシステム手帳だが、主力で使うにはやはりサイズが小さくパワー不足が否めない、そこでやはり10年以上昔に使っていたミニ6穴サイズのシステム手帳を復活させようと「NAGASAWA Journal Style & Chair Factory」で行われていたリフィルバイキングでミニ6穴サイズのリフィルを可能な限り詰め込んできた。

ちょっと脱線

余談だが、21世紀の現在システム手帳の使い方は、かつてのシステム手帳全盛期とは生活環境が大きく異なる。スマートフォンの出現で、スケジュール管理のためのダイアリーや住所録や電話番号帳などもはや持ち歩く必要性がなくなった世界が今だから、システム手帳に求められるものは・・・なに?といった冷たい現実が目の前に横たわっている。
そんなご時世だが、デジタルに負けないアナログの強みといっものもある。
たとえばスマートフォンで夕べ書いたメモを開こうとしたら。

  • スマートフォンの電源をオンにする
  • アプリを起動する
  • ファイルを探す

場合によっては、スマートフォンのホーム画面にたくさんならんだアプリのから、探すという指を動かさない作業も加わっている。
アナログノートの強みは、手帳を開くだけでOKな点、またシステム手帳のメリットは毎日ページを更新して処理の終わったページや不要なページは簡単に取り外す、もしくは強引に破って(これにはある種の快感を伴う)捨てることもでき、常に今必要な情報は常に表紙をめくったところおけるという使い方ができる。

さて6穴システム手帳の復活の儀

押し入れの奥にしまって置いたミニ6穴システム手帳の復活には、復活の呪文もドラゴンボールを集める必要も無く、机の上に置いた時点で見事復活をはたすことができた。

が、しかし・・・

なんだ!この違和感!?

新しいリフィルを挟んだミニ6穴システム手帳を手に取ってみるとなにか変だ!
人体錬成を失敗したなんとか兄弟ほどではないが、予想していた事となにかが違うのだ・・・

システム手帳がちじんだ??

手帳が縮んだ!?

いやそんなはずはない!
用紙もミニ6穴の規格のリフィルを間違いなく購入した。

手前が10年程前に入したリフィル。下が今回購入したリフィル。

購入したリフィルをミニ6穴システム手帳に綴じてみたところが、システム手帳からリフィルの端がはみ出している。
やはり、この10年間のあいだにシステム手帳が縮んでしまったのか?

奇妙な発見

一般的な横罫線のメモは、ミニ6穴システム手帳を購入した当時のものが現存してたので、それを使う事にした。
ここで発見!!良く見て見ると昔購入した横罫線のメモと新しく購入したリフィルを比べてみると、あきらかにヨコ幅のサイズが異なっている。

  • 旧ミニ6穴 タテ126mm・ヨコ76mm
  • 現在ミニ6穴 タテ126mm・ヨコ80mm

つまり、現在市販されている6穴サイズのシステム手帳のリフィルの大きさがこの10年(もうちょっと短いかもしれない)の間に規格が変更されたのかもしれない。
もし、ボクと同様にかつてミニ6穴システム手帳を使っていたひとが改めて復活させようとしているは、どうぞご注意を!

新たなる旅立ち

こうして、10年振りにミニ6穴システム手帳を第一線に復帰させる目的は志半ばで頓挫、せっかく大金を投じて購入したリフィル(¥450−プラス税)もいったん棚上げ状態になり、これから新しいミニ6穴サイズのシステム手帳を探す旅に出ることになりそうだ。
なるべくなら早く、財布への衝撃が少なくてすむ、そう消費税が10%に増税されるまでに。

to be continued.


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Comment

  1. エッシャー より:

    「とまれ」というのは「ともあれ」から転じたことばで、止まれという意味ではありません。老婆心ながら。

    • izupapa より:

      ご指摘ありがとうございます。
      気付かず変換しておりました、至らず申し訳ありません。
      おわびとお礼申し上げます。

  2. vardhana より:

    写真を見る限り、ダ・ヴィンチのジャストリフィルのポケットサイズの手帳でしょうかね。
    同手帳は他社で一般的であろう80mm幅のリフィルでははみ出してしまいます。
    http://www.raymay.co.jp/davinci/contents/davinci/justrefill/lineup.html

    レイメイ藤井であれば、76mm幅のリフィルです。

    • izupapa より:

      コメントありがとうございます。
      丁寧にリンクまで貼っていただき、問題が解決しました。
      システム手帳本体にメーカー名が読み取れない状態でしたので、規格が変わってしまった?と思い込んでいました。
      感謝申し上げます。

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