台湾で見つけたKEEP A NOTEBOOKはトラベラーズノートと相性ピッタリ![文具]
KEEP A NOTEBOOK×TRAVELER’S NOTEBOOK
「KEEP A NOTEBOOK」は2015年に台湾で発売された手帳のブランドです。
2015年の11月に台湾へ訪れた時に見つけたこの手帳は、日本で販売されているトラベラーズノートのリフィルとジャストサイズ!
これは使える!とお試しのつもりで買ってきて、日本のトラベラーズノート仲間に配ったり、略奪(と)られたりで、結局1冊しか手元に残らなかったので、2016年12月にリベンジで向かった台湾で買い直してきました、きょうはその「KEEP A NOTEBOOK」の紹介です。
KEEP A NOTEBOOK
先にお断りしておきますが、このKEEP A NOTEBOOKはまだ正式には日本では発売されていません、例外として2016年春の大阪梅田阪急百貨店の文具催事の際に、一部期間限定で店頭にならんだことある程度です。
現在日本で取り扱っている店舗があるかは不明ですが、私が知る限りではありませんので、先にあやまっておきます「ごめんなさい」(m_m)
ズバリ!特徴
- トラベラーズノートとの互換性
- 日本にはない個性的なフォーマット
トラベラーズノートとの互換性
互換性というほど難しいお話ではありません、KEEP A NOTEBOOKのサイズは縦210mm 横110mmと市販されているトラベラーズノートのリフィルと同じです。
トラベラーズノートのリフィルは少し特殊なサイズなので、互換性があるのノートを見たことがありません、それ以前に必要性を感じた事がなかったというのが本音です。
日本では「無地(プレーン)」「横罫(ルールド)」「方眼(セクション・スクエア)」が定番として、いまの季節だとカレンダーなどスケジュールタイプなどもありますが、トラベラーズノートの互換性リフィルとして、KEEP A NOTEBOOKはそれに負けないラインナップが揃っているのが魅了です。
日本にはない個性的なフォーマット
トラベラーズノートはリフィルだけではなく、さまざまなパーツやキットも販売されていますが、リフィルとしては「無地」「横罫」「方眼」のフォーマットで、紙質の異なるリフィルが数点販売されいるくらいで、リフィルのフォーマットの選択は決して多くないのが現状です。
KEEP A NOTEBOOKは2015年の発売時点で9つリフィルがラインナップされていました。
Model1
Weekly/Diary(日週筆記)
日付を自由に書き込んで使えるタイプのスケジュールノート。
64pages 65NTD
Model2
Section(方眼筆記)
日本でもお馴染みの方眼タイプのノートで、奇しくも?トラベラーズノートとKEEP A NOTEBOOKの2番は同じ方眼タイプです。
64Pages 65NTD
Model3
Ruled(横罫筆記)
ノートフォーマットでは基本中の基本、行幅5mmの横罫タイプのモデルです。
64Pages 65NTD
Model4
Ruled+Section(横方筆記)
このラインナップのなかで、ボクが特に気になったリフィルがこのRuled+Section(横方筆記)です。
日本だけでなく、海外ブランドのノートファーマットでも見たことが無い、方眼と横罫が一緒になったタイプです。
左ページが横罫で右ページが方眼と、印刷の手間がかかっているはずなのに、と考えてしまうのはボクだけでしょうか?
64Pages 65NTD
Model5
Plain(空白筆記)
その名前のとおり、無地のノートですが、ページ中央にドットのクロスが入っているのが特徴です。
絵を描く人には便利なフォーマットなのかもしれません。
64Pages 65NTD
Model6
旅行用フォーマットのトラベルジャーナルは2種類、Model6は国際版でModel7は台湾版です。
フォーマットの違いはありませんが、はじめのページに世界地図が描かれているのが国際版の特徴です。
32Pages 65NTD
Model7
Travel Journal(旅遊筆記・台湾版)
中のフォーマットは旅行者向けにデザインされています。
そして台湾版の特徴である台湾版には台湾の地図が描かれています。
次の台湾旅行の時は、このTravel Journal(台湾版)で旅してみたい思っています。
32Pages 65NTD
Model8
Project Notebook(専案筆記)
8×8のブロックに分けられたページは、プロジェクト管理向けのフォーマットです。
お堅くビジネスモデルって考えずに、ボクの家内はこのノートを見開きでカレンダーとして使っています。
このフォーマットなら、マンスリーのスケジュール管理にも使えそうですし、あとの余白ページも豊富なので1年を管理するスケジュールノートとして、もちろんビジネスのツールとして、ガントチャートなどにも応用できそうです。
64Pages 65NTD
Model9
Memo(便箋筆記)
このモデルはノートではなくて、メモシートが6種類各4枚のセットになっています。
それぞれ、洗練されたデザインのメモがしっかりしたケースにまとめられています。
24Pcs 110NTD
Model2016年限定版
KEEP A NOTEBOOK 1周年記念で発売された限定版ノート
白と黒はDay and Nightをイメージした無地ノートです。
中にはポケットがついていて、装丁とあわせてこのノート単体でも使えるのが魅力です。
1Pack(2Books) 350NTD
備考:NTD=ニュー台湾ドル 日本円換算では1NTD=4円(2016年12月)
フォーマット見本(パンフレットから)
追記
KEEP A NOTEBOOKのオプション製品にリフィルを数冊まとめて携帯できるノートカバーがあります。
このカバーは日本でも「山本紙業」が取り扱っていて、オンラインからの購入が可能です。
必然、トラベラーズノートでも利用可能なので、興味がある方はこちらのサイトをご覧下さい。
山本紙業オンラインサイトはコチラ
トラベラーズノートユーザには、特にオススメしたいまとめ
KEEP A NOTEBOOKのこのほかの特徴は、オリジナルビニールカバー(別売)や数冊のリフィルを同時に携帯できる紙製の組み立てカバーなど、どれもデザインにこだわったラインナップが魅力の手帳システムです。
しかも価格がリーズナブルなこともあって、文具好きな特にトラベラーズノートユーザーの知人には「ぜったい!喜ばれる」お土産にもなります。
上記でも書いたとおり、残念ながらまだ日本では正規ルートの発売がありませんが、身近な隣国台湾へ行ったときのは、ぜひ探して欲しい一品です。
購入のヒント
ボクが購入したのは、台湾(台北市内)大手書店「金石堂書店」グループで購入しました。
FACEBOOKページ
金石堂書店はコチラ
Amazon トラベラーズノート
関連記事
-
大人の白地図カルトグラフィーと旅ノートは素敵な蜜月?[文具]
大人の白地図カルトグラフィー 旅行の楽しみに、今自分がどこにいるのか? 自分が住んでいる街か
-
代官山蔦屋書店 STATIONERY SALON アシュフォード30th 夢見る理想のレザー文具[文具]
代官山蔦屋書店 STATIONERY SALON ASHFORD 夢見る理想のレザー文具 20
-
コスパ最高、初心者にオススメしたい台湾生まれの万年筆TWSBI[文具]
台湾からやって来た筆記具のブランドTWSBI 台湾の筆記具メーカーTWSBIが日本に上陸して以
-
はじめての台湾〜準備編〜[旅行]
はじめての台湾〜準備編〜 2016年今年も台湾に行くことになりました。 日本からわずか3時間
-
TOOLS to LIVEBY おしゃれに持ち歩くシャープペンシルリフィルケース[文具]
TOOLS to LIVEBY おしゃれに持ち歩くシャープペンシルリフィル Lead Refill
-
トラベラーズノート×誠品書店コラボは旅心をくすぐる旅文具[文具]
TRAVELER'S factory と台湾誠品書店の旅のコラボレーション 誠品書店 日本で
-
ふみの日 文具ファンが送って嬉しい、もらって嬉しい特殊切手が発売[文具]
ふみの日 もらって嬉しい文房具デザイン切手が発売 手書きの手紙は最高の伝達ツール 電子メール
-
台湾の新しいブランドANTOUからさまざまなリフィルが使えるボールペンCが登場
台湾からの新しい風ANTOUブランド上陸、まずはボールペンC ここ数年、TWSBIをはじめ台湾
-
文具の蔵Rihei アヒル店長に逢いに行く富士宮の文具旅[文具]
文具の蔵Rihei アヒル店長に逢いに行く! アヒルのがー太くんが店長をつとめるすてきな文具店があ
-
ポスタルコツールボックスにひとめ惚れ、恋するペンケース[文具]
ポスタルコ ポスタルコ?あまり耳にしたことがないメーカーですが、2000年にアメリカのデザイナーだ
Comment
初めまして。
トラベラーズノートユーザーです。
そして。来月台湾に遊びに行きます。
こちらの記事、参考にさせて頂きます。
コメントありがとうございます。台湾の旅行をぜひ楽しんできてください。