旅するロルバーン片手に旅に出よう[旅文具]
旅の瞬間をストックするロルバーン
ステーショナリーメーカーとして、抜群のデザインとセンスを誇るプロダクトを提供する株式会社デルフォニックスから、新しいコンセプトのロルバーンが2023年7月21日に発売されました。
「旅するロルバーン フレキシブルカバー360°」(以下旅するロルバーン)と名付けられたこのノートは、その名前が示す通り、旅の瞬間をその場でストックすることができるロルバーンです。
ロルバーンフレキシブルをベースにした「旅するロルバーン」
ページを自由に入れ替えることができる「ロルバーンフレキシブル」をベースに作られた「旅するロルバーン」は、多くの文具雑貨の著者、そして文房具を特集したテレビ番組にゲストとして出演する、フリーアナウンサーの堤信子さんが監修しました。
自らも旅が大好きで、旅先では様々な想い出といっしょに紙ものを鞄に詰め込んで持って帰ってくる彼女の旅に対する思いが、ノートという形にしたのが「旅するロルバーン」です。
2019年から商品開発にも携わり、さまざまな試行錯誤の結果、2023年7月に直営店「DELFONICS」「Smith」の各店、そして「DELFONICS ONLINE STORE」で発売が開始されて、このあと全国の販売店でも販売が予定されています。
旅するロルバーン
スケルトンな表紙
まず、はじめに目に入る大きな特徴は透明な表紙。
表紙は2重構造になっていて、その隙間に紙などが挟み込める仕様で、チケットやパスポートなどすぐに取り出したい物を入れておくのに便利です。
しっかりした素材なので、鞄の中で大切な物が折れてしまう心配はなさそうです。
方眼ポケットメモ
博物館の入場券やリーフレットに観光マップなど、旅先では様々な紙物が手元にやってきます。
これらの資料を、バッグやバックパックに無造作に放り込むと、汚れたり折れ曲がったりと、後から整理する気を無くしてしまうような気分のなってしまいますが、この方眼ポケットメモは記録するための方眼ノート部分がポケットになっているため、もらった紙物をその場でポケットにしまうことができ、同時に整理することまでできてしまう便利なメモになっています。
無地ペーパー
旅の想い出を飾るのは、なにも現地で入手できる紙ものだけではありません。
観光地や駅にあるスタンプだって、立派な想い出になるアイテムです。
スタンプを押したり、紙ものを貼り付けたりするにもひと役買ってくれる、地味ながら活躍してくれる無地ペーパーです。
ジャバラ折りペーパー
広げると長くなるジャバラ折りペーパーは、1枚のページを広く使う事ができます。
ひとつの旅を横長に描いて記録したり、フライヤーを貼り付けたりと、より個性的な表現を楽しむ事ができるページです。
製品ラインナップ
「旅するロルバーン」には、定番ロルバーンの人気のLサイズとA5サイズの2タイプと、クリアとクリアグレーの2タイプが並びます。
パッケージ内容は、LサイズもA5サイズもどちらも同じで構成で、「旅するロルバーン」の発売にあわせて、新しく「方眼ポケットメモ」が定番リフィルとして仲間入りしました。
この「方眼ポケットメモ」を使えば、既存の「ロルバーンフレキシブル」を「旅するロルバーン」として使うこともできますが、ジャバラ折りペーパーと挟み込める表紙は、リフィルとして発売がないので、まずはスターターキットとして「旅するロルバーンフレキシブルカバー360°」をまず1冊購入することをオススメします。
また、「ロルバーンフレキシブル」用のリフィルはそのまま「旅するロルバーン」で使う事もできるので、もう少し記録ができるスペースが欲しい時には、リフィルを追加して自分だけのノートを作るカスタマイズも楽しめます。
たまった旅の記録はバインダーに保存
ロルバーンフレキシブルにはメモを束ねて収納できる「ストックファイル」が別売されています。
コレを使えば、想い出は「ストックファイル」に、中身はいつでも新鮮な気持ちで旅に出ることができます。
堤信子さんデザインの限定「旅するロルバーン・スヴニール」
旅するロルバーンの発売を記念して、監修された堤信子さんとコラボレーションしたモデルが2023年8月4日に発売されます。
堤信子さんといえば近年、テレビの某バラエティー番組でレギュラー?と思えるほど主演回数が多く、包み紙コレクションで知られる存在になっています。
そんな紙ものコレクターとしても知られる堤さんが、世界を旅して収集した貴重なコレクションのヒントにデザインされた表紙のモデルが登場します。
フランス・パリの古地図をデザインした「マップ」、美しい万年筆の筆跡をデザインした「レター」
1800年代のパリの住宅用壁紙を基にデザインされた「ウォールペーパー」の3種類がLサイズ、A5サイズとして直営店「DELFONICS」「Smith」の各店店頭に並びます。
旅好き文具好きの思考
旅の大ベテランである堤信子さんと株式会社DELFONICSがタッグを組んだ「旅するロルバーン」は、それだけで旅好き、文具好きにはたまらないプロダクトです。
なにより、ページそのものがポケットになっているのは、あとから整理しようとして、紙ものを一箇所にまとめておくよりも、帰ってから旅の記録をまとめる時に格段に便利です。
そんな、旅人の気持ちを汲んでくれた「旅するロルバーン」は、想い出をストックするツールとして、記録するノートとして、心強い旅のバディになってくれそうです。
関連記事
-
-
2016年手帳のスケジュール管理は自分オリジナルシールで![ノート術]
2016年手帳のスケジュール管理は自分オリジナルシールを作る ありがたいお話で、毎年この季節に
-
-
一澤信三郎帆布のトートバッグひとつで旅をする[旅]
一澤信三郎帆布のトートバッグひとつで旅をする 旅行をもっと身軽に楽しみたいというコンセプトで
-
-
台湾で見つけたKEEP A NOTEBOOKはトラベラーズノートと相性ピッタリ![文具]
KEEP A NOTEBOOK×TRAVELER'S NOTEBOOK 「KEEP A NOT
-
-
羽根のない扇風機 ダイソンピュアクールの体感レビュー[レビュー]
ダイソンピュアクールで初めての体感レビュー 羽根のない扇風機Dyson cool ダイソンク
-
-
ロジクール マルチデバイスキーボードK480でリスク管理!? [製品レビュー]
ロジクール マルチデバイスキーボードK480 ロジクールから発売されている複数のデバイスで使えるマ
-
-
カンミ堂から発売された&Note アンドノートで旅ノートを作って見たい[旅ノート]
旅するノートブックの相棒に加えてみたいカンミ堂&Noteアンドノート 2019年3月15日から全国
-
-
文具の蔵Rihei アヒル店長に逢いに行く富士宮の文具旅[文具]
文具の蔵Rihei アヒル店長に逢いに行く! アヒルのがー太くんが店長をつとめるすてきな文具店があ
-
-
ポスタルコツールボックスにひとめ惚れ、恋するペンケース[文具]
ポスタルコ ポスタルコ?あまり耳にしたことがないメーカーですが、2000年にアメリカのデザイナーだ
-
-
金属製ペン先を採用した未体験筆記具「DRILLOG(ドリログ)」の魅力
金属製ペン先の筆記具「DRILLOG(ドリログ)」の魅力 ここ数年、文房具の業界では万年筆
-
-
旅に持って行きたい電子書籍リーダーとしてBOOXLeafを購入した理由[旅ツール]
旅行に連れて行きたい電子書籍リーダーとしてBOOXLeafが現状ベストな理由 書籍不況、