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アシュフォードのリフィルパッドポーチでミニマムな旅行を楽しめます[旅文具]

公開日: : システム手帳, 旅文具

アシュフォードリフィルパッドポーチ

 創業30周年を迎えた時、斬新なモデルから復刻モデルなどこれまでのシステム手帳ユーザーを興奮させるプロダクトを打ち出してたアシュフォード。
現在、新旧のシステム手帳ユーザーから絶大支持と人気を集めるブランドとして、業界の主翼の一役を担っています。

システム手帳

 中身のリフィルを自由に組み替えることで、ユーザー好みのカスタマイズができる手帳として、20世紀後半ビジネスマンの必帯ツールだったシステム手帳も、21世紀電子手帳やスマートフォンの出現で、予定や連絡先を紙の手帳で管理する優位性が失われたことで、一時の人気を失うところまで追い詰められた感がありましたが、アシュフォードを筆頭に各社から新しい価値観を備えたモデルが近年続々登場してきました。
 旧来のシステム手帳が持つイメージを払拭させるために、アシュフォードでは現在「システム手帳」という表現は捨て「レザージャケット」という総称を使用していますが、本記事では誤解や混乱を避けるために「システム手帳」と表記いたしますのアシュフォードファンの皆様、関係各位様にはご了承をいただきたいと思います。

リフィルパッドポーチ

 リフィルパッドポーチは、文具コンサルタント土橋正さんの監修で生まれた新しいスタイルのシステム手帳です。
写真発売を記念した限定モデルですが、市販モデル基本構成で解説いたします。

大きな特徴は、カバーがファスナー式になっていて、全体がひとつのポーチのようなシステムになっている点です。
なので、システム手帳にただ挟んだだけのメモや小物類が落ちる心配無く、安心して持ち運ぶ事ができます。

ファスナー付きポケット

ペーンケース不要のファスナー付きポケット


 スペースにも余裕があるファスナー付きポケットには、ペンなどをはじめ消しゴムや定規などの文具小物も収納できます。このポケットのおかげで、必要最小限の筆記具をまとめられるために、わざわざペンケースを持ちはこぶ必然性はなくなりました。

カードポケット

中身が見えるメッシュポケット


 クレジットカードや会員証など、旅行の際のきっぷなんかも収納ができます。
また、メッシュ状なためにポケットに深い入ったカード類の視認性がいいのも実用的です。

リングバインダー

リフィルの交換・追加・差替可能のリング式バインダー


 リフィルパッドポーチの大きな特徴のひとつ、メモを綴じるリングバインダーは巻単に取り外しができるので、ポーチの中に挟んだ状態では筆記がしにくい?というユーザーには取り出して使う事も可能にしています。

ペンホルダー

速記性がアップするペンホルダー


 オプションのペンホルダーをリフィルとして挟み込めば、速記性もアップします。
このペンホルダーは余裕をもってつくっているので、少し太めのペンも入ります。

オプション1・カードケース

カードの類いもしっかり収納


最近では現金を持ち歩かない人も増えているようですが、カード類は増えているのでは?
システム手帳には、クレジットカードや身分証明書などを収納するリフィルが各社から発売されています。
写真のモデルは裏表に計6枚のカードが入ります、これだけあれば1回の旅行に必要なカード類は十分です。
余談ですが、最近様々なカード式会員証や店舗が提供するポイントカードなどはスマートフォンのアプリに移行しているので、アナログなこのシステムもじつはデジタルの恩恵を受けています。

オプション2・お札入れ

財布として使えるポケットリフィル


 ファスナー付きポケットリフィルを財布(紙幣)として活用しています。
市販されているこのタイプのリフィルは中身が見えるように透明なモデルがほとんどですが、現金が見えてしまうのはセキュリティー的に不安なので、このリフィルのサイズに合わせて黒い紙をカットして挟む事で、外からは見えなくなり、財布としても安心です。

リフィルパッドポーチの問題点


 旅行好きの私にはたまらない機能を備えたリフィルパッドポーチは100満点をあげたいツールですが、唯一使いづらい点が存在します。
付属のリングバインダーは構造上、リングから外側へかけて段差が生じています。
つまり、リングに近い位置ほどシートとリフィルの間に浮いた空間ができてしまい、このエリアでの筆記は少々やっかいという点です。
なれてしまった今では、さほど気にならなくなりましたが、筆圧が強いひとには慣れるまで注意がいるかもしれません。

文具好きの思考

 

旅行に最適化されたノートといえばデザインフィルのトラベラーズノートも愛用する筆者ですが、ノートとペンケースをひとつにまとめて持ち歩くにはこの「リフィルパッドポーチ」が最適解です。
今回、2023年2月JR西日本企画キップ「サイコロきっぷ」を使って山口県湯田温泉へ旅行に出かけた際、手帳・筆記具・財布・乗車券の収納まで「リフィルパッドポーチ」ひとつで全て賄うことができ、シンプル&ミニマリストな快適を旅行を楽しむことができました。
持ち歩くツールはなるべく少なくしたいというユーザーには、お勧めできるアシュフォードリフィルパッドポーチです。

アシュフォードリフィルパッドポーチ

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