Mac日本語入力「ことえり」がすごい！おどろきの機能

Macで日本語入力

Macには、標準で「ことえり」という日本語変換プログラムが搭載されています。 WindowsならIME(あいえむいー）、日本語ワードプロセッサで有名な「一太郎」にはATOK（えいとっく）という、キーボードから入力した文字を、漢字（日本語）に変換するプログラムの事です。

アメリカ生まれのパソコンは、アルファベット２６文字だけで表現できる文化なので、変換という概念はなかったのですが、アジア圏など漢字文化の国では、この変換プログラムが必要になっています。

日本ではMS-DOS(Windowsの前身）の時代から、受け継がれたきた文化？当時はFDP(ふろんとえんどぷせっさ）なんて呼ばれていました。 ボク自身は、MS-DOSの時代から「一太郎」を使っていたので、やはり慣れ親しんだ変換方式が便利です というわけで、Macに買い換えてからも相変わらず「一太郎」のATOKを使ってきました、ところがMacの日本語変換プログラム「ことえり」にとんでもない機能が！！

という訳で、きょうはMacの日本語入力「ことえり」のおはなし。

１Macで手書き認識はダメ！？

実はMacは日本語手書認識できません。（Applestoreの方に聞きました）手書きパッドは中国語認識なので、漢字変換として使えない事はないのですが、文字コードが日本と異なるために、Mac間でやり取り（メールとか）は大丈夫ですが、windowsで表示すると文字化けがおこる可能性があります。

２読めない漢字はどうするの？

部首から漢字を検索しましょう。

「轆」という漢字があります、焼き物を作るときの道具で「轆轤」という漢字の「轆」は「ろく」では変換できません。

これを変換候補であげるのに「車」「鹿」たして漢字を検索してしまおうというのが、ことえりの「部品の共通な部分を使って検索」という機能です。

車鹿と入力して、この二文字を指定。

すると、下の候補が現れます。

漢字をクリックすれば変換確定！

さらに、カタカナと漢字で変換候補を探す事も可能

マ＋男＝？　（間男・・・？）

「勇」です。（間男とはえらいちがいですがw）

３、Mac初心者のボクが一番最初に戸惑ったカタカナ変換

Windowsでは「F７」キーを押せば簡単に、入力したひらがなをカタカナに変換してくますが、Macで「F７」キーを押しても、うんともすんとも・・・。（カタカナの一般的な言葉しては変換してくれますが、固有名詞や非メジャーの土地だとダメなんです）

これには、２通りのやり方がありました。

「Shift」キーを押しながら文字入力すると、入力しているそばからカタカナ化してくれます。

ひらがなを入力したのち、「Fn」キー＋「F7」キーで、Windowsとおなじ機能でカタカナ変換してくれます。

ドイツの名門高級文具メーカー「ファーバーカステル」ジョブスは文具に興味がなかったのかも？

４「かな」「英数」の応用編。

ひらがなを入力する際は、さきに「かな」キーを、アルファベットの場合は「英数」キーを押してから使いますが、時々わすれて入力してしまう事はないですか？

この状態で「英数」キーを２回入力すると・・・

と変換してくれます。

これを結構ミスするのはメールアドレスを入力する時ですね。

いずぱぱ＠ほtまいl。cお。jp　→　izupapa@hotmail.co.jp

その逆で間違ってアルファベット入力してしまった場合は

konnbannha？

ということでしっかり変換してくれました。

まとめ

ことえりは、変換できない漢字を、漢字部首や部品と合成して変換候補をさがしてくれる。

英数・かなを間違って入力したあと確定（エンターキー）をおさなければ、「英数」「かな」キーを２回押す事で正しい変換をしてくれる。

ただし、手書き入力は日本語（漢字コード）には未対応、ただしATOKなどの別売IMEを使用すれば可能。

日本入力に特化して日本語IMEのATOKはこちら