ムーンプランナーは手帳の常識を覆す新発想のアイデアノート[手帳]

公開日： 2016/01/13 : 最終更新日：2016/01/14 手帳

MOON PLANNER（ムーンプランナー）

〜月齢で管理するまったく新しいスタイルの手帳〜

2016年度の手帳商戦も、年が変わってちょっとひと息。
このあと、4月始まりの新学期向けの手帳の発売が控えていますが、1月始まりの手帳を買った人たちは、今希望に燃えて毎日あたらしい手帳と毎日をすごしているのではないですか？

MOON PLANNER

あまり聞いた事がない名前の手帳ですが、日本手帖の会が毎年主催する「手帖総選挙」で昨年から上位にランクインする人気の手帳。
きょうはその人気のヒミツと新しいモデルを紹介します。

ここが凄い！手帳の常識を覆すフォーマット３つの特徴

１日から始まらない！見開き1ヶ月なんて誰が決めたの？
1冊半年分の分冊スタイル、でも1月7月始まりではありません
基準は月の満ち欠け。満月→新月・新月→満月

これを要約すると
ページを月単位ではなく新月から満月・満月から新月（約15日）がブロックスタイルのフォーマット。

MOON PLANNERをカンタンに解説

1，1年を１／２にした分冊スタイル

MOON PLANNERの凄いところは従来の手帳の1ヶ月だとか1年、1日からはじまる、日・月曜日からはじまるといった既成概念が根底からぶち壊した（あっ言葉が汚くてごめんなさい）フォーマットで、2016年度は「春分の次の新月から始まる」4月7日からスタート！（2015年は4月19日でした）
そして最後は9月30日の新月で半年が終わります。

2，見開き１ページ

上記写真を見てもらってわかるとおり、日付はページをまたいで右へ向かい、最後は折り返して左に戻るスタイル。
新月から満月、満月から新月へのサイクルは約29.5日、なのでこの見開き1ページも月齢を基準にしているために、月によって1ページが14日だったり１６日だったりするのも特徴です。

３，新月欄と満月欄そして半月欄

この写真でわかるとおり見開き1ページのはじまりは必ず新月もしくは満月からはじまります。
そして半月の欄（ブロック）も他の日よりも大きくなっています。

ショートスパンで考える最適なフォーマット

潮の満ち引きは月との引力に大きな関係があります、つまり地球も月のサイクルとは無関係ではありません。
女性の場合はこの月のサイクルは特に関係があるはずです。
やや迷信的な表現になってしまいますが
・物事をはじめるのは新月からスタートするすと成功する！といわれています。月が満ちていくのはこれから上昇する事を意味しています。
この日が他の日と比べて3倍のスペースを割り当ててあるのは、次の満月までに成しえたい事を書き込むためのスペースです。
・満月は完成を意味し、ゴールの目標を決める基準に役立ちます。ショートスパン約2週間でひとつのプロジェクトを完成させる場合にとても有効な期間ともいえます。
・半月には上弦と下弦（これから満ちていく月とこれから欠けていく途中の月）これも見開き1ページの中では他の日より2倍のスペースが確保されています。
正確には半分（日数）ではありませんが、プロジェクトの折り返し日として確認見直しをはかる日、また仕切り直しやリスタートといった役割の日にもなります。

ボクたちが特に無意識で使っている手帳にもこの月齢表記がありますが、MOON PLANNERと同じ意味が添えられていたんですね。

MOON PLANNERがすごい３つの理由

セカンドノート（手帳）として使える
使っている手帳には書きにくい個人目標をコミット（宣言）できる
書き方に制約がない

セカンドノート（手帳）として使える

2016年も始まり、それぞれ新しい手帳に胸を弾ませながら使っている人もこれなら2冊目手帳として使えます。
人気の「ほぼ日手帳」「ジブン手帳」「MOLESKINE」「クオヴァディオス」とバッティングしないフォーマットと概念だからこそセカンドノートとして活用できます。

使っている手帳には書きにくい個人目標をコミット（宣言）できる

ビジネス手帳であれば、会社の同僚に見られてしまうので個人的な目標（こっそり「ダイエット目標××ｋｇ」）はちょっと書きにくいというひともいるでしょう。
高橋手帳・日本能率協会のガチビジネス手帳は書くためのスペースも限られているので、ちょっと分けて管理した人にもオススメできます。

書き方に制約がない

見開き１ページ（１スパン）が、1ヶ月マンスリーの30日よりとても俯瞰しやすいので、文字だけでなく記号やイラストで表現してもOK！
たとえばプロジェクトの進行状況を数字や記号（30％や△）で表記したり、体調管理ではイラストで)^o^(・(>o<)（イメージです）を書いてみたりしても面白いかもしれません。知人が、その日の感情をイラストで書いてみたところ「喜」「悲」「怒」など、これが意外にも月の満ち欠けにリンクしていた事がわかって、次の月の「怒」が多かった日には、気を付けて過ごそうと心がけたとか。この他にもサマリー・ウィッシュリスト・メモ欄などさまざまな工夫が盛り込まれたMOON PLANNERです。全部のコンテンツを紹介しきれないのですが、今日は2016年春から新登場するMOON PLANNER with（スリム版）を最後に紹介します。

MOON PLANNER with（スリム版）

ムーンプランナーwithは手帳を閉じた状態で約20mm幅が細くなりました。

左オリジナル版・右スリム版

中身の方は？

ブロック（欄）が少し狭くなりましたが、見開き１ページの下にメモ欄が加わり、1ページスパンの見返りや結果なども書き込めるようになりました。

トラベラーズノートと一緒に持ち歩ける！

ムーンプランナーwithは、手帳ユーザに大人気のトラベラーズノートと幅がジャストサイズ！
中のゴムバンドに挟み込めば、いつも一緒に持ち運ぶ事ができるサイズです。

月にかわっておまとめよ！(笑)

この手帳を考案したMOON PLANNERの中の人は、イベント企画などの仕事に就いていたとき、土日曜にお休みがなく、従来型の手帳がご自身に合わなかったために、自作でこのプロトモデルを手書きでつくってプロジェクトを成功させた経歴の持ち主。
この点は、昨年ビジネス手帳部門第1位に輝いた「ジブン手帳」を考案した佐久間氏と同じ発想点です。
「事を成す」人の手帳は、まず既存の常識を破壊し新しいオリジナルを生み出す事と、自分の目標を明確にする人だなと、つくづく思い知らされました。
とはいえ、自分で手帳を作ってしまうなんて人は一握りの人、まずは手帳に自分の目標をしっかり明記してこの1年挑んでみましょう。
MOON PLANNERはそんなあなたのお手伝いをしてくれる手帳です。
注：ショートスパンで考える事に便利と書いていますが、半年のスパンで計画を立てることができる機能も備えているので、ぜひお試しいただきたい。
1月発売予定の活用ガイドブック「Artemis（アルミテス）」は手帳を計画的に活用するためのノウハウがたっぷり収録されたオリジナルブックです、こちらも併せて参考に。