2016年手帳のスケジュール管理は自分オリジナルシールで![ノート術]
2016年手帳のスケジュール管理は自分オリジナルシールを作る
ありがたいお話で、毎年この季節になると各出版社から発売される「手帳特集号」に私のノート術が、ここ数年毎年掲載されます。
その中で、特に紹介される機会が多い「オリジナルシールを使った管理術」、今年も学研Mookで掲載いただております。
じつは、このシールの作り方がわからない?という質問を時々いただきます。
雑誌では、趣旨が異なるので詳しい作り方をお話ししたことがありません。
と言うわけで、きょうは来年の手帳に向けてオリジナルシールの作り方を紹介します。
自分オリジナルスケジュール管理シールの作り方
材料
- ヒサゴ A4タックシール全面ノーカット(再剥離タイプ)
- ダイソー フリーカットシール用紙 A4(普通紙)
機材と道具
- パソコン(Windows or Mac)
- アプリケーション (Excel or Numbers)
- カッティングシート
- カッターナイフ
ヒサゴA4タックシール
再剥離タイプのシール仕様
ダイソー フリーカットシール用紙
再剥離タイプ+フリーカットシール用紙なら、なんでもOKです。
手順1
ExcelかNumbers(表計算ソフト)を使って、自分の予定カテゴリーを挙げていきましょう。
ExcelもしくはNumbersを起動して、新規作成で新しい表を作ります。
下のサンプルを参考に表にしてください。
- 会議
- 出張
- プレゼン
- 飲み会
- デート
- 映画
- etc
挙げたカテゴリー(項目)を表に書き込んで行きます。
ポイント
御自身が使う手帳のマンスリータイプのブロックに合う寸法をテスト印刷をして幅・高さを調整します。
備考:用紙設定はハガキサイズ
(A4サイズ分すべて埋め込むと、あとからカットするとき生きながら地獄をみることができます)
サンプル
手順2
用紙は基本A4サイズなので、この用紙(ヒサゴA4タックシールとダイソーフリーカットシール用紙)を1/4にカットします。
おおざっぱですが、A4サイズの1/4はほぼハガキサイズになります。
なので、カットするときはおおざっぱに1/4にカットします。
ナイフの取り扱いには注意してください。
手順3
印刷(プリントアウト)
Excelやプリンターの設定をハガキサイズにして、ヒサゴのA4タックシール(再剥離タイプ)に印刷します。
手順4
カッティング
印刷された用紙の罫線に沿ってナイフをつかい切り目を入れていきます。
ここで注意が必要なのは、力を入れすぎるとシールがバラバラになってしまい、切り目が弱いとシールからはがれなにくくなります。
コツはバラバラにならない程度にナイフを入れて切ります。
(ここは慣れしかないので・・・がんばってください)
手順5
シールにシールを貼り合わせます。
ここが少しややこしい所です、よく見てください。
ヒサゴA4タックシール(再剥離タイプ)の下に、ダイソーのフリーカットシール用紙を貼り合わせます。
シール面(はがすのは)はダイソーのフリーカット用紙です。
イメージ
ヒサゴA4タックシール(再剥離タイプ)
↓
ダイソーのフリーカットシール用紙
コツはダイソーのフリーシールを先にはがして、ヒサゴの再剥離シートを乗せる感じで貼り合わせるとうまく・・・行くはずw
(ヒサゴの再剥離シールははがさないで下さいね。)
ワンポイント
ヒサゴ(以下略)シールの下にダイソー(以下略)シールを貼ることで、切れ目の入ったヒサゴシールはバラバラにならず、再剥離シールとしての機能は活かされます。
ダイソーシールは、切れ目が入ったヒサゴシールをバラバラにしないための保護の役目をする訳です。
解説
おおざっぱに1/4(ハガキサイズ)でいいよ!といった理由は、手帳に挟んで携帯する際にも便利ですが、形を整えるために余分な余白はカットしてしまいます。
作業をよりしやすくするなら、ヒサゴは少し小さく(よりハガキサイズ)ダイソーはよれより大きいサイズだと貼り合わせるときに、ちょっと楽です。
ちょっとオシャレに整えるなら
角を整えてさらにすっきり。
手順6
あとは手帳に予定を貼るだけ。
ポイント
- カテゴリーを色分けする
- 仕事は赤
- プライベートは青とか
など表計算ソフトに1セルを色分けするようにしておけば、予定内容を見なくても色でいち早く視認することも可能です。
「黄色だから家族の行事だな!」といった具合に。
もちろんカテゴリーの分け方は自由ですし、色の分け方もそれぞれ使う方の生活環境にあわせて変えていく必要があります。
かんたん応用例
はじめはちょっと面倒くさいと感じますが(初めての時はマジめんどくさかった)一度作っておけば、応用も簡単にできるので、汎用性はすごぶる高いといえます。
2016年度の手帳で話題の「Pat-mi」にも、エクセルのセル幅を少し変えるだけで対応できます。
という事は、エクセルを触れる人(セル幅の変更が出来る人)なら誰でも簡単に、手帳が変わっても対応版を作れるという事です。
自分でも凄いと思う(笑)
まとめ
シール化するメリットは、自分の環境を書き出す事で「自分は何をしているのか」を見いだす効果があり、シールにカテゴリー毎に色分けしてあるので、1ヶ月単位(マンスリーのばあい)で俯瞰できるので視認しやすいという利点です。
もちろん、ラインマーカーや多色ペンを用いる方法もありますが、予定が変更になった場合に(再剥離シール)を使っているので、変更は容易です。
また、このシールをボクは2ヶ月に1回程度見直しをしているので、仕事や家族の環境変化に十分対応出来ています。
サンプルの手帳はモレスキン(ポケット)にオリジナルカレンダーを自作して貼り付けた手帳。そのフォーマットを利用しているのでサイズはピッタリなのですが、上記応用例を参考にご自身の手帳のサイズに合わせて調整(2〜3のトライ!)してもらえば大丈夫です。
ヒサゴ A4タックシール全面ノーカット(再剥離タイプ)
取り扱いの店舗がすくないのでAmazonリンク貼っておきます。
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