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Ankerの新型モバイルバッテリーPowerBunk10000が凄かった[ガジェット]

公開日: : 最終更新日:2024/05/24 ガジェット

AnkerPowerBunk10000


Ankerから2024年5月にPowerBunkシリーズに新しいモデルが登場!
Ankerといえば、デジタルガジェット大好き人間には欠かせない、スマートフォンなどのデジタル機器をサポートしてくれるアイテムを販売するブランドです。
従来の大手家電メーカーの一歩先を行く、高性能でかつよりカッコイイ製品は、元家電量販店で有名メーカー主義だったボクを趣旨替えさせたのがAnkerです。

AnkerPowerBunk1000(2024年モデル)

3口のUSB端子を搭載


 容量10000mAh、USB-C×2、USB-A×1というスペック。
USB-Cが2口になったのは、時代がUSB-Cにシフトしている結果なのかも?
Android端末のスマートフォンはすでに充電端子はUSBーCが主流で、AppleのiPhoneも2023年秋の発売から長いしがらみのあったlightningからUSB-Cに移行しましたからね。
USB-C端子からの出力は最大22.5Wとスマートフォンなら申し分ないスペックの上に、iPadmini・Air・Proにも対応しているので、スマートフォンとタブレットの2台を同時に持ち歩くひとには、心強い相棒です。
注:公式HPの名称はAnkerPowerBunk(10000mAh,22.5w)と長いため以下PowerBunk1000で統一します。

USBケーブル付きモバイルバッテリー

USB-Cストラップケーブル


 2023年頃からかな?AnkerにAC電源アダプター兼モバイルバッテリーにUSBケーブルが一体化したモデルが出始めました。
先行したのはAnker511PowerBunk、バッテリー容量5000mAhでUSB-Cの出力はひと口ですが、ストラップのように見えるのは本体と一体化したUSB-Cケーブルで、事実上出力はふた口になります。
(実は今1番欲しいのはこのモデル)
このAnkerPowerBunk10000には、一体型ではなく、ストラップ兼USB-Cケーブルが付属しています。

ストラップを良く見ると、カバー部分を指で押さえるとUSB-Cケーブルが取り外せせる仕組みになっていて、本体と同時にケーブルが持ち歩ける仕様。
鞄の中から引っ張り出す(文字通り)時には確かに便利ですが、耐久性への不安も残ります。

約250mmのケーブル


しかし、Anker公式HPによると約10000回の折り曲げにも対応可能ということで、使用頻度にもよりますが、1年や2年でへたるようなことはなさそうですし、もしストラップケーブルがダメになってもモバイルバッテリー本体が使えるのなら、市販のUSBケーブルを代用すればいいので、大きな問題には思えません。
たぶんですが、2年にはさらにいい製品が発売されている・・・はずです。
(市販のケーブルではストラップとしての使用はできません)

USB出力

3口のUSB端子を搭載


 AnkerPowerBunk10000には3つのUSB出力端子が備わっています。
USB-CはIQ充電に対応して、充電対象の機器に応じて最適な急速充電が可能です。
*IQはAnker独自の規格で2014年に発表、Anker製品の魅力のひとつです。
本モバイルバッテリーは22.5wの出力ですが、ここのまでのハイパワーが必要のないスマートウォッチやイヤホンの充電には定電流モードが備わっていて、本体のボタンを2回押すと「定電流モード」がON、さらに2回押すと「定電流モード」がOFFになります。
USB-C端子からの充電はIQによって自動化されていますが、USB-A端子からの充電に対応したモードです。
このボタン、1回押すと本体のバッテリ残量が%表示されるので便利です。

充電・給電テスト

 新しいモデルを購入すると、メーカー発表のスペックとは別に自分でその性能を試して見たくなる悪いクセがあり、2つの使い方を実測してみました。

モバイルモニター

15.6モバイルモニターにも宮殿が可能


 AnkerPowerBunk10000が届いた当日に、タイミングよく?小会議室でモバイルモニターをつかったプレゼンテーションの機会に恵まれて、早速そこで給電テストをしてみました。
当初はMacBook Pro14(M1モデル)から供給する予定でしたが、届いたばかりのAnkerPowerBunk10000がどの程度の時間、モバイルモニターに給電が可能なのかを知りたくて、約90分のプレゼンでテストしたところ25%の消費で済みました。(意外にやるじゃん)

iPhone15Pro


iPhone15のバッテリー残量16%の状態から充電をスタート(USB-C端子・付属ケーブル使用)
40分で80%まで充電ができ、AnkerPowerBunk1000の残量は残63%。
その1時間10分後(累計1時間50分)で100%充電が完了し、AnkerPowerBunk10000側の残量は57%になりました。
Anker公式HPでは、iPhone15への充電は約2回となっていたので、まずまずその通りのスペックと呼べるでしょう。

MacBook12インチモデルにも充電が可能


また、愛用のMacBook12(2016年モデルでACアダプターは29W)でテストしたところ一応充電ランプは点灯したので、お出かけ前に繋いでみたところ、MacBook12バッテリー残量17%の状態から、帰宅(約4時間後)PC本体93%、AnkerPowerBunk10000の残量0でした。

ガジェット愛好家の考察


 現在発売中のMacBook Proは97wのACアダプターを必要としているのAnkerPowerBunk10000の22.5Wでは無理ですが、主にテキストエディターとして愛用しているMacBook12には非常用として十分使えそうとわかったのでテストの価値ありでした。
iPhone15を2回充電が可能なモバイルバッテリーであり、USB-Cケーブルを持ち歩かずに済む点で、とても優秀なモデルです。
価格も3000円前後と、コストパフォーマンスも悪くないので、いま買っておいて損のないモバイルバッテリーといえそうです(2024年5月現在)

AnkerPowerBunk10000

サイズ 縦約114mm/横幅約71mm/厚さ約16mm
重さ 公式HP約200g/実測値214g(ストラップケーブル込み)
バッテリー容量 10000mAh
製品型番 A1257011(ブラック)
Anker公式HPはこちら

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