*

思わず美味しいコーヒーが飲みたくなるTWSBIエコカフェローズゴールド[文具]

公開日: : 最終更新日:2024/06/21 万年筆, 大人の一品

手にすると美味しいコーヒーが飲みたくなるTWSBIの新色、カフェローズゴールド

日本の喫茶店

日本で1番喫茶店の数が多い都道府県は大阪府で、首都東京よりも多いという話を聞いたときはちょっと驚きました。
東京へ遊びに行くと、至る所にスターバックスコーヒーや喫茶室ルノワールにドトールコーヒーなどを目にするので、東京が1番だと思っていましたが、2位が愛知県と僅差ですが東京都は3位という順位になります。

喫茶店の店舗数

1位 大阪府 6768店舗
2位 愛知県 6171店舗
3位 東京都 6121店舗

この店舗数を各都道府県の人口から比率で換算すると、また面白い実状が見えてきます。
20年以上も昔、ラジオからこの話題が流れてきて、人口当たりの喫茶店が1番おおいのは「高知県」と知りました。
ちょうどバイクで四国を一周するタイミングだったので、気を配りながら走っていると、確かに国道・県道沿いには徳島県や愛媛県、そして香川県よりも喫茶店が多くあるように感じました。(主観ですが)
これは、現在でも変わらず、高知県の人口から見て、喫茶店1店舗当たりの人口は831人と全国平均の2146人よりも、喫茶店に恵まれているデータが読み取れます。
(令和3年経済センサス活動調査データ参照)

ただし、喫茶店の店舗数は1980年代移行、減少傾向にあって喫煙場所としての喫茶店は確かに探さないと見つかりにくくなった気がします。
その反面、1996年日本にやってきたスターバックスコーヒーやタリーズコーヒー(1997年)などの「サードプレイス」的な店舗は拡大をして、いまではかつての「純喫茶」は昭和のノスタジーになりつつあります。

現在、喫茶店・カフェはスターバックスコーヒーのような、職場でも家庭でもない第3の居場所として、プライベートを楽しむだけでなく、ビジネスの場として、あるいは仲間と集う場としての空間になっています。

文具ユーザーのサードプレイス


 SNSの投稿を見ると、素敵なカフェでひとりのノート時間を楽しみながら綺麗に飾った自らののノートを公開するユーザーの姿を多く見かけます。
文具ユーザーにとってもカフェは、お気に入りのノートと筆記具と一緒に自分時間を心から楽しむ空間であることは間違いないようです。
 わたしもまた、カフェで自分時間を文房具と一緒に過ごす機会がおおいひとりです。
ただし、もういい年齢なのでノートをデコレーションするセンスも才能もないので、もっぱら原稿を書いたり、調べ物をしたりといった実務的な時間を過ごすのが大半ですが、熱いコーヒーと適度なボリュームのBGMの中、自宅とは違う安らぎのような感覚を覚えます。

TWSBI Eco カフェローズゴールド


 台湾のブランドTWSBIから、そんなコーヒー時間に寄り添ってくれる万年筆TWSBI Eco
カフェローズゴールドが2024年5月24日発売になりました。
キャップと尻軸には、カフェ・オ・レをメージするコーヒーとミルクが優しく混ざり合ったカラーを採用、ペン先とリングにはブラックコーヒーがカップの中で揺れる時に放つ時の輝きにも似たローズゴールドのコーティングが施されています。
TWSBIEcoシリーズはポップな色調やカラースケルトンな配色が多い中で、ちょっぴり大人の時間も楽しむ事ができる1本に仕上がっています。
手に取った瞬間、あっ!近所の喫茶店に行かなきゃ。なんて使命感が湧いてくるような、コーヒー好きの心をくすぐる、罪なTWSBI ECO カフェローズゴールドは、いつものコーヒー時間をより楽しくしてくれそうです。

文具愛好家の考察

 今回のTWSBI Ecoカフェローズゴールドは名前からコンセプトが明確に伝わってくるので、中にいれて使いたいインクは絞られそうです。
運良く、ナガサワ文具センターKobeINK物語の特別限定色「旧居留地カフェブラウン」が最適かなと思いつつも、2023年に発売された同じく特別限定色「チャペルオーク」(神戸松蔭女学院)も捨てがたい、ああフェリシモチョコレートミュージアムとコラボした「ミルクチョコレート」インクも似合いそうと、あれこれ使いたいインクに迷うのも楽しいひとときです。
(でも、ホント迷っています)

ナガサワ文具センターKobeINK物語「チャペルオーク」

TWSBI Ecoカフェローズゴールド

Amazonサイト


関連記事

デスクで活躍プラチナ万年筆のデスクペン[文具]

デスクで活躍プラチナ万年筆のデスクペン 「デスクペン」 机上で使うことを前提につくられた

記事を読む

台湾文具 尚羽堂國際有限公司の万年筆は驚きの大容量!五行星系列鋼筆Jupiterにビックリ![文具]

台湾万年筆の尚羽堂國際有限公司 2018年台南筆展(ペンショー)の取材からすっかり台湾文具の魅力に

記事を読む

ナガサワ文具センターDENの新定番オリジナル万年筆「シルエット」[編集後記]

ナガサワ文具センター新定番万年筆「シルエット」  現在、神戸に本店を構える創業141年を迎える

記事を読む

第3回台南ペンショーで発見!万年筆とそれに纏わるすてきな文具[レポート]

台南ペンショーで発見!万年筆とそれに纏わるすてきな文具 2018年9月東京ではじめてインタ

記事を読む

きょうのペン PILOT CUSTOM74

きょうのペン PILOT CUSTOM74 僕が20年以上、愛用している万年筆。 Pil

記事を読む

カキモリスキン!?は究極ノート#おとなの文具

東京にある文具の有名店「カキモリ」 文具ファンの間では、自分で作るノートブックとして評判なお店

記事を読む

晴れた日は、カメラ片手にコーヒーを飲もう。Nikonレンズタンブラー#大人の一品

Nikonレンズ型タンブラー 知人のSNSで知った,Nikon AF-S NIKKOR 23-

記事を読む

フリクションボールが大嫌いだった僕がはまってしまった3つの理由。

フリクションボール パイロットが消せる筆記用具として開発・発売して大ヒット中のボールペン。

記事を読む

「モバイルバッテリー入門」大人の小道具

スマートフォンをはじめ、いまや手持ちのガジェット(電子小道具)は、常にバッテリー切れの危機に晒(さら

記事を読む

台湾の万年筆TWSBIからまったく新しいスタイルのSWIPEが登場[万年筆]

台湾のTWSBIから新しいインク吸入スタイルの万年筆SWIPEが登場 TWSBIの2021年新モ

記事を読む

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

LAMYSafariのペン先を交換[文具]

LAMYの人気万年筆Safariのペン先を交換する方法  万年筆

明石市立天文科学館のオリジナル文具[文具]

明石市立天文科学館のオリジナル文具 子午線の街明石 子午線の街

日本手帖の会主催・100冊書き比べ総選挙in神戸[レポ]

日本手帖の会主催・100冊書き比べ総選挙in神戸 横浜の市民団体

KawecoのスクラッチペンシルSketchUp5.6[文具]

カヴェコの5.6mmスケッチアップ カヴェコの5.6mm芯ホルダ

話題のコモンプレイスブックを楽しむ為のノートとペン・ジョインドットが発売[文具]

話題のコモンプレイスブックを楽しむ為のノートとペンジョインドットが登場

→もっと見る

PAGE TOP ↑