1本8本分の筆記具!?持っているだけでワクワクするぺんてるのマルチ8[文具]
1本8本分の筆記具!?便利で持っているだけでワクワクする、ぺんてるのマルチ8

かなり以前に購入していて、机の奥に長く眠っていた筆記具ぺんてるの「マルチ8(エイト)」がついに、ペンケースのレギュラーメンバーに昇格する日がやってきました。
1本の軸に8種類の芯が内蔵されたマルチ8は省スペースで収納ができて、多機能として活躍してくれる筆記具です。
レギュラー入りした遅咲きのルーキー「マルチ8」

マルチ8には、その名前のとおり8種類=8色の芯が収納されていて、シンプルに表現すれば、色えんぴつ8色を1本にして持ちある事ができる訳です。
筆記具をじゃらじゃらとたくさん持ち歩きたくない人にはうってつけのモデルですが、物珍しさとカッコよさにつられて勢いで購入したため、自分のニーズに合っていなかった事に気付いたのは購入したあとで、以来6年以上放置されていましたが、芯ホルダーなど黒鉛系筆記具も需要が増えて、マルチ8の魅力を再発見したからかもしれません。
マルチ8のラインナップ
ぺんてるから発売されているマルチ8には2つのモデルが存在します。
1本で8本分の筆記具という欲張りなコンセプトはかわりませんが、筆者がつかっているカラー芯8色モデルと「スーパーマルチ8」という、ボールペン機能(黒・赤・青)が加わったモデルの2種類です。
「スーパーマルチ8」はボールペン3色は増えたために、カラー芯3色が減っていますが、ボールペン機能を優先させたい人にはこのモデルがオススメです。
筆者の場合、油性は三菱鉛筆株式会社の「ジェットストリーム」、水性インク(ゲルインク)はゼブラ株式会社「サラサ」といった好みがあるので、ここは分けて持ち歩きたい思い「マルチ8」を選択しています。
詳しい構成内容は次のとおり。
マルチ8

「マルチ8」には次の8色が購入時に各スロットに入った状態で販売されているために、買ってすぐ8色の恩恵を享受できます。
赤色・緑色・青色・茶色・黄色・橙色・ジアゾノンコピー・PPCノンコピー
よくみると、ジアゾノンなんちゃら?という馴染みのない名前の色がありますが、PPCノンコピーと並んで、コピー機にかけたときに、移り込まない色のカラーが2色含まれています。
一般的な用途で、出番の少ないカラーですが、「マルチ8」が発売された1980年代には需要があったようです。
スーパーマルチ8
スーパーマルチ8には、ボールペン(黒・赤・青)にシャープペンシル(HB)、PPCノンコピー(水色)に加えて、蛍光ピンクと蛍光イエローが1本にまとめられています。
同じマルチ8でも、カラー芯の構成が若干異なります。
但し、替え芯は別途販売されているので、本体軸の表示されている「カラー名」を無視すれば色の交換は可能なので、ボールペンが必要か否かで選んでも問題はありません。
リフィル(替え芯)をカスタマイズ

「マルチ8」と「スーパーマルチ8」では、中の芯色は同じでなく、「マルチ8」では黒芯がありません。
また、逆も同じで「スーパーマルチ8」には「マルチ8」よりもカラー芯の種類は少ない訳です。
どちらのモデルも規格は同じ(2.0mm芯)なので、市販されているぺんてる「マルチ8」「スーパーマルチ8」専用の替え芯を使って自分だけのカラーを組み立ててみることも可能です。
特に「スーパーマルチ8」ユーザーはボールペン機能が入っているために、カラー芯のキャパが限られています。
特に、ノンコピー芯が必要なければ、他の色と交換することで活用の幅が広がるはずです。
ぺんてるの公式サイトによれば、合計17色の替え芯が容易されているので、カラー芯の組み合わせはさらに広がりそうです。
Howto
筆者の使用例はあまり参考になるとは思えないのですが、「マルチ8」がレギュラー入りを果のは、原稿のチェックで推敲(校正)で訂正した箇所(これは赤の細字万年筆か0.28mmのジェットストリームエッジなど)をパソコンの画面で修正入力を完了しました、という印を赤以外の色で書き込む(あるいは囲む)ことで、漏れを防ぐ役割を果たしてくれます。
また、蛍光色のイエローやピンクはマーカーペンの代わりとしても活用できて、持ち歩く筆記具の数を減らすことができます。
さらに、黒芯を加えて絵コンテなどに使います。
また、マインドマップなどを作成する人なら、筆者以上に「マルチ8」の恩恵を受けることができるんじゃないかな?と思います。
文具好きの考察
自宅(書斎)で使う時には、単一モデル(複合筆記具ではない)の方が機能的で、そちらをメインで使っていますが、原稿のチェックは近くのスターバックスコーヒーで行ったり、旅行先では観光案内所でもらった地図に印をつけるときには、1本でマルチに使える筆記具の汎用性は魅力です。
ぺんてるマルチ8
ぺんてるスーパーマルチ8
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