バイブルサイズのシステム手帳を旅行用ウォレットにする[旅文具]
旅の荷物を少なくするシステム手帳ウォレット化計画!?
できる限り手荷物を少なくして、身軽な旅を楽しみたい時にバイブルサイズのシステム手帳をウォレット(財布)として使うと、ノート+財布=1と荷物がひとつ少なくすることができます。
これまで、「身軽な旅」を探し求めてきて得た答えのひとつが、このNotebook with Walletです。
ノートブックにも様々な大きさ(サイズ)があり、携帯性を考えた時に旅のスタイルと合うのは、個人によっても差がありますが、トータル的な利便性を優先すると、システム手帳のバイブルサイズが、今回の条件にぴったり当てはまりました。
バイブルサイズのメリット
システム手帳にいくつかのサイズがあり、超小型M5(ミニ5穴)や、ミニ6穴なども携帯性に優れたモデルですが、バイブルサイズを選んだメリットのひとつが、日本の紙幣(1万円札から1000円紙幣)まで、紙幣も微量に金額で大きさが異なりますが、すべてバイブルサイズに収まります。
そしてもうひとつのメリットは、数あるシステム手帳の中でバイブルサイズがもっとリフィル(オプション)の種類も多いという点です。
キャッシュレス時代
現金に代わって現在では、プリペイドカードがお買い物の主流になり、コンビニエンスストアをはじめ大手スーパーマーケットでは当たり前、さらには交通機関系のSuicaやICOCAなどは乗車券だけけでなく、駅の自動販売機、コンビニエンスストア、レストランまでさまざまな店舗利用できる時代、まさにキャッシュレスの時代となりました。
おそらく、都市部にお住まいの方なら、すでに現金を持ち歩くことが無く生活ができてしまう人もいるかと思います。
しかし、旅行先で日常と同じ条件ですべてがまかなえる訳ではありません、地方に行けば交通系ICカードやWAONやEdyなどの電子マネーに対応していない店舗だってまだまだあります。
そういった時に保険としても現金を持ち歩いていたほうがやっぱり安心です。
カードレス時代
さらに、最近ではプリペイドカードやポイントカードなどもスマートフォンアプリに置き換わっていく傾向にあります。
普段からよく愛用しているカフェ系のカード、スターバックスコーヒーやドトールコーヒー、TULLY’S COFFEEも今ではアプリ化されて、カードを持ち歩かずに決済が可能になっています。
(もちろんこの意外にもたくさん会員制のカードもアプリ化されています)
カードレスすら不要な時代と考えるなら、ウォレット(財布)すらこれまでのように大きなモノでなくてはならない、必然性がなくなります。
システム手帳のオプションを活用する
先にもいったとおり、システム手帳バイブルサイズには豊富な数のリフィル(オプション)が各メーカーから発売されていて、他のサイズにはない大きなアドバンテージになっています。
市販のファスナー付きポケットや、カードホルダーを使えばさらに簡単にシステム手帳のウォレット化が可能になります。
市販のファスナー付きポケットも紙幣を収納するツールとしてとても便利です。
だだ、システム手帳を開いた時に中に現金が見えてしまうのはちょっと!という場合、写真のように黒画用紙をリフィルのサイズに合わせて入れてしまうことで、何かの拍子に現金が見えてしまうハプニングからは解放されます。
バイブルサイズの違い
システム手帳のバイブルサイズはISO規格で穴のピッチやリフィルのサイズは決まっています。
そのため、メーカーが異なっても基本的に使用する事は可能ですが、よりスタイリッシュでスマートさをコンセプトにしたシステム手帳の場合、メモリフィルは問題無いとしても、ファスナー付きポケットリフィルやカードホルダーリフィルの一部がはみ出してしまうケースもあるので、オプションリフィルを選ぶ際はちょっと注意が必要です。
ジャストサイズのウォレットリフィルを自作する
上記で記したとおり、自身が使っているシステム手帳にすべてのリフィルがジャストフィットしない場合にはどうしようか?
そんな場合、ずばり自分で作ってしまえばいいわけです。
作り方はとても簡単なので、気になる方はぜひ一度試してみてください。
バイブルサイズのメモリフィルはISOの規格で縦170mm、横95mmです。
また、2022年現在もっとも大きな紙幣10000円札の大きさは横160mm、縦77mm(約)で、バイブルサイズのリフィルよりも小さい事がわかります。
なので、リフィルを2枚重ねて横と下をマスキングテープで貼るだけで簡単に紙幣を収納するリフィルを作る事ができます、簡単でしょう?
強化版ウォレット
もっとしっかりした紙幣ウォレットにしたいという人は次を参考してもらえればと思います。
材料はなんでもいいのですが、ダイソーなどの100円均一ショップなどで販売している色画用紙が手頃でオススメです。
これも、実は低コストで作れて見てくれもかなりよくなります。
筆者自身、この方法でバイブルサイズのシステム手帳にウォレットとして日常から出張・旅行まで、約1年に以上にわたり使用していますが、いまだに破れたりくたびれた感がありません。
薄くてシンプルなシステム手帳が旅のウォレットに最適です
かつては、なんでもかんでも1冊のシステム手帳に挟み込んでしまおうというコンセプトがあり、ハードカバーの単行本よりもぶ厚くて、まるで鈍器のようなものが重宝された時代もありましたが、最近では薄くてスマートなシステム手帳も人気を集めてして、必要な物だけを集めて使うスタイルも人気です。
*余談、大きなシステム手帳がブームだった時代、リフィルを綴じるリングの大きさ(リング径)は25mm、あるいは30mmといった大型系でしたが、近年でDesignphilのプロッターシリーズは11mmを採用して、スマートさが魅力のモデルが発売されています。また、プロッターシリーズではシステム手帳という呼称ではなく、新しい手帳のカテゴリーとしてレザーバインダーと呼んでいます。
シンプルなまとめ
旅は身軽でシンプルに、このコンセプトで旅行をしてみると、ものが多いときほどさまざまな事に注意が必要になって、よけいな気苦労で旅行中の貴重な時間を消費してしまいます。
バイブルサイズのシステム手帳をウォレット化するメリットは、大切なものをひとつにまとめることで、鞄のなかであれこれ探す労力と無駄な時間からも解放されます。
「Simple is Best」私の好きなことばですw。
Designphil公式サイト
ファスナー付きポケット(バイブルサイズ)
カードホルダー(バイブルサイズ)
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