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明石市立天文科学館のオリジナル文具[文具]

公開日: : KOBE INK 物語, 旅行, 編集後記

明石市立天文科学館のオリジナル文具

子午線の街明石

子午線の街明石市は東経135°上に位置して、それを記念して「明石市立天文科学館」が1960年(昭和35年)にオープンしました。
子午線とは、北と南を結ぶ眼には見えない位置情報で、イギリスのグリニッジを世界標準時として、太陽が頂上に来た際が正午(12:00)とされて、日本ではイギリスから135°東へずれているいます。
地球1周=36°=24時間なので、イギリスのグリニッジを起点にすると135°は(15°=1時間)となり9時間の時差が生じることになります。
現在、日本の標準時とされるこの135°の上に、明石市立天文科学館は建設されました。

明石市立天文科学館オリジナル文房具


 運良く?宇宙天文検定星空博士(3級)を持つボクの所へ、明石市立天文科学館についての執筆依頼が来て、取材でお邪魔しました。
取材記事はまた、後日公開されることになるので、ここでは割愛しますが、取材のあと1階売店で販売している天文科学館土産に嬉しい文具を紹介します。

天文科学館デザインクリップ



 タブレット菓子のようなケースに入ったクリップですが、クリップの形状は明石市立天文科学館のシルエットをデザインしたもので、赤と青の2種類が10個ずつ、計20個が入っています。
クリップ面積は、一般的なクリップとほぼ同じですが1個あたりのサイズは倍近く大きいので、栞のような使い方もできそうです。
このクリップには、ゴールドの明石市立天文科学館のシールが2種類付属しているので、ちょっとしたお得感がもれなく付いてきます。
天文科学館デザインクリップ ¥500−

135まで定規



 見た目はごく普通の定規ですが、子午線の街にちなんで135mmまでしか計れない定規として販売しています。
小さい目の筆箱に入れるのにはちょうどいい塩梅で、ポケットサイズのモレスキンノートブックなどにはジャストな定規といえます。
135まで定規 ¥250-

ポストカード


 明石市立天文科学館にまつわるデザインの絵はがきは1枚50円、自由に5枚組み合わせると200円と50円お得になります。
ボクがチョイスしたのは、プラネタリウムの投影機「カールツァイスイエフ UPP23/3」のポストカード。

局内に子午線が通る郵便局


天文科学館を出て南へ、山陽電気鉄道の人丸前駅を抜けて国道2号線を右へ(西へ)すぐの場所に、明石子午線郵便局があり、窓口から「風景印」で投函をお願いすると、天文科学館と子午線をデザインした消印で送れますし、ハガキ分の切手(2024年10月時点で85円)を貼ってハガキや用紙でお願いすれば、そのまま持って帰えられます。

オリジナ万年筆インク


 明石市立天文科学館で購入できるのは、地元の大手文具店ナガサワ文具センターが作った「KobeINK物語明石コスモブルー135」
青よりも深い青インクは、宇宙空間に吸い込まれてしまいそうなブルーインクで、すぐ隣にある「明石市立文化博物館」の「KobeINK物語明石ミュージアムゴールド」、そして2024年11月に発売される「KobeINK物語ゆほびかブル−」と合わせて明石3部作を構成するインクです。
こちらは購入しわすれても、ナガサワ文具センター各店舗でも購入は可能です。
KobeINK物語明石コスモブルー135 ¥2750+

取材後の備忘録

現役最古のプラネタリウム

 現在日本で稼働しているプラネタリウムは明石市立天文科学館が現役最古として2024年10月24日現在「23513日」を更新しています(これはプラネタリウムの投影ホール内で確認ができます)
プラネタリウムの歴史は、はじめて作られてから2023年で100周年を迎えましたが、ここのプラネタリウムは2024年で64年目を数え、1960年のオープン以来いまも現役で活躍し、訪れる人たちに、夜の星空を魅せてくれています。
*日本最古は、大阪の四つ橋にあった「大阪市立電気科学館」のプラネタリウムでしたが、1989年の閉館と移転を後に現役を引退して現在は新しい「大阪市立科学館」で展示されています。
ちなみに、石市立天文科学館では入館料金700円で1日5回の投影に制限はありません。また、投影中のナレーションは館の職員がそれぞれ担当し肉声で解説を聞けます。
大阪市立科学館は入館料600円、プラネタリウム料金は別途400円になります。
近年、美術館や映画など入館料金が2000円前後が相場の中で、1000円程度で宇宙を楽しめる施設としてはリーズナブルな場だと感じます。


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