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マークスアイデアノートEDiTでつくる原稿用紙ノート[文具]

公開日: : カスタム, 文房具

マークスアイデアノートEDiTでつくる原稿用紙ノート

アイデアノートブックEDiTは2015年マークスから発売された、ヨコ型B5変サイズのノートブックです。

アイデアノートEDiT

アイデアノートEDiT

罫線や方眼スクエアが印刷されたノートブックではなく、ドットが印刷されただけの実にシンプルなフォーマットです。
さらに表紙がハードで、鞄の中に少々乱暴に放り込んでも、中のページが傷みにくく、雑なボクにはうってつけなタフネスさも誇ります。
さらにこのヨコ書きで開花したボクですが、このヨコ型ノートブックは、アイデア(思いつき)をどんどん書き出しす事が、とてもスムーズにできることに気がつきました。
ノートに納められた用紙は70枚、1日1ページアイデアを書き出してもたっぷり2ヶ月は使えます。

2ヶ月で1冊目が終了

2冊目を使い始めようとしたとき、表紙のカバーがまだまだ元気なのに、このまま処分するのは惜しいなと思い、なにか再利用できないものかと・・・。

そこでちょっとした工夫をスパイスにして出来たのが、このオリジナル原稿用紙ノートです。
dsc01428

ここが素晴らしい原稿用紙ノート

  • 携帯性に優れて、中の用紙が傷みにくい。
  • B5サイズはカフェの小さなテーブルでも拡げて筆記・執筆することができる。
  • 電車・飛行機の中でも筆記が可能。
  • B5サイズなので、オリジナルリフィルを作れば、その汎用性は無限大。

これはボクの個人的な事情による事ですが、旅行取材の時には移動中やビジネスホテル、さらにはカフェで原稿の下書きなどをするとき、普及サイズの原稿用紙では大きすぎて、携帯性もいちじるしくありません。
そこで満寿屋のB5サイズ横書き原稿用紙と出会ってから、このスタイルを思いつきました。

リヒトラブのツイストリングノート

dsc_2466
マークスアイデアノートEDiTのようなリングノートは、メーカさん暗黙の了解か?
じつはサイズの規格が同じです。
*リングノートとリヒトラブのツイストリングノートのサイズは同じでした。
(ただし、ルーズリーフとは企画が違うのか?それは使えません)
そこで、リヒトラブから発売されているツイストリングノートのリングをこのアイデアノートEDiTに応用しようとしたわけです。

アイデアノートEDiTのサイズはヨコ書きB5変ですが、リヒトラブのツイストリングノートには、ヨコ型の製品はありません。
でも、B5サイズの縦の辺はB5サイズの1/2、つまりB6サイズになるので、B6ノート用のリングで使えます。
ボクがこの手法を試そうとしたとき、リング単体で「B6サイズリング」の発売がなかったので、リヒトラブのB6サイズのツイストリングノートを購入しました。

HOW TO ORIGINAL NOTEBOOK

STEP1/リングを外す

リングを外す

リングを外す

使い終わったアイデアノートブックEDiTを分解します。
専用工具がリヒトラブさんから販売されているので、これを利用すると簡単にリングを外すことができます。

リングノートリムーバー
dsc_2457

STEP2/穴あけ行程

バラバラに!

バラバラに!

STEP3/原稿用紙に穴を空けます

リングに挟み込むための穴あけ作業

リングに挟み込むための穴あけ作業

穴あけ(パンチ)には、リヒトラブのワンサードパンチというリングノート規格の穴あけパンチを利用します。
B6サイズ(横辺)なら約3回で穴を空ける事ができます。

STEP4/リングにセット

リングに挟み込みます

リングに挟み込みます

B5サイズのリングノートのリングをここで、先ほど外したアイデアノートEDiTの表紙
と裏表紙(カバー)をリングに通してから、穴を空けた原稿用紙を綴じるだけです。

STEP5/サイズ調整

ちょっとはみ出ます

ちょっとはみ出ます

アイデアノートEDiTはB5変サイズで、厳密にはB5ではないので、B5の用紙を綴じると約1cmほどはみ出てしまいます。
このまま使っていいのですが、ちょっと気になる人は、はみ出た部分1cmほどをカットしましょう。
ボクはカッティングツールを使って裁断しています。

カール事務器 裁断機 ディスクカッター DC-200N A4サイズ

裁断機 ディスクカッター

裁断機 ディスクカッター

STEP6/仕上げ

さらに見た目をスッキリさせたい場合には、下隅にカーブを描くカットを入れます。

かど丸PRO

かど丸PRO

かど丸PROを使うと手軽に隅の処理ができて、スッキリします。

完成

完成

dsc01426

原稿用紙なまとめ

今の時代に原稿用紙を使うケースはあまり・・・いや、ほとんどないかもしれません。
でも、街の文具屋さんに行けば、ほぼ必ずと言っていいくらいに原稿用紙は売られています。
2016年IOSTで文房具大賞を受賞した、あたぼう(株)「飾り原稿用紙」を見るように、以外に原稿用紙ユーザーがいるようです。
特に執筆に関わる仕事以外でも、文字枠のある原稿用紙は実に重宝します。
ボク自身は現在「執筆」という作業でお金をもらう仕事していますが、正直に言うと「原稿用紙を使う必然性はありません」
さらに、私の知人ですでに数多くのビジネス書を執筆している作家さんも、原稿用紙は使っていないと聞きました。
ではなぜ原稿用紙がいいのか?
ボクなりの答えは?

  • 手書きのスピードと思考のスピードがシンクロしている
  • 文字枠があり一文字・一文字が明確になる
  • 文章のスタートイメージとゴールのイメージがしやすくなる

マークスアイデアノートEDiTは、ほんとにいいノートブックです。
使い終わったあとも、ひと工夫で原稿用紙ノートに限らず、いろんな使い方が見つかるはずです。
アイデアノート、書き終わったあともアイデアが浮かぶノートブックでした。

マークスアイデアノートの使い方

マークスさんのホームページでは、原稿用紙ノート以外のボクの使い方が紹介されています。
こちらも参考になれば幸いです。マークスWebサイト

今回使用したノート備品

マークス アイデアノートEDiT

リヒトラブ ツイストリングノートB6

リングノート リムーバー

カール事務機 裁断機 ディスクカッター

サンスター文具 かど丸PRO

満寿屋 原稿用紙B5 横書き


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