ホテルファーストキャビンのファーストクラスで快適ホテルライフ[旅]
ファーストキャビンは新スタイルカプセルホテル
ここ数年、東京出張で1番困るのは、ホテルが取れないこと。
サラリーマン時代に東京出張でよく利用していたホテルは当時¥6000−前後で宿泊できたのが、今では¥9000〜¥10000−。
仕事なので決して贅沢はできず(会社の出張規定に定められた金額のため)狭い部屋でベッドだけの空間で寝泊まりしていました。
いまじゃ、それでもホテルが確保できるだけマシ!見たいな感覚に陥りつつありました。
はじめてのカプセルホテル
2015年ボクがライターを勤める「バスとりっぷ」のサイトで、「新しいスタイルのカプセルホテル」の取材を、ということで、このホテルを指名を受け、
実はいままでにカプセルホテルなんて泊まった事がなかったボクでしたから、「なにそれ、面白そう!」って引き受けて、仕事で宿泊したのがはじめのきっかけでした。
カプセルホテル
カプセルホテルのイメージは、昆虫の巣穴に横たう幼虫の寝床のような空間に、身体を潜り込ましてただ眠るだけのための宿泊施設。
もっと言えばSF映画に登場するコールドスリープのカプセルみたいな、そう「エイリアン」でリプリーが眠っていたアレ!です。(あくまでイメージ)
正直に白状すると、あまり清潔感は感じのない、終電に乗り遅れた酔っぱらいのおっさんがしかたなく避難する場所ような認識でした。
(カプセルホテル関係のみなさんごめんなさい)
ファーストキャビン
新しいスタイルのカプセルホテルの新規格?
結論を先に言ってしまうと、上記(かつて)のイメージはまったくなく、ドミトリースタイルの宿「ゲストハウス」「ユースホステル」よりベッド空間は広くて、実にすこぶる快適なホテルでした。
キャビン・客室
客室は「ファーストクラス」「ビジネスクラス」から選べる2つの客室
- 「BUSINESS CALSS CABIN/ビジネスクラスキャビン」
- 「FIRST CLASS CABIN/ファーストクラスキャビン」
BUSINESS CALSS CABIN
よりコンパクトな客室で広さは2.5㎡にベッドがその空間のほとんどを占め、それでも貴重品ボックス・照明・コンセント・TV(32or26インチ)・Wifi環境まで凝縮されたパッケージ。
貴重品ボックス
縦長のスペースにはビジネスバッグやアタッシュケースなどがすっぽり収まるサイズ、ただし大きな旅行バッグやバックパックを入れるのには少しムリがあるので、鍵付きのキャリーバッグなら廊下に荷物スペースがあるのでそちらへ、出しておけば広い空間は確保できます。
さらに、フロントでワイヤーキーの貸し出しを行っているので、盗難防止用バーにくくりつけておけば安心です。(もちろんフロントで荷物は預かってもらえます)
テレビは入口の上
ベッドに寝転びながらテレビが見られる?なんて横着が許されるファーストキャビンの客室です。
音声はコンソールにあるヘッドホン端子につないで楽しめます。このヘッドホンはチェックインの時に申し出てれば無料で貸し出ししています。
初めての利用者には、受付の際に聞いてくれるので、必要な方はフロントでぜひ。もちろん受付のあとからでも貸し出しはしてくれるのでご安心ください。
FIRST CLASS CABIN
120cm幅のセミダブルベッドと隣にはサイドテーブルと荷物を置く事ができる4.4㎡の空間は、ビジネスクラスキャビンの2倍近い広さの客室です。
荷物を広げられるスペースはやっぱり嬉しい。
貴重品はベッドの下のスペースへ、こちらも鍵がかかるので安心して貴重品を入れておく事ができます。
サイドテーブル
コンセント・照明もあるので各電子機器の充電やちょっとしたメモを書いたりもOK
デジタルガジェット系が多いボクにはコンセントはなくてはならない設備のひとつ、ビジネスクラスキャビンにはベッドサイドに2箇所、ファーストクラスキャビンに両サイドに計3箇所のコンセントがあるので、ラップトップパソコンやタブレットはサイドテーブル側、スマートフォンなどはベッド側のコンセント利用すれば、枕元もすっきりします。
セキュリティ
安心のセキュリティは、ビジネスクラスキャビン&ファーストクラスキャビンも共通
チェックインのときに貴重品ボックスのキーとカードを渡されます。
日本のホテルではあまりまだ数が多くありませんが、客室に向かう為にはエレベーターを利用するのですが、1階でエレベータを呼ぶためにはカードセンサーにフロントで渡されたカードーキーをかざさなければ、エレベータにも乗れず、また各フロアの入口にもセンサーがあり、指定のフロアでなければ客室エリアに入ることができない仕組みになっています。
女性にも安心
客室には女性専用フロアが設定されて、そのフロアに入るためにはエレベータ内のセンサーに女性客室のカードキーをかざさないと、そのフロアには止まらないという2重3重のガードが施されていて、これな女性も安心して利用する事ができるはずです。
ファーストキャビンの設備
キャビン・客室アメニティ
バスタオル・フェイスタオル・歯ブラシ・室内着
必要最小限のモノは揃っています、ここれ少し嬉しいのは室内着が浴衣ではなく、上からすっぽりかぶるおおきなTシャツのなので前がはだけて歩きにくい・寝ていてずれるといった事がありません。
浴衣って普段から着慣れていないと(ボクだけ?)すぐに前がはだけてしまって、なんかだらしなく見えてしまうので、このタイプは大歓迎です。
Wifiサービス
客室内は無料で利用できる無線LAN(Wifi)が設備されているので、客室でも自由に利用できます。
フロア事に電波が異なるので、各フロアのIDを選べばOKですが、以外に上下のフロアの電波も強力なので条件がよければ別のフロアのIDでアクセスする事もOKです。
初めての利用の際にはパスワードの入力が必要になります。
ボクはこれで、ラップトップパソコン・ダブレット・スマートフォン3台同時につないで、メールやWEB検索・アプリのアップデート・データの同期までなんなくこなすことができました。
(客室の性格上、深夜にラップトップパソコンのキー操作には配慮が必要です、どうしても必要な場合は1階テーブルを利用できます)
浴室
大きな浴場とシャワールーム&洗面所
旅行中の疲れを癒やすのは「お酒」という人もいるでしょうが、身体も疲れをほぐしてくれるのはなんと言っても「風呂」です。
ビジネスホテルの多くは、バスルームとトイレが一緒になったユニット型。
足を伸ばして湯船につかることはまず出来ませんが、ファーストキャビンには大きな浴室とシャワーブースがあり、夜でも朝でも利用することが出来るのでチェックインしてすぐ、そしてチェックアウトの前にも汗を流してさっぱりして過ごす事ができます。
貴重品ロッカー
客室カードキーや財布など、入浴中にはこちらのロッカーを利用できます。(無料)
洗面所とトイレは各フロア毎に
浴室の洗面所には、ドライヤー・ひげそり・シェービングクリーム・ローション・うがいのための紙コップ・綿棒も用意されていて、ほんとよく揃えてあります。
コインランドリー
洗濯から乾燥までフルコースのコイン式ランドリーが2台設置。長期滞在の人には便利な設備です。
Cafe & BAR 15
ホテルに入るとまず目に飛び込むのは、奧へとつづくBARカウンター。
営業時間は17:00〜26:00とホテルの外へでなくても、というか終電を気にすることなく大人の時間を楽しむ事もできます。
朝はコチラが朝食スペースになります。
朝食メニューは定期的にかわるので、予約の時に確認しておくといいでしょう。
この人にオススメしたいまとめ
利用するメリットは、一般のビジネスホテルより安く利用したい、東京の宿がなかなか確保できない、夜は寝る場所さえ確保できればよい!
そんな人にはぜひオススメです。
ファーストキャビン築地は、立地をはじめ(銀座に近い)リーズナブルな料金はもとより、なにより予約が取りやすいことも大きなメリットといえます。
客室の面からいえば、簡易宿泊所(法的な区分)なので、部屋を鍵でロックすることが出来ないという点を除けば、他のビジネスホテルより優れている部分も多々あります。
利用の目的が、たとえば東京で3〜4泊として、ホテルは夜に戻って眠るだけというのであれば、問題なくこのホテルのメリットとマッチしますし、浴場やBARなどビジネスホテルでもやや上級の設備に近いものがあり、カプセルホテルとのイメージギャップが面白いとさえ感じます。
おひとり様東京出張には、まことありがたいホテルといえます。
ボクも次回の東京出張の折りにはまた利用したい宿のひとつです。
ファーストキャビン築地
住所 〒104-0045 東京都中央区築地2-11-10
電話 03-5148-1130
URL http://first-cabin.jp/locationlist/tsukiji.html
チェックイン・アウト 15:00/10:00
料金
BUSINESS CALSS CABIN 1泊¥6800-
FIRST CLASS CABIN 1泊¥7800-
(ファーストキャビン築地・2016年6月現在)
MAP
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