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話題のコモンプレイスブックを楽しむ為のノートとペン・ジョインドットが発売[文具]

公開日: : 最終更新日:2024/10/04 ノート術, モレスキン, 手帳

話題のコモンプレイスブックを楽しむ為のノートとペンジョインドットが登場

デザインフィルからコモンプレイスブックを楽しむ為のノートとペンが登場

今、文具業界で話題を集めているノート術が「コモンプレイスブック」
あまり耳馴染みのない表現なので、ピンと来るひとは少ないかもしれません、当然筆者も・・・知りませんでした。
ノート術のひとつに数えられるので、「バレットジャーナル」「カーネルメソッド」のようにあるルールが存在しますが、これこれは至って簡単です。
1冊のノートブックに、自由に書きとめたアイデアや情報をジャンル毎(ここではKeyと呼ぶ)に色で分けマークして、あとから振り返りわかりやすいようにまとめるノート術です。
2024年9月、日本でコモンプレイスブックの解説書が発売されましたが、海外ではすでに普及していたようで、ウソかホントか?かのシャーロック・ホームズも事件解決のために活用していたとか・・・、その点はホームズオタクの工藤新一君に話を聞いてみたいところ。
コモンプレイス(common place)とは、英語で「ありふれたこと」「平凡」といった意味を持ち、手帳を使って、特別ではない日常の毎日の中で気付いたことを書き留めて記録する手法です。

デザインフィルの Common Place関連文具

基本的には、ペンとノートがあれば、だれでもいつもで始められます。
極端な話、今使っている手帳でも、最近使っていない手帳の残りを使っても可能です。
カッコから入りたいユーザーには、今回のコモンプレイス用にデザインフィル(ミドリといった方がわかりやすいかな?)から「コモンプレイス用ノートブック」と色分けに使用するペン「ジョインドッツ」が8月29日に発売されました。

コモンプレイス用ノート

コモンプレイス用ノート


 コモンプレイスをはじめる人にわかりやすく仕様にピッタリな工夫を盛り込んだノートで、いつでもどこでも書き始められるように、持ち歩きしやすいA6サイズに。
「Key(設定ジャンル)」を常に確認ができるようにシオリ形状にしたてました。

付属のKey栞


手帳部分は2.5mm幅の方眼罫で、左端に空欄を設け色分けマークがしやすいフォーマット。
さらに、用紙はデザインフィルの定番MDペーパーを採用、筆記具を選ばないタフネスなノートになっています。

また、各ページにインデックスしやすいようにナンバリングがふられているのも心強いところです。

ジョインドッツ

ジョインドッツ


 コモンプレイス作りをサポートしてくれる3色が一体化した連結ペン
ジョインドッツは1本で3本份のカラーペン先を搭載したペンで、古い文具ユーザーには「ロケットペンシル」ようなスタイルです。
コモンプレイスのキモは、Keyと呼ばれるジャンルを色分けするところにあります。

日常に浮かんだアイデアや新しい情報などを自由に書き込んだあとに、ジョインドッツを使って色分けすることで、あとからの検索性が高くなります。

また、コモンプレイス用に開発されたジョインドッツはデザインフィルオリジナルのペン先を採用していて、ペンの角度で細字・中字・太字という3種類のマーカーとしても使えます。
コモンプレイスには、垂直に押すことで丸型のスタンプのように使えるのも魅力です。
ラインナップには、ライトトーン系(ブライト・パステル・ミルキー)それぞれ3色、グレイッシュ系(ダスティ・モカ・ダーク)それぞれ3色合計18色のバリエーションが並びます。

ノートにはKeyの色分けのサンプル付き

まずは3色から始めるもよし、自分に興味があるジャンルやカテゴリーが多くあれば、ジョインドッツを買い足すことで、コモンプレイスの可能性はさらに増えて行きます。

How to Common Place


 筆者は、コモンプレイスについての知識はまったくありませんでしたが、もう何年もあいだモレスキンノートブックに書きとどめきた手法がほぼ、このコモンプレイスノート術でした。

愛用のモレスキンノートブックに、気になった言葉や、話題のフレーズ、読んだ本からの抜粋といったまさに日常のありふれたことを、このノートにずっと書き留めてきました。

ジャンル毎に色分けするだけ


すでにベースはできていたので、あとはKeyを割り当ててジョインドッツで色分けするだけでした。

文具愛好家の考察

思考の整理学

 この手法は自分で思いついたわけではなく、外山滋比古さんの著書「思考の整理学」に”考えが浮かんだら、これを寝かせておかななくてはならない(中略)記録しておく。これが解決法だ”という下りがあり、とにかく書いておいて、あとから必要になったときに、改めて書き出したり追記したりすることで、アイデアをより成熟させるということを実践してきた次第です。
この本が初めて出版されたのは1983年、文庫化され「思考の整理学」として出版されたのが1986年、こんな古い本でもいまも通用することがホントに凄いと思います。
気になった方はぜひ、一読してください。

Amazonサイト 

書籍「コモンプレイスノートの作り方」はコチラ
書籍「思考の整理学」はコチラ

ミドリオンライン (デザインフィル公式サイト)
コモンプレイス関連はコチラ


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