目に優しい用紙NEUEGRAYをロットで買ってみた[文具]
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システム手帳
目に優しい用紙NEUEGRAYをロットで買ってみた
NEUEGRAY
NEUEGRAYは、老舗紙メーカー吉川紙商事が、ゼロベースから開発した、その名前のとおりNEUE(新しい)GRAY(グレー)カラーの紙です。
近年、家庭用の照明機器が蛍光灯からLEDになって、明るく照らす機能が強化されましたが、一般的なノートに使われている「白い」紙は、光の反射が強くなっています。
明るくなってのメリットもあるわけですが、長時間の環境にいると知らず識らずのうちに目が疲れてしまうケースもあります。
このNEUEGRAYが、グレーカラーが持つ本来の反射率に加えて、筆記時の見やすさ、書き心地までスペックに盛り込んだ、現代社会に相応しい紙でもあります。
NEUEGRAYのラインナップ
吉川紙商事では、このNEUEGRAY用紙を採用したノートブックを始め、A4サイズの「プレゼンテーションシート」や、A5サイズのリングノート用リフィル、バイブルサイズのシステム手帳用リフィルなどの製品が、蔦屋書店やナガサワ文具センターの店舗でも販売されています。
このラインナップに不満があるわけではないのですが、普段身につけて使っているマイクロ5(通称えむご)のリフィルというのは発売されていません。
そこで、取材の関係で吉川紙商事にお邪魔した際に、M5サイズにカットしたNEUEGRAYをロットで発注したらどのくらいの枚数になりますか?と相談したところ約5000枚、価格にして約10000円(消費背・送料別)との返事をいただき、無理を承知でお願いしました。
注:市販されている訳ではないので、同じ条件で発注できるかはわかりません。
届いたNEUEGRAY
さすがに届いた現物を見ると、その重量感にびびってしまいましたが、「すごい物を買っちまったなぁ」と実感。
メリット
さすがに安い!他社から発売されているM5サイズのリフィルは1パッケージに30枚〜50枚入って約500円前後と1枚当たり10円ですが、ロットで購入したNEUEGRAYは10000円で5000枚(ざっくり)で1枚当たりの単価は2円と1/5の価格になります。
デメリット
あくまで紙として購入したので、システム手帳用リフィルのように規格にあった穴は空いていませんし、すべて無地という条件です。
システム手帳リフィルにも無地というのはあるので、これはこのあとの苦悩につづきますが、それはひとまず良しとしましょう。
M5用の穴は、アシュフォードからM5専用のパンチ(穴あけ器)が発売されているので、こちらを活用します。
コストを抑えて結果、多少の手間は仕方ないと割り切ります。
無地の用紙の活用法
市販のリフィルでも無地(罫線等の印刷がない)があるように、無地は無地なりに使い方がありますが、箇条書きやTodoなどノン罫線だと、使いづらいよ!とか、クセで真横や上下に等間隔で筆記が難しいボクなどは、罫線付きのフォーマットの方が扱い易いというのが本音です。
さすがに、罫線の印刷まで発注内容に盛り込んでしまうと、コストはさらに高くつきそうなので、ここは手間をおしまず手作業で補う方法を考えます。
市販のスタンプを使う
均一の横罫線については、現在模索中ですが、Todoリスト用のスタンプは文具店で見るけられます。
ただしM5サイズの規格にあわせたスタンプというのは、見たことが無いので、まずはサイズにあうことを前提として探して見ましょう。
Todoスタンプ
こちらは、神戸ナガサワ文具センターのイベントで見つけたTodoスタンプ。
手書きよりもはるかに効率がいいので、以前から愛用しているスタンプですが、M5サイズにするには、上下の空間(余白)ができてしまいます。
これでも、使うことは十分可能ですが、あとひとつ工夫が欲しいと思っていたときに、デザインフィル(ミドリブランド)から日々を彩るスタンプ「Pain table Stamp-時間の記録」というのをつけたので、これと組み合わせるとM5サイズにスタンプを配置してもバランス良く見えます。
文具愛好家の考察
ともあれ、これだけの枚数を抱え込んでしまったので、毎日1枚は消費していきたいと思いながら、新しい使い方の模索も並行して進めていく予定です。
また、吉川紙商事のNEUEGRAYの用紙を試してみたいという方には、サンプルとして提供してもいいかな?と。
Amazonサイト<.h4>
アシュフォードM5パンチはこちら
デザインフィルPaintable Stampはこちら
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