トラベラーズノートとフィルムポケットシール[文具]

トラベラーズノートとフィルムポケットシール[文具]

トラベラーズノート

トラベラーズノートは、2006年にMIDORI（デザインフィル）から発売された、革製のノートカバーで、シンプルな構造と罫線や無地などの多様なリフィル、ファスナー付きやカードケースなどの豊富なオフションが揃ったシステマティックなノートブックです。

リフィルとオプションが揃っていると聞くと「システム手帳」と思ってしまいますが、専用の金具リングはなくて、革製カバーの中心にゴムが張ってあり、そこにノートリフィルを挟み込むだけの至ってシンプルな構造なのが大きな特徴です。

旅のお供にトラベラーズノート

　発売から15年以上が過ぎたトラベラーズノートは、日本だけでなく40を越える国や地域のユーザーに愛されているとあって、コロナ禍以前に訪れた台湾でも熱心なユーザーの姿を見る機会がありました。
筆者自身も、2009年に手にして以来、国内外の旅行には欠かせない相棒として活躍してくれています。

フィルムポケットシール

　今回紹介するのは、トラベラーズノートの豊富なリフィル（オプション）のひとつ「フィルムポケットシール」です。
カンタンに説明すると、四隅に粘着座が張られた透明なシールで、上部にスリットが入っていてここからカード類の出し入れができるといった構造です。
類似商品があまりないというか、筆者自身がトラベラーズノートのリフィルで見つけたこの製品以外を見たことが無いので、かなり特殊？なものかもしれませんが、使ってはじめてみてとても便利なアイテムだと気付かされました。

フィルムポケットシールの使い方

　トラベラーズノートやそのオプションに共通している事は、使い方はユーザーの自由で想像力がそのツールの役目を決めるといったコンセプトを持っています。
この「フィルムポケットシール」も、スリットのついた透明なポケットというだけで、どんなものに貼るか、何を入れるかは自由です。
参考になるかはわかりませが、トラベラーズノート（リフィルノート）に旅の記録を書き、想い出を貼って使う事がおおい筆者は、旅先でもらったショップカードなどは絶好の想い出アイテムで、旅行先から帰宅したのち、旅ノートをまとめる際には必ず添付することにしています。

このショップカード、お店のデータが印刷されている他、裏面（どっちが表かはわかりませんが）には、イラストや地図が描かれている事が多くて、のり付けしてしまうと、どちらかの情報が見えなくなってしまいます。
そんな場合には「フィルムポケットシール」が大活躍！

このポケットにカードを納めておけば、いつでも見たいときに取り出して裏・表どちらの情報も犠牲にすることなく、閲覧することが可能になります。

その他の活用法

　ショップカードだけでなく、普段使いの手帳に「フィルムポケットシール」を貼っておくと、カンタンにポケットを拡張することができます。
なにかの会員証や、クオカードに切手や印紙、あるいは現金をたたんで入れて。いざという時のための保険にしておいても便利です。

文具愛好家の考察

　「フィルムポケットシール」はじめて出会ったときは、活用方法を見いだせずに買ってはいたものの長い間収納ケースの奥でずっと出番を待っていました。
数年後、何冊かの旅ノートをまとめようになって、ようやくその実用性・利便性に気がつき、第一線に登場することになったリフィルです。
「想像力」というものは個人差があり、これを才能と呼んでもいいかもしれませんが、筆者のようにそんな才能がなくても、経験で補うことができると実感した「フィルムポケットシール」です。
こんな製品があると、知っておくだけでも、いつかきっと読者の役立つ日がくるとそう信じてこのBlogを続けております。

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