2018年BEST Buy文具はカキモリInkStandローラーボール[文具]
2018年BEST Buy文具はカキモリInkStandローラーボール
2018年公私にわたり様々な文房具に触れる事ができ、幸せな1年でした。
そんな2018年に新しく購入した中から、ボク視点で1番実用的だった文具を紹介します。
出会いは2018年9月に開催された「第1回東京ペンショー」の会場。
蔵前に店を構える、文具ファンにはお馴染みのお店「カキモリ」のブースにスタイリッシュなブラックボディの筆記具が2種類出展されていたのが、このローラーボールでした。
2種類のもうひとつは万年筆で、こちらも同じスタイリッシュなボディが特長で、じつは同じ筐体のようでした。
ローラーボール
ローラーボールもしくはローラーペンと呼ばれる筆記具には厳密な定義はなく、各メーカーの呼称で分類されるケースが多いようですが、
海外ブランドでは主に水性ボールペン(筆記具)をローラーペン(ローラーボール)を指す傾向にあります。
国内ではローラーボールとは表記されず、単一に水性ボールペンとして呼ばれています。
特長は油性インクにくらべ滑らかな書き心地が特長で、文字のかすれなどがすくなく、軽い筆圧で筆記できるので、ローラーボールとしてでなく「水性ボールペン」として、意識する事なく日常的の使っているユーザーも多いはずです。
カキモリのローラーボールはなにが違う?
ローラーペンはこれまでにMont BlancやLAMYからも発売されていますが、交換用リフィルは各メーカーの専用リフィルが必要になります。
そういった点で、リフィルの入手が困難だったり、コストパフォーマンスの点で劣ったりと書き心地以外でのデメリットがある筆記具でもあります。
カキモリが発売するローラーボールには専用のリフィルはなく、あらかじめ「コンバーター」が付属しています。
「コンバーター」?
つまり、カキモリのローラーボールは万年筆インクを使って書く筆記具というわけです。
万年筆インクが使えるメリット
最近の文具業界での話題は、各メーカーから発売されている様々な色のバリエーションが楽しめる万年筆インク。
神戸ナガサワ文具センター「神戸インク物語」(70色)に始まり、セーラー万年筆の「インク工房」(100色)海外にまで目を向ければ、現在のインクは1000種類以上ともいわれて、マニアでなくても店頭で美しいインクを見つけてしまうと、つい買ってしまいたくる衝動に駆られてしまうのはボクだけではないはず。
部屋に帰るとずらっとインクが並んだ本棚やツールケース、ひょっとして家族に見られないようにこっそり押入の奥にまとめて隠してあるなんていう人もいらっしゃるでしょう。
そんなインクの消費先の受け皿となってくれるのがこのカキモリInkStandローラーボールです。
文具好きな仲間とのコミュニケーションの場(オフ会等)であれば、すべて万年筆での筆記もOKですが、職場ともなると万年筆での筆記に支障が出る場合もあるでしょう。
そんな職場では、見た目はただのボールペンでもインクは万年筆インクとなれば、インクの消費に加速をかける事ができるはずです。
*営業職の人などは特に注意が必要です。
打合せの場でインクが飛び周囲を汚す可能性がある場合はNG、また対外的に相手より自分が上(優位)にイメージされることは御法度、万年筆は高級筆記具の印象がぬぐえないのでこちらもNGです。
こんな人にオススメしたい
・万年筆インクを消費したい人
・チープ感のない書き味がなめらかな筆記具が欲しい人
・立場的に万年筆をつかい辛い環境の人
ボクの場合
旅行ライター兼文具ライターの筆記具事情
基本原稿用紙で原稿を書くボクですが、取材では営業職と同じ立場なのでボールペンを使用します。
とはいえ、ブランド名むき出しのボールペン、筐体がプラスチック製では相手に与える印象も安っぽい印象を与えてしまいます。
高級過ぎてもいけない、チープすぎても失礼、そんな場合にブランドもわかりにくく、しかも高級すぎないカキモリInkStandのローラーペンはまさにぴったりの筆記具にあたります。
我が家にもご多分にもれず、数十本の万年筆インクボトルが幅をきかせています。
色とりどりの万年筆インクはとても美しく書くモチベーションをアップしてくれる楽しいツールですが、実務的には基本色の「ブラック」「ブルー」そして「ブルーブラック」が中心です。
結果的はこの基本色の「ブルーブラック」をカキモリInkStandのローラーペンに入れて使用しているので、カラーバリエーションインク消費には直接影響はありあせんが、ブルーブラックの消費が著しくアップしました。
カキモリInkStandのローラーボールのカラーバリエーションが出たなら、そちらにはボディーカラーに合わせたインクを使って見たいと考えています。
カキモリURL
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