ビジネスにも推し活に使える東京ビッグサイト行きJR高速夜行バス[旅行]
ビジネスにも推し活に使える東京ビッグサイト行きJR高速夜行バスグランドリーム20号
東京ビッグサイト行きJR高速夜行バスグランドリーム20号
東京ビッグサイトは多くのビジネス展示会をはじめコミケなどのイベント会場として、人気を集める場所です。
筆者は毎年、デザインや文房具の展示会の取材でこちらに足を運びますが、コロナ禍があけた2023年から、大阪発東京行きの高速夜行バスが、ここ東京ビッグサイトを経由するルートが誕生しました。
JR大阪駅高速バスターミナル
JR大阪駅の1階にあるバスターミナルから22:10発のグランドリーム20号に乗車。
この 便は神戸三宮が始発で、ここ大阪駅高速バスターミナルが乗車は最後の停留所で、次は東京用賀まで、止まりません。
とはいえ、途中草津サービスエリアに0:15頃、翌朝静岡県の鮎沢パーキングエリアに5:10頃、それぞれ20分程度休憩があります。
車内にはトイレ設備もありますが、多くの人はこの休憩時間を利用してお手洗いに行くようです。バスはこの後、東京用賀、バスタ新宿、東京駅日本橋口を経て国際展示会場、東京ビッグサイトへまいります。
グランドリーム号のクレイドルシート
3人掛けシートの2列側ですが、夜中にウロチョロ?するのでなければ、東京までしっかり個人スペースを確保出来ます。
2人掛けシートといっても隣の座席との間には空間があり、新幹線や在来線のシートのように繋がっていないのがグランドリーム号の特徴です。
また、グランドリーム号のシートは、「クレイドルシート」を採用して、シートを後方にリクライニングすると、「腰」「ふくらはぎ」を支える部分が連動する仕組みになっていて、寝台列車や船の旅のようにフラットな状態にはならなくても、想像以上に快適な座席位置を確保できます。
コンセント事情
近年の高速バスには、スマートフォンの充電に使用できる設備が整っています。
10年ほど前だとACコンセントが主流でしたが、現在はUSB−Aの端子が座席付近に設けられるようになりました。
ただし、それ以上にデジタルデバイスの進化が進み、EU欧州連合では端末の規格をUSB-Cに統一する決定がでました。
すでに、AppleのiPhone15もlightningからUSB-C変わりました。
夜行高速バスを利用して、お手持ちのUSB-C規格のガジェットの充電をする場合には「USB-A→USB-C」のケーブルが必要になります。
その点はご注意を。
東京ビッグサイト
この日は、バスタ新宿で下車する乗客がいなかったため、スムーズに(渋滞もなく)進み、東京ビッグサイトには定刻の8:09より早い7:45に到着でした。
筆者の場合、取材が目的なため会場の時間まで少々時間を費やす必要がありますが、運良く?会場近くには、こよなく愛するスターバックスコーヒービックサイト店があるので、朝食を摂りながら取材の準備をすすめることができました。
大阪から会場応援にかり出された人にはいい時間かも、朝1番の新幹線ではこの時間に東京ビッグサイト会場に到着するは無理なので、うまく使いこなせば、時間も有効に活用できそうです。
アクセス
東京ビッグサイトまで行くためには、東京駅からJR山手線もしくは京浜東北線で有楽町へ。
そこから東京メトロ有楽町線で豊洲駅へ、さらにゆりかもめに乗り換えてようやく東京ビッグサイト駅に到着です。
時間にすれば30分〜40分、上記のルートで交通費は590円(交通系ICをカード利用なら575円)になりますが、この乗り換えをせずに東京ビッグサイトにたどり着けるうえに、JR夜行高速バスグランドリーム20号の場合、東京駅で下車しても、東京ビッグサイトまで乗車しても運賃は同じです。
バスの運賃は時期や早割などで変動しますが、今回の出張では最安値6210円でJR大阪駅から来ることができました。
時間調整に使えるスターバックスコーヒー
夜23:00代に出発する夜行高速バスの場合、出発の時間まで時間調整するお店は数えられます、お酒が好きな方なら「ちょっと軽く1杯」というのもありですが、あまり飲み過ぎるとバスに乗り遅れてしまいそうです。
幸い大阪駅(梅田)周辺には、23時まで営業しているスターバックスコーヒーが数軒あるので、コチラを利用するのがいいでしょう。
今回は、大阪駅高速バスターミナルのすぐ下にあるLUCUA地下2階店で1時間弱、アイスコーヒーでバスの時間まで過ごすことができました。
また、東京ビッグサイトの1階にも朝8時から営業しているスターバックスコーヒービッグサイト店があります。グランドリーム20号は東京ビッグサイトに8:09着なので、イベントの開場まで時間を過ごせて便利です。
旅行ライターの考察
バスとりっぷというサイトで、これまで100本以上の記事を執筆、東京ー大阪間の夜行高速バスを何本も乗車してきた筆者の場合、夜行高速バスの移動はあまり苦になりません。
というのも、学生時代に国鉄の夜行急行の直角座席で旅行していたときは、深夜駅に着く度に「ガッシャン」という音と振動に眠りを妨げられてきましたが、夜行高速バスの場合振動はありますが、ある程度リズミカルなので鉄道のような振動はありません。
その経験があると、夜行高速バスなんてホントに快適な移動と感じています。
すべての人が、そうだとはいえませんが、機会があれば夜行高速バスも移動手段のひとつに加えてみてはいかがですか。
このグランドリーム20号東京ビッグサイト行きなら、開催されるさまざまイベントに直行できるので、早朝大阪から新幹線を乗り継ぐよりも経済的です、その分「推し」に課金できるかも?
関連記事
-
2016年 奈良~東大寺・氷室神社〜サクラ咲く[旅]
奈良・東大寺〜氷室神社のサクラ旅2016 すっかり春の陽気に街が包まれた3月末。 奈良公
-
とにかく小型のカメラリュック VANGUARD 2Go46で撮影機動力をアップする[旅]
小型のカメラリュック VANGUARD 2Go46 VANGUARD 2Go46[/captio
-
STARBUCKSCOFFEE出雲大社店でご縁づくり?
スターバックス出雲大社店 は島根県2号店として今年オープンしたばかりの店舗。 しかもスター
-
はじめての台湾2015〜MRT地下鉄活用術〜[旅]
MRT地下鉄活用術で台湾通になる! 台北車站[/caption] 2015年11月ボクにと
-
カメラバッグを意識させない?キリッと締まったブラックフェイスのVSGO Black Snipeを買ってみた[旅]
カメラバッグらしさを押しつけないカメラバッグVSGO Black Snipe Face
-
一澤信三郎帆布のトートバッグひとつで旅をする[旅]
一澤信三郎帆布のトートバッグひとつで旅をする 旅行をもっと身軽に楽しみたいというコンセプトで
-
大人の湯治 酸ヶ湯温泉編
湯治という言葉を聞いて、ぱっとイメージできる人は、どのくらいいるのかな? 僕の数多い旅仲間でも
-
はじめてでも迷わない小豆島の遊び方・食べる編[旅]
おいしい小豆島の食べ方 小豆島はうどん県・讃岐うどん 忘れてはいけません、小豆島は香川県です。 香川
-
万年筆の日 万年筆との出会い方・旅行編[文具]
万年筆の日 旅と万年筆 9月23日は万年筆の日 西暦1809年9月23日、イ
-
いざという時、旅にも災害時にも役立つ、マイアメニティモジュール!
先日石川県のビジネスホテルに宿泊してビックリしました。 なんと、歯ブラシ・歯磨き粉・ひげそり(